越の風というのは、
新潟にゆかりのある作曲家さんたちが中心となって、
自作曲を発表する演奏会です。
で、私は観にいくのは初めてです。
ただ、今日の主役は演奏会の主旨としては
作曲家さんおよび、その曲自体ですが、
なんといってもそれを演奏する人たちが
とっても豪華なんですよね。
新潟を代表する演奏家さん達がそろっています。
私の目的はどちらかというと、
演奏家さん(とくに小黒さん)を観にいくついでに、
さてどんな曲が演奏されるのだろう?
という感じでした。
※完全に個人的趣味です(笑)。
で、曲を聴いてみた感想としては...
「現代曲は難しい」
ですね(汗)。
ベルガルモさんの公演のように、
3~4曲公演する中に1曲こういう曲が含まれていると、
それはアクセント、というか、口直し、というか、
緊張感も加わってかっこいい~、
と思うことも多いのですが、
そういう曲ばっかりだと...
感覚が麻痺してきますね(汗)。
特に今日は3連発の演奏会で、
(1) ほのぼの
(2) 大人の雰囲気
と来た中で
(3) 感覚麻痺
これは結構疲れました(汗)
できれば、
(3)で疲れた感覚を(1)で癒してもらったあとに、
締めに(2)という感じで聴けたら
...なんてことも思いました。
--
以下、取り止めもなく。
■
全体を通して、ほとんどが初演の曲。
かつ、現代曲であり、クラシックのように
メロディとして聴きなじみの良い曲というわけでもない。
そういう曲を演奏するためには、
やっぱり新潟を代表するような人たちでないと、
自信をもって演奏できないんだろうな、とか思いました。
たとえば、変な例ですが、
私が楽器がそこそこできたとして、
この辺の初演の曲を演奏することになったら、
たとえ楽譜があったとしても
「本当にこれでよいの? なにか間違っていない?」
と不安になってしまうことでしょう(汗)。
■演奏家のみなさん
こういった初演の曲を演奏するときって
どれくらい練習というかイメージあわせとか
するのでしょうねぇ。
曲にサブタイトルが付いているわけでもなし。
大変なんでしょうねぇ。
でも、まあ、クラシックでもサブタイトルって
後付のものがほとんどみたいなところもあるみたいだし、
その辺は逆に変な先入観がない方が良いのかな?
■
サックスの五十嵐さん、
一番大変だったのではないでしょうか。
熱演だったと思います。やっぱり吹く楽器が大変ですよね。
■
箏の武藤さん。
作曲家の小西さんもほれ込んだという素敵な声。
私は邦楽を聴くこと自体がほとんどなかったのですが、
次はぜひ普通の曲(汗)で、武藤さんの演奏を
聞いたみたいと思いました。
でも、邦楽って唄うのもデフォルトみたいなんですね。
知りませんでした。
■
今日聴いた9曲。
これらの曲の中で2回目を聴くことができるのは
何曲あるのでしょうか(汗)...
みなさん、お疲れ様でした。
(ヤマハスペースY 前売り2000円)