清心からバスで古町に戻ってきて、
羊画廊で皆川リョウイチさんの個展を見て、
ほのぼのしたクレイアートに癒されて、
時間をちょいと調整して。
新潟混声合唱団のクリスマスコンサートに行ってきました。
新潟混声合唱団のコンサートは9月の定期演奏会に続いて2回目です。
9月のときには非常に皆さん楽しそうにしているな、というのが
印象でした。
で、今回もクリスマスだし、ファミリーコンサートっぽく、
サンタのコスプレとかして(笑)、楽しい雰囲気になるのかな?
なんて予想していたのですが....
今回はそういった楽しい演出は控え目で、
クリスマスのおごそかな雰囲気を出していましたね。
照明がおとしたところ、ピアノ伴奏だけ始まり、
そこから団員の皆さんがキャンドルをイメージさせる
ペンライトを持って入場です。
まずそこから良い雰囲気を作っていました。
また、曲目も、
・賛美歌
・クリスマスソング
・オカリナ演奏
・コラール
・メサイア
といろいろそろえていました。
さらには合唱にもソロだったり、男声のみ、女声のみ、等いろいろ
聴くことができました。
派手な演出はありませんでしたが、
これはこれで本当にじっくりと聴くことができて、
とっても良かったと思います。
ただ、合唱時にいろいろ全体の調和として聴くだけでなく、
団員の皆さんを一人一人見ていくと、姿勢だったり表情だったり
結構個性が出ているような感じがして、
みなさん楽しくのびのびと唄っているな~、という
印象は受けましたね。
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その他、いろいろ。
・クリスマス特集ということですが、指揮者の永澤健さんは
前回同様やっぱり見ていて面白いです(ちょっと失礼ですが)。
かなりオーバーアクションで、手の動きとか形も独特ですね。
手をOKサインみたいな感じにしたり、手のひらを団員の方に向けて、
勢いをつけるような感じにしたり、逆に手のひらを自分の方に向けて
なんというか感情を込めるようにしていたり...
この辺は私の印象はなんとなくなんですが、
団員さんたちにはなんとなくではなく、
細かい指示として伝わるようになっているんでしょうね。
また、あれだけの動きをするのは大変だよな~、
なんて思っていたのですが、最後のアンコールで「聖夜」
をお客さんも含めて歌ったときに、永澤さんも観客側を向いて
指揮をしてくれたのですが、本当に汗びっしょりでした。
ご苦労さまです。
・オカリナ演奏はほのぼのして素朴ないい音をさせますね。
ただ、ちょっとびっくりしたのが
「主よ人の望むの喜びよ」の時。
2台のオカリナによる演奏が付いていたのですが、
これの演奏が完全に音程を2段階にわけて、
低から中音部を普通のオカリナ、
高音部のみをちっちゃいソプラノオカリナ(適当に名づけました)
で分担して演奏していました。
まあオカリナって音域が狭いからそうならざるを得ないのかも
しれませんが、これって結構難しいんじゃないかな、と思いましたね。
ただ、目を閉じて聴いていればそんなことは全然気づかないくらい、
スムーズな連携だったと思います。
・私の近くにいた少年。家族連れで来ていたのですが、とっても
熱心に拍手していました。
あんなの観たら団員さんもうれしくなるんじゃないかな(笑)。
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最後に今日は清心高校でのチャペルコンサート、
混声合唱団でのクリスマスコンサートと
クリスマス気分に浸ることができました。
ただ、個人的にはこの歳になると、クリスマス気分なんて、
本当に演奏会で味わうくらいですね(汗)。
(りゅ~とぴあ スタジオA 前売り 500円)
※ただし、実際には知人よりご招待いただいちゃいました(笑)。