05/10 ラフォルジュルネ新潟 公演番号322 井上さん佐々木さん有吉さん | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

~恋する作曲家たち ベートーヴェンとブラームスによる愛の三重奏~

ヴァイオリン:井上静香さん
チェロ;佐々木繭望さん
ピアノ:有吉亮治さん

小澤邸での井上さんのソロのあと、りゅ~とぴあに移動する途中、
古町どんどんで山菜のてんぷらや玉こんにゃくなどをつまみぐいしつつ、さらには地元アイドルグループのRYUTistさんのライブをみながら、徒歩で移動し、ちょうど開場時間くらいにりゅ~とぴあに到着。

今回は指定席。
1階6列目。3名のど正面の席です。
さすがに初日にチケットを確保しただけあって、文句なし(笑)。

席についてしばらく待っていると、小澤邸の公演にもいらした作曲家の竹内邦光さんもいらっしゃっていましたね。
また、隣の御婦人たちも話を聴いていると井上さんの公演のハシゴですね。

やっぱり地元ということもあるのでしょうけど、なかなかの人気ですね。

3人が登場し、まずはブラームスのピアノトリオの1番。

当然といえば当然なのですが、やっぱり小澤邸の狭い空間の迫力ある音とはまた違った感覚ですね。
これもまたよいです。

それぞれの楽器が本当によく調和して一体となって聴こえてきます。
室内楽のよさをじっくり堪能させていただきました。

また、3人の演奏スタイルも個性的で魅力的です。

井上さんはやっぱりクールな感じがしますし、
佐々木さんは熱い情熱を見せ付けるような演奏をしますし、
有吉さんはなんというか非常に表情そして、身体の動きも豊かですね。ただ、動きは大きくても決してあまり前にはですぎないというか、音の響きは優しい感じがしました。

ソロとは違ったまたよい音楽を聞かせていただきました。

次はベートーヴェンの「街の歌」から第2楽章。
時間の関係なんでしょうけど、やっぱり全曲通して聴きたかったな~、とは思ってしまいますが、それはまあしょうがないですね。

終演後も拍手がなかなかなりやまず、3人ともに何度もステージに登場し、
挨拶を繰り返していました。

偉大な作曲家2名の愛の三重奏、聴き応えありました。

ちなみに有吉さんの譜めくりは品田さんが担当されていました。
去年に引き続き2年連続ですね。

(りゅ~とぴあ 劇場 前売り 1500円)

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終演後、しばしりゅ~とぴあをぶらついていたら(この時間帯は交流ステージもなし)、
出番を終えた井上さんと佐々木さんを発見。

お二人もと大きな荷物(楽器)も持っているし、ちょっと迷惑かなと思いつつ、思い切ってお声がけして写真をお願いしたところ、快くOKをいただきました。
うれし~。

縦、横で1枚ずつ。
でも、家でパソコンで確認するまで写真がボケボケでありませんように~...
と本当に祈りました(笑)。




井上静香さんはこのラフォルジュルネで2公演聴かせていただきましたが、本当に大満足でございます。ただ、唯一残念だったのはサイン会が実施されなかったことかな~...
何名かのアーティストはサイン会が開催されたのですが。

まあ、井上さんはCDもまだ発売されていないはずなので仕方ないかな、とは思いますが、ぜひCDも発売して欲しいですね。個人的には室内楽や協奏曲もよいですけど、第1弾としてはやっぱり今回の小澤邸での公演みたいに無伴奏曲集なんていいな~。。。(笑)。