ピアノ：小黒亜紀さん
ヤマハさんのグランドピアノサロンで行われるサロンコンサートです。
この公演の開催をWebで知ったのが約１ヶ月前。
会場も小さいですが、ヤマハのお客さんが優先されるべきでしょうし、、、
なんてことも思いましたが、
やっぱり小黒さんのピアノが聴きたいし、
特にプログラムに「英雄ポロネーズ」があることを知り、
この曲は２年前に小黒さんの演奏を始めて聴いて「お～っ」と衝撃を受け、
ぜひまた聴きたいと思っており、かつ、今年２月のコンチェルトさんのインストアライブでは聞き逃してしまうということをやってしまっていたこともあり、
「今度こそぜひ聴きたい！！」と思って、申し込んでしまいました。
案の定、会場は３０名くらいのサロンだったのですけど、
お子様１２～３名くらい、その父兄と見られるみなさん１５名くらい、
おっさん３名くらい（私はその中の１人）。
という状態（汗）、
せめてということで最後列に座りますけど、他の席の椅子は丸椅子なのに対して
最後列の椅子がサロンというだけあってよい椅子で、
本当に気が引けてしまいますね（汗）。
満員の中、小黒さん登場。
小規模な公演ですが、衣装もばっちりのドレスです。
挨拶、トークも周りのお子様たちをよく見渡しながら、なんだかとってもよい雰囲気ですね。
（実際に先生でもあるわけですが）、優しいピアノの先生というか笑顔の素敵なピアノのお姉さんというか、ほんわかした感じがとても魅力的ですね。
ただ、演奏が始まってしまえば、
本当に毎回感じることですけど、
英雄ポロネーズだったり、ファウストワルツのような迫力満点の演奏と、
月の光のように、本当にうっとり綺麗な演奏と、
アンコールで演奏したトルコ行進曲（ジャズ風編曲）のように、スピード感あふれるような演奏と、
演奏をしていないときとのギャップが激しく、すごい演奏ですね。
圧倒されてしまいます。
私が申し込みをした影響で参加できなかった人（特にお子様）もいると思うと非常に申し訳ないと思いつつ、やっぱりこんな演奏を聴ける誘惑には勝てません（笑）。
ちょっとひねくれているかもしれませんが、せめてお子様連れなしの一般客（私みたいな客）からは、入場料を徴収してくれれば、後ろめたさも少しは和らぐのにな～、とは思ってしまいました（汗）。
それにしても、小黒さんはりゅ～とぴあのアウトリーチだったり、中央高校の非常勤だったり、もちろん今回のようなご自身の演奏会だったりと、最近のご活躍ぶりはすごいですね。なんだか活躍しすぎて心配になるくらいですけど、ムリせずにがんばって欲しいですね。
ただ、あとはなんどでも書いてしまいますが、いつか、どこかで小黒さんのピアノ協奏曲をぜひ聴きたいな、と。これはず～っと待ち続けたいと思います。
（ヤマハ グランドピアノサロン 無料：ただし事前申込み）