楽路歴程
チェンバロ:笠原恒則さん
チェンバロ:飯田万里子さん
うた、リコーダ、鍵盤ハーモニカ:大作綾さん
ポッチャリーノ弦楽四重奏団
ヴァイオリン:奈良秀樹さん
ヴァイオリン:小島健弘さん
ヴィオラ:長尾幸さん
チェロ :安部信之介さん
クラリネット:渡辺菜緒美さん
毎年、この時期に朱鷺メッセで行われる楽路歴程さんのライブです。
「出入り自由、見ての帰りで結構ですが、お気に召しましたら投げ銭いただきますと一同ありがたく思います」
という完璧な辻音楽師スタイル(笑)。
今年はそこにポッチャリーノ弦楽四重奏団の加わってのコラボライブでした。
ポッチャリーノ弦楽四重奏団はとてもユニークなネーミングですが、
非常に実力もあり活躍されている団体さんですね。
今回はそこにクラリネットの渡辺さんも参加されていました。
※渡辺さんは正式に所属するには体重が足りないそうですが(笑)。
公演は、
13:00~楽路歴程
13:30~ポッチャリーノ弦楽四重奏団(ファミリー向け)
14:00~楽路歴程
14:30~ポッチャリーノ弦楽四重奏団(クラシックステージ)
15:00~16:00 楽路歴程&ポッチャリーノ合同(バロックステージ)
休憩
18:30~楽路歴程
19:00~ポッチャリーノ弦楽四重奏団
19:30~20:30 楽路歴程&ポッチャリーノ合同(バロックステージ)
のようなスケジュールになっていましたが、
私は昼間の13:00~休憩までの昼の部を鑑賞してきました。
まずは楽路歴程さんですが、
去年も聴かせていただきましたが、
選曲だったり、楽器の組み合わせなど、
いつもどおりにバラエティに富んだ内容で楽しまさせていただきました。
ダブルチェンバロも好きなんですよね~、良かったし、
楽路歴程では初披露という大作さんの鍵盤ハーモニカもありました。
ただ、私にとってはなんといっても、
新曲の「TRUTH」が聴けたことがうれしい限りです。
期待通り非常に良かったです。
また公演中、私は曲名(ゲーム名)はわからなかったのですが、
笠原さんのお友達の娘さんからリクエストされたというゲーム音楽も披露されていました。
これを聴いて、私も初めてチェンバロを聴いたときのこと(2年前の9月ですが)を思い出しました。
恥ずかしくって(汗)今まで書くのを控えていましたが、
そのときの公演もバロックだけでなくヘビメタ(ディープパープルなど)なども
含んでいたということもあると思うのですが、
チェンバロの音色の第一印象として、
ゲーム音楽にも合うんじゃないの? と思ったんですよね。
特に
「グラディウス」
を真っ先に思い浮かべたのを覚えています。
ポッチャリーノ四重奏団さんは1回目と2回目の公演で全く異なる雰囲気の
内容でしたね。
1回目はジブリやルパンなど親しみやすい曲の特集。
ちょうどお子様も多かったし良かったですね。
また、終演後に各楽器をお子様たち中心に体験演奏があったのですが、
ポッチャリーノの皆さんが子供さんたちに非常に積極的に接しており、
子供さんたちも楽しそうに演奏しているのが印象的でした。
2回目は完全にクラシック。
奈良さんも「α波」がでるような感じ、
とおっしゃられていましたが、
実際に寝ているお子様もいらっしゃったりして、
微笑ましい感じです。
15:00~の合同ステージはバロックステージ。
ただ、単純に合同演奏だけでなく、
チェンバロ笠原さんとヴァイオリン奈良さんのデュオだったり、
珍しいモーツァルトのチェンバロ協奏曲だったり、
リコーダとヴァイオリンのためのトリオソナタだったり、
今回のコラボならではの曲が多数演奏されました。
前半のいかにも「辻音楽師」的な楽しい音楽と、
後半の本格的で、かつ、それぞれの個性を生かした音楽と、
楽しく聴かせていただき、3時間あっという間でした。
昨日から今朝にかけて天気も荒れていましたが、
今日は天気もよくなり非常に助かりました。
ホントに TRUTH は早く聴きたかったもので(笑)。
※
例年だと楽路歴程さんの単独ライブで、
演奏間に休憩が入るわけですが、
それだとどうしても休憩時間に席を離れてしまうことがあると思います。
今回は2つの団体で行うことにより、隙間なく演奏が続いたことで、
もちろんお客さんの出入りはありますが、
長時間聴いているお客さんも多かったのでは? と思いましたね。
いい趣向だったと思います。
(朱鷺メッセ 31F 展望室 無料だけどお気持ちを投げ銭)
展望室から下を眺める
総大将(笑)の笠原さん
チェンバロ飯田さん
ダブルチェンバロ
うた、リコーダー、鍵盤ハーモニカ(初挑戦)
と大活躍の大作さん
ポッチャリーノ弦楽四重奏団さん
途中、クラリネットの渡辺さんも加わりました
笠原さんと奈良さんのデュオ
最後は全員で
投げ銭歓迎(笑)