ハープ:グザヴィエ・ドゥ・メストレさん
チラシには「ハープの帝王」との謳われていたメストレさんの公演です。
世界的な演奏者の公演ですが、この公演はN-PAC会員割引で2000円と非常にお得ということで、行ってきました。席も前から2列目を確保しました。
正直言えば、ハープというと「女性が演奏して」、「音もなんだか優しい感じ」というイメージが強いですけど、その先入観を吹き飛ばすような演奏ですね。非常に迫力もありますし、力強い演奏でした。
また、ハープは「弦だけでなく足でペダルもいろいろ操作する」というのは2年前の山宮さんのリサイタルの時に知って驚いたのですが、
今回は前から2列目ということもあり、曲によってですけどペダルを忙しく操作するところも結構みれて、その辺は手とか指の優雅な動きとは対照的な感じがしました。
もちろん、優しい音色も素晴らしいですけど、あたかもギターの音色を聞いているようなそんな気分にさせられるところもあったのですが、
アンコールにちょっと前のパクキュヒさんの公演でも演奏された「アルハンブラの思い出」やらないかな~、ハープでのトレモロも聞いてみたいな~、
なんて思っていたら、最後の最後、アンコールの2曲目に本当にアルハンブラの思い出が演奏されたのは本当にびっくりしました(笑)。
ハープをじっくり聴く機会はなかなかありませんが、素晴らしい演奏に満足しました。
ただ、続くときには続くもので、今月、来月と、さらにハープの山宮るり子さんの演奏が
11/14 新潟室内合奏団との共演
12/11 山本真希さんとの共演
でありますね。まあ、今回のメストレさんとの聴き比べなんてできるとも思いませんが(汗)、
こちらも楽しみにしたいと思います。
(りゅ~とぴあ N-PAC会員価格 2000円)