05/05 クラシックストリートその7 SHIMOHONCHOカルテットさん | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

筝:奥村京子さん
ピアノ:山際規子さん
クラリネット:高橋正紀さん
クラリネット:高橋光江さん

いよいよクラシックストリートも最後の公演です。
スタジオAに20分前くらいに到着し、最後の調整をされているところを眺めつつ、開演を待ちます。

それにしても、SHIMOHONCHOカルテット の皆さんは直前の公演から1時間で、
前の会場の撤収→移動(特に筝もあるし)→準備 まで。

この辺もご本人たちも大変だったとは思いますが、
各会場のボランティアさん等の協力がなければできないことだと思いますね。

ユニット名の由来も含めて親しみやすい高橋さんの司会で公演が始まりました。

おそらく、この編成は日本(というか世界)でも、このユニットだけではないかと思うのですが、そういった編成の面白さ、珍しさもあるのですが、それだけではなく、
そこから生まれる音楽もとても聴き応えがある、楽しいものになっていました。

今回の公演曲はすべてアレンジも高橋さんが行っているそうです。
また、トークでも「よいものになったと思う」と自画自賛されていました(笑)。

1曲目はカルメンだったのですが、メロディ自体は聴きなじみのあるものですが、
ところどころ(特に筝が活躍するところなど)「お~、そう来たか」的にちょっとニヤリとしてしまう楽しみもありましたね。
その辺は、さすがに各楽器のよさをうまく引き出されているアレンジだったと思います。

2曲目はプーランク。
正直私は原曲を全くしらないのですが、各楽器がとても生き生きとしている演奏だったと思います。
それにしても、この曲に関しては原曲がピアノの連弾の曲というのは全く想像できませんね。
もう、このユニットのオリジナル曲って言ってしまってもよいくらいでは(笑)、なんて思ってしまいました。

当然のようにアンコール、、、、だったのですが、
ここで飛び道具とでもいいましょうか、ピアノの山際さんがマイクを持って「見上げてごらん夜の星を」。

山際さんの美しくもはかなげな歌声もよかったですが、
クラリネット2本と筝を伴奏にして歌う、、、というのも不思議ではありますが、よかったですね。

本当にこのユニットでしかできない音楽というものを楽しまさせていただきました。

(スタジオA 19:30 開始)

※写真は完全に忘れていました(汗)。