8/15,16 APRICOT&劇団ひまわり 合同特別公演「赤毛のアン」 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

毎年恒例のアプリコットの公演ですが、今年は「劇団ひまわり」との合同特別公演なんですね。
また、今回は一部の配役に大人も加わっているのですね。

で、私は以下の2回観てきました。

8/15 18:30公演
 オールキッズ公演で全員ジュニアによる公演。

8/16 13:30公演
 ゲスト:日向薫さん、福島靖夫さん
 を始めとして、一部の配役に大人が担当。

まずは、元々公演予定が発表になったときに、やっぱり個人的にはオールキッズの公演はぜひ観たいということで早々に前売り券を確保しました。

■まずは8/15のオールキッズの公演。

とりあえず自分では余裕をもって開場25分くらい前にりゅ~とぴあについたつもりだったのですが、既に長い行列。さらに開場までその列はどんどん長くなる一方でしたね。
さすがに前売りが完売になっているだけのことはあります。

開場して劇場に入りましたが、まずは自分の希望通り、中央付近やや後ろ目の席を確保。
やっぱり、いわゆる役名がなく、言葉はわるいですが「その他大勢のみなさん」
(プログラム上は「アンサンブル」と表現されていましたけど)のフォーメーションとか全体の動きを確認したかったんですよね。

開演前には当然のことながら超満員でした。本当に1つの空席もない、というような状況でした。

で、実際の公演ですが、


やっぱり、素晴らしいですね。
ジュニアの皆さんの一生懸命のパフォーマンスに見とれていました。

正直、サプライズ的な要素はほとんどないですし、ストーリーもそんなに波乱万丈の物語があるわけではないですし、どこが良かった?と具体的に説明しろ、といわれると、

「う~ん、全部良かった、とにかく良かった。」

としか答えられないような感じではありますが、
とにかく感動させていただきました。

ただ、唯一、残念というか心残りだったのが、私の座席からは皆さんの表情や細かい動きが把握しきれなかったということ。

今回は全体のフォーメーションを見るのを優先して、後ろ目の席を確保したので仕方のないことではありますが、演技者の皆さん(中でもやっぱり主役のアンのお二人)が、あまりにも生き生きと、キラッキラと輝いており、
ぜひもう一度、今度は前の方の席で表情等も見たいな~、ともう1回観ることを決意しました。

■8/16 13:30の公演

前日のうちにネットでチケットを無事確保し、りゅ~とぴあへ。ただ、今回は「ぜひ前の方で観たい」というこだわりもあるため、早めに並びはじめます。開場45分前(開演1時間以上前)くらいには列に並びました。

正直、開場待ちでこれだけ早くに並んだのは自分の新記録だと思います(笑)。
ただ、それでも私の前にはさらに40~50人程度はいたと思います。

入場し、無事前から3列目の通路よりの席を確保。長い時間待った甲斐があるというものです。

やっぱり見た感じというか受ける印象が全然違いますね。
アンサンブルの皆さんのそれぞれの表情等もアクションも、そして歌声もそれぞれの声が識別できるような感じがしますね。

1回目とはまた違った感動をいただきました。

■いろいろと雑感


当然ではありますが、主役の「アン」のお二人。
表情、アクション、やっぱり本当に素晴らしい。特に個人的には1幕のアンがおばさんに一気にまくしたてるところは、この公演の最大の見せ場ではないかと。


オールキッズ公演は、マリラ役とマシュー役のお二人を始めとして、このキッズ公演の1回のみの演技となる人が多いし、おそらく、ゲストの一流の役者さんと同じ役をやるということで良い経験になると同時にものすごいプレッシャーにもなったのではないかな?
と思いますが、皆さん、本当に素晴らしい演技でした。

席が遠かったので見間違っているかもしれませんが、マリラ役の子は最後、涙もみせていましたね。


もちろん、大人の演技はさすがですね。
日向薫さん、福島靖夫さんの落ち着きっぷりはお見事ですね。特に日向さんの歌と、福島さんのなんともいえない枯れた感じがすごいです。


アンサンブルの皆さん。
アクション、歌、等々、息のあった素晴らしい演技です。全体であれだけのものをつくりだすのは素晴らしいですね。

・全体のストーリー説明などの黒子的な役目だったりもしつつ、
・森だったり小川だったり、背景的な役割をしたり、
・部屋の形とか、倉庫の扉など、大道具的な役割をしたり、
・さらには学校の生徒など、普通の人間としての役割をしたり、

さまざまなことを演じ分けているというのもすごいな~、という感じがしましたね。

表情も、飛び切りの笑顔だったり、無機質な表情だったり、細かいところまで気を配られていました。

「アンサンブル」の皆さんは人数も多いですけれども、一人ひとりが本当に一生懸命演じているな~、というのが伝わってきました。


音楽担当の皆さん
フルート:丸太悠太さん
チェロ:渋谷陽子さん
ピアノ:野瀬珠美さん

ポジティブオルガン?:エンジェル役の子が演技と兼務していましたね。

なんというかバックミュージック的な演奏だけでなく、効果音的なもの(個人的には船をこぐときのチェロの音が非常に印象的)
までリアルタイムであわせるというのは本当に大変だと思いますが、見事に公演を盛り上げていました。さすがです。

また、オルガンの演奏のオルガン演奏しつつ、歌もちゃんと歌っているのですね。
そんなのもすごいな~、です。

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いろいろ書きましたけど、本当によかったですし、感動をいただきました。
次回公演からは最初から2回観るつもりで前売り段階でチケットを確保しようと思いました。

本当にりゅ~とぴあでの、
ジュニア合唱、ジュニアオケ、ジュニア邦楽、そして、アプリコット。
本当に新潟の宝だと思います。

(りゅ~とぴあ 劇場)
 8/15 オールキッズ公演 600円(N-PAC会員割引)
 8/16 通常公演     1100円(N-PAC会員割引)