近代童話劇シリーズと名づけられた第1弾「箱入り娘」です。
いつもの劇場での公演ではなく、スタジオB。
個人的には間近にみることができるスタジオBの公演は好きですね。
また、スタジオBということで1回の公演が100名前後ということで、
その分開催回数が多くなっていますね(最終が8月1日で計11回)。
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開場5分前くらいにスタジオBに到着。
ただ、入場はチケットに入場順が記されていますのでそれにしたがっての入場です。
私は40番でしたが、最前列を確保です。
最終的にはこの日のチケットは完売ということで当然のことながら満席でしたね。
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内容に関してはまだまだ公演が続きますので、細かいところは控えますが、
Noism1では今までになかなかない雰囲気の作品だとは思います。
(まあ、私はNoism1の作品を観るようになってからまだそんなに期間も経っていませんが)。
アフタートークで金森さんがちょっとおっしゃられていましたが、
Noismは「舞踊」でも「演劇」でもないといっており、固定観念にとらわれない団体だとは思いますが、
その中でも今回は原作もバルトークの「かかし王子」となっていますし「演劇」に近い作品となっていますね。
各メンバに明確な「役」がついていますし(パンフレットにも記載があります)。
「シリアス」と「コメディ」だったら、「コメディ」。
「抽象的」と「具体的」だったら「具体的」。
という感じでしょうか。
オープニングの奇抜なアイデアも含めて「笑い」が結構含まれていますし、
それ以外でも映像が効果的に使われていたりしますね。
もちろん作品ごとに雰囲気が違っていると作品ごとに好みが分かれるところがあるとは思いますが、
いろいろな感想を持たれるのもNoismのよさの一つかな、とは思いますね。
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また本作品は金森さんも言っていましたが
「子供さんにも観て欲しい」とのことですし、それを意識して作成されたとのことです。
今回の「箱入り娘」は小学生の限定公演も7/26に予定されていますし、
その公演は事前申込み制(無料)となっています。
詳細はこちらのページで確認してください。
先着となっていますので、お早めに。
私も購入したプログラムの内容や原作の内容などをもうちょっと確認して、
もう1回観にいこうかな、とか思っています。
(スタジオB 前売り N-Pac会員価格 3600円)