12/21 新潟大学吹奏楽部 第50回定期演奏会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

新潟大学吹奏楽部の 50回の記念定期演奏会です。

金曜日のNoismから始まって、
昨日のオルガンに続いて3日連続のりゅ~とぴあ。

また、今日は50回記念の特別プログラムとして、
サンサーンスの交響曲第3番「オルガン付き」。
ということで2日連続のオルガンでもあります。

正直言えば、有名な曲というのはわかりますが、
毎度のごとく、個人的にはそんなになじみのある曲でもなく、
普通のオケ版と比べるというよりは純粋にオルガンと吹奏楽って、
どんな風に聴こえるのだろう? とかそんな感じです。

まずは全体的な感想ですが、
チラシもなかなか渋いデザインになっており、
チラシ上のプログラムも「オルガン付き」が最後に記載されており、
50回の記念定期演奏会ということもありメインに「オルガン付き」を持ってきて、
吹奏楽といえども大人の雰囲気の公演なのかな?

と思っていたのですが、

実際の公演は、
第1部:吹奏楽オリジナルステージ
第2部:クラシックステージ
第3部:ポップスステージ

となっており、
「オルガン付き」は第2部の最後に抜粋での演奏となっていました。

そして、落ち着いた雰囲気なのは第2部までで、
第3部のポップスステージはいかにも学生吹奏楽部といった明るく、派手な公演でした。
正直、完全に予想外の展開でした(笑)。

けど、大学の定期演奏会は今回が初めてだったのですが、
かつては(特に東京にいたとき)には、いろいろな高校の吹奏楽部定期演奏会を
聴きにいっていた私にとっては、決して嫌いではありません(笑)。



第1部、第2部はいかにも吹奏楽の王道といったきびきびとした演奏で、
久しぶりに吹奏楽を聴いたな~、という感じです。

「オルガン付き」は最終部分だけの抜粋。
さすがにちょいとオルガンも吹奏楽の迫力に押され気味な感じもしないでもありませんが、
なかなか貴重なものを聞かせていただきました。

また、観客さんの中にも今回初めてオルガンを聴いたという方も当然ながら多数でした。
やっぱり通常のクラシックと吹奏楽ではお客さんの層も違うでしょうし、
りゅ~とぴあの迫力あるオルガンを体感できた人が多いのは有意義だったと思います。


第3部はポップスステージでしたが、
皆さん衣装も非常に凝ったものに着替えての登場
登場されたときには、面白い服装しているな~、と思いつつ、
警察官やクリスマスのコスプレは見てわかりましたが、
「あれはなんのコスプレだ?」と疑問に思うものも。

ただ、その後、楽しい司会とともにパフォーマンスしながらのパート紹介があり、
そこでコスプレテーマも発表されたのですが、
「バーバパパ」だったり(パックマンの敵だと思っていた)、
「Nature」だったり(植物をイメージしているのはわかったけど...)
聞けば「あ~なるほど」というテーマが多数でしたが、

その中に
「プリン」というテーマが。
正直全然予想もつかなかったのですが、
プリンをテーマにしたコスプレなんてわかるわけないですね。
でも、そういったはっちゃけぶりも楽しいです。

曲もノリの良い曲を中心に(1曲だけアメージンググレイスだけが異質な感じはしましたが)、
ダンスがあったり、ソロでの演奏があったりと、
派手な展開でした。

時間も第2部までで1時間くらいに対して、第3部だけで1時間半近くありましたね。
非常にノリノリな雰囲気の公演でした

---その他雑感---


本公演の前には、クラリネットおよび、パーカッションで、
それぞれアンサンブル。

どちらもなかなか見事な演奏でしたが、
クラリネットは「マリオ」の音楽集だったのですが、
コインをGETするときの効果まで見事に再現されているのに、
ちょいと笑いがこみ上げてきてしまいました。


途中、部長さんの挨拶と常任指揮者の岡田さんの挨拶があったのですが、
部長さんは非常にマジメというか固い印象の挨拶だったのに対して、
岡田さんはユーモアあふれるというか話好きな感じ。

岡田さんは去年の公演時のアンケートでごく一部ですが、
「挨拶が長すぎた」という指摘があったらしく(笑)、今日は短めに、、、
ということだったのですが、今日の挨拶の長さで「短め」だったら、
去年はどれだけ長かったんだろう(汗)、なんてことも思ってしまいました。


アンコール時に学生指揮者の方が涙される場面も。
3年生は今回の定期演奏会で活動終了ということですが、
泣けるくらい取り組んだことがあるっていいよな~、
と、思ってしまいます(おっさん目線です)。


一つだけちょっとだけ残念なことが。

アンコールも終了し、学生指揮者さんがお辞儀をして、
当然ながら会場からは大きな拍手。

ただ、拍手も収まらないうちに、
「本日の公演はすべて終了いたしました」のアナウンスが。

個人的には最後の最後の良い場面が冷めちゃったかな、と。
予定のアンコールを終了したのはわかりますが、
できれば指揮者および演奏者さんの皆さんに対して、
もうちょっと気持ちよく拍手させて欲しかったかな、と。

(りゅ~とぴあ 本来は前売り500円だけど、招待券をいただいちゃいました)