2/10 真冬のクラシック2016 第3夜 「ユーフォルビア」さん | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ユーフォルビアの皆さん
フルート:市橋靖子さん
ピアノ:川崎祥子さん(本日は会場の都合上電子ピアノ)
マリンバ、パーカッション:本間美恵子さん

真冬のクラシック2016の第3夜。
市橋さんと川崎さんは日曜日に続いての連荘になります(笑)。

開場18:30に対してちょいと早めに18時ちょい過ぎくらいに会場に到着すると、なんと既に開場待ちの列ができていました。
私も迷わず列に並び開場を待ちますが、その間にもどんどん列は長くなりました。
さすがの人気ですね。最終的には立ち見のお客さんもたくさんの大盛況の公演となりました。

開場後、さすがに今日は前列は無理かな...と思ったのですが、それでも確認すると空いていました。ラッキーと思いつつ席を確保です。
※ただ、このシリーズは基本的に写真撮影可ということもあり、私もなるべく前列を確保しているのですが、今日は最前列で撮ったにもかかわらず、光の加減や私のヘボヘボ加減でほとんどボケボケで、泣きたくなりました(涙)。

肝心の公演ですが、

まさに「プロのエンターテイナーの公演」

ですね。

もちろん演奏の技術はもちろんですが、観客を楽しませる公演の演出、トーク、そして3人のチームワーク、と本当にお見事でした。

登場もちんどん屋風(なんて書くと失礼ですが)に客席間をねり歩きながら登場し、掴みはばっちりですし、(途中、市橋さんはなつかしの人にたくさん会ったらしく、歓声が上がっているのもいい雰囲気ですね)。

途中に本間さんのマリンバでのチャルダッシュはものすごい迫力でしたし、

プログラムになかった川崎さんのお得意の即興演奏では、謎かけの「ねづっち」よろしく会場から御題をもらったら、意表をついてのクラシックの名曲「子犬のワルツ」(笑)、ということでしたが、そこはトークで和ませつつ、川崎さんなりの見事な子犬が飛び跳ねる様子をイメージさせる曲が見事に演奏されました。

JAZZなどで即興演奏が入るのは普通ですが、明確なお題を持った即興演奏というのもなかなか目にすることはないですよね。

もちろん、市橋さんのフルートもお見事ですし、トークもお手の物というか本当に楽しいです。

また、ラス前くらいでちょっと予定より時間があまったらしいのですが、市橋さんが本間さんにトークをムチャぶりするような場面もあったのですが、そんな中でも本間さんはあわてず、マレットだったりカホンの説明等でうまくつなぎます。

この辺なんかは見事なチームワーク(笑)というか、今までの経験値というか、この程度のトラブルはこの3人にとってはトラブルのうちに入らないだろうな~、なんてことも思いました。

最後の方は本間さんのカホンのものすごい熱演もあり、観客も大拍手で盛り上がり、アンコールの蒲田行進曲で大団円となりました。

楽しい公演になるだろうな~、というのは予想はしていましたが、予想以上の楽しい公演でした。

真冬のクラシックもいよいよ次週で最終回ですね。
クラリネット、筝、ピアノという個性的な編成のユニットの「SHIMOHONCHO QUARTET」です。
こちらも楽しみにしたいと思います。

(メディアシップ 20F そらの広場 無料)

9割以上がボケボケでなんとか試行錯誤しながら撮影したなかで、数少ないそこそこ見れる写真を何枚か(汗)。