06/13 新潟室内合奏団 第69回演奏会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

指揮:高橋裕之さん
演奏:新潟室内合奏団さん

この日のプログラムはベートーヴェンの交響曲2番と3番。
結構特徴的というか、チャレンジしているプログラムだと思うのですがそういうのも新潟室内さんらしいですね。

ただ、私は今回は予習で事前にちょろっと聴いておくとかそういうことを全くしていきませんでした。
というのも、2番はわかんないというか聞き覚えのない曲かもしれませんが、3番は曲名も「英雄」ということで有名だし、聴けば「あ~この曲か」的な感じでわかるのでは?
なんて思っていたのですが....いざ聴いてみたら全然記憶になかったですね。

なんだか情けなし(汗)。

ただ、全然わかんない曲ではありましたけど、
指揮者の高橋さんは動作もきびきびしていて、見ていて楽しいですし、
それに引っ張られるように演奏も非常に生き生きとした感じが伝わってきて「すごいな~」「かっこいいな~」
なんて思って聴いていました。

また、パンフレットに各楽器が活躍するところなどを具体的に記載してくれていたこともあり、
予備知識のない私でも「お~この部分か」なんて確かめながら聴くことができたのも楽しかったですね。

特に、2番の
・小鳥の鳴き声のようなフルート
・オーボエが奏でる田園風景を思わせる主題

3番の
・信号ラッパだったホルンの三重奏
・第2変奏を今回はソロで
・ポーコ・アンダンテはオーボエによって始まる

などは結構印象に残りましたね。

ただ「第2変奏を今回はソロで演奏」というのは、本来というか普通の演奏を知っていればもっと今回の違いがわかったのかな~、
なんてことも思いました。

また、プログラムには具体的に特に記載はありませんでしたけど、
ティンパニはさすがの大迫力だな~、なんて思っていたのですが、演奏後、高橋さんが各パートの皆さんを称えていった際にはティンパニ福田さんには一段と大きな拍手が起きていましたね。

新潟室内合奏団さんはオーケストラとしては小規模な編成ではあると思いますが、
そんなことは全然感じさせない素晴らしい演奏でした。

秋の公演も非常に楽しみです。

(音楽文化会館 前売り 1000円)

1点だけ本当にしょうもないことなのですが気になったことが...

今回、トランペットがお二人だったのですが、
なぜだか、このお二人だけちょっと離れているというか、ちょっと離れ小島的な感じの配置になっているように見えたのですが、

これって、
・私の気のせい
・音響効果を意識してのもの
・基本的に後方の皆さんは階段状というか、1段高いところに位置しますけど、その台座の配置の都合上そうなった。

とか考えたのですが、実際はどうなんでしょうね(笑)。