12/14 その2 新潟混声合唱団 第28回クリスマスコンサート | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

清心からバスで古町に戻ってきて、
羊画廊で皆川リョウイチさんの個展を見て、
ほのぼのしたクレイアートに癒されて、
時間をちょいと調整して。

新潟混声合唱団のクリスマスコンサートに行ってきました。

新潟混声合唱団のコンサートは9月の定期演奏会に続いて2回目です。
9月のときには非常に皆さん楽しそうにしているな、というのが
印象でした。

で、今回もクリスマスだし、ファミリーコンサートっぽく、
サンタのコスプレとかして(笑)、楽しい雰囲気になるのかな?
なんて予想していたのですが....

今回はそういった楽しい演出は控え目で、
クリスマスのおごそかな雰囲気を出していましたね。

照明がおとしたところ、ピアノ伴奏だけ始まり、
そこから団員の皆さんがキャンドルをイメージさせる
ペンライトを持って入場です。
まずそこから良い雰囲気を作っていました。

また、曲目も、

・賛美歌
・クリスマスソング
・オカリナ演奏
・コラール
・メサイア

といろいろそろえていました。
さらには合唱にもソロだったり、男声のみ、女声のみ、等いろいろ
聴くことができました。

派手な演出はありませんでしたが、
これはこれで本当にじっくりと聴くことができて、
とっても良かったと思います。

ただ、合唱時にいろいろ全体の調和として聴くだけでなく、
団員の皆さんを一人一人見ていくと、姿勢だったり表情だったり
結構個性が出ているような感じがして、
みなさん楽しくのびのびと唄っているな~、という
印象は受けましたね。

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その他、いろいろ。

・クリスマス特集ということですが、指揮者の永澤健さんは
前回同様やっぱり見ていて面白いです(ちょっと失礼ですが)。
かなりオーバーアクションで、手の動きとか形も独特ですね。

手をOKサインみたいな感じにしたり、手のひらを団員の方に向けて、
勢いをつけるような感じにしたり、逆に手のひらを自分の方に向けて
なんというか感情を込めるようにしていたり...

この辺は私の印象はなんとなくなんですが、
団員さんたちにはなんとなくではなく、
細かい指示として伝わるようになっているんでしょうね。

また、あれだけの動きをするのは大変だよな~、
なんて思っていたのですが、最後のアンコールで「聖夜」
をお客さんも含めて歌ったときに、永澤さんも観客側を向いて
指揮をしてくれたのですが、本当に汗びっしょりでした。

ご苦労さまです。

・オカリナ演奏はほのぼのして素朴ないい音をさせますね。
ただ、ちょっとびっくりしたのが
「主よ人の望むの喜びよ」の時。

2台のオカリナによる演奏が付いていたのですが、
これの演奏が完全に音程を2段階にわけて、
低から中音部を普通のオカリナ、
高音部のみをちっちゃいソプラノオカリナ(適当に名づけました)
で分担して演奏していました。

まあオカリナって音域が狭いからそうならざるを得ないのかも
しれませんが、これって結構難しいんじゃないかな、と思いましたね。

ただ、目を閉じて聴いていればそんなことは全然気づかないくらい、
スムーズな連携だったと思います。

・私の近くにいた少年。家族連れで来ていたのですが、とっても
熱心に拍手していました。
あんなの観たら団員さんもうれしくなるんじゃないかな(笑)。

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最後に今日は清心高校でのチャペルコンサート、
混声合唱団でのクリスマスコンサートと
クリスマス気分に浸ることができました。

ただ、個人的にはこの歳になると、クリスマス気分なんて、
本当に演奏会で味わうくらいですね(汗)。

(りゅ~とぴあ スタジオA 前売り 500円)
※ただし、実際には知人よりご招待いただいちゃいました(笑)。