デュオメルツのお二人
フルート:小笠原直子さん
クラリネット:久保田景子さん
にゲスト
ピアノ:品田真彦さん
お二人の演奏は今までも何度か聴いたことはありますが、
インストアライブだったり、真夏のクラシックなどオープンなスペースでのイベントが多く、
お二人が主催される正式な公演としては初めてですね。
また、そこに今日はピアノの品田さんも参加されるということで、
非常に楽しみにしていました。
前から2列目に着席して、開演を待ちます。
今までのお二人の公演はトーク等も交えて明るい雰囲気のものが多いですが、
前半は、それぞれのソロ演奏で本格的な内容でしたね。
小笠原さん
・フォーレ:ファンタジー
・ドビュッシー:シランクス(無伴奏)
・ライネッケ:フルート協奏曲ニ長調
久保田さん
・ヴィドール:序奏とロンド
・サンサーンス:ソナタ変ホ長調
と、盛りだくさんでした。
普段のオープンな場所での公演に比べると、ちょっと表情等も固めかな~、
という印象も受けましたが、演奏は非常に素晴らしいものだったと思います。
後半は、「メルツ」としてのデュオでの演奏および品田さんも交えてのトリオ。
前半とは変わって、久保田さん、小笠原さんのトークを交えつつ、
和やかな雰囲気での進行。
各演奏後もお二人で顔を見合わせてほっとした表情も見せる等、
かなりリラックスした感じで進められました。
私個人としては、こういう雰囲気は大好きです(笑)。
演奏は、もうお二人の公演時には結構定番とも言える「ドルフ」さんの曲ですが、
安心感がありますし、
品田さんを交えてのトリオもなかなか技巧的に大変な曲のようですけど、
演奏していて汗が光るほどの熱演でしたし、
なかなか聴けない編成ですし、非常に聴いていてうきうきするというか、
楽しいものでしたし、
前半と後半で全く雰囲気が変わった公演でしたが、
お二人の雰囲気がよく出たいい素敵な演奏会でした。
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公演のお客さんの中には、お二人が教えている生徒さんでしょうかね、
結構中高校生が多かったように思います。
そんな中、おそらく中学生と思われる男子生徒のお二人がプレゼントの花を準備していて、
ちょっと緊張気味というか、とまどっている感じだったのが、
微笑ましいというかいいな~....と思ってしまいましたね。
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きわめて個人的な希望ではあるのですが、
この公演でお二人はすべて楽譜を見ながらの演奏でしたが、
できれば1曲は暗譜での演奏が観たかったかな、、、という気持ちがありますね。
演奏曲も多いし、仕方ないとは思うのですが。
個人的には音を聴くだけでなく演奏姿を観るのも楽しみなのですが、
楽譜を見ながらだとどうしても演奏時の視線も下がりますし、
譜面台もちょいと観るのに邪魔になるし。。。
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ピアノの品田さん
プログラムをみる前は、1~2曲トリオでの演奏があるのかな? 程度に
思っていたのですが、伴奏も含めて出番が多かったですが、
素敵な演奏でした。演奏後のお二人との安心した感じもとってもよかったです。
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このブログをアップする前に、小笠原さんのブログを拝見すると、
指の調子等が万全ではなく、ご本人にとっては悔いの残る公演だったようですけど、
個人的にはそんなことは全然気になりませんでしたね。
素敵な演奏会でしたし、また演奏を聴けるのを楽しみにしています。
(スタジオA 前売り1500円)