チェンバロ:笠原恒則さん
ダンス:中野綾子さん、加藤千明さん (ゲスト出演)
による公演です。
正直、根津さん、笠原さんだけでも喜んで観にいきますし、
中野さん、加藤さんのダンスも楽しみにしています。
ということで、楽しさ2倍の公演です。
贅沢すぎる公演ですね。
正直、この公演に参加したくて、早めに東京から帰ってきました。
開演30分くらい前に入場すると、
いつもの光景となってしまった感もありますが、
笠原さんが入念にチェンバロの調整中。丁寧な仕事はさすがです。
まずは、根津さんのソロで「文楽」。
この曲は、渋谷さんで1回聴いたことがあったと思いますが、
やっぱり不思議な曲ですよね。
チェロでありながら、なんとなく雅楽のような響き。
さらに、今回はそこに中野さん、加藤さんのダンスが付いています。
ダンスでは、私は内側の議員席? に座ったこともあり、
加藤さんが目の前で踊る、というようなシーンも。
私は恥ずかしげもなく(笑)、じ~っと見つめていたのですが、
このときのダンスでは加藤さんは(中野さんもですが)、
全体的に無表情。私がじ~っと見つめてもまったく動じず。
すごいな~。
2曲目は笠原さんのソロ。去年、笠原さん自身が初演したという
新しい曲。この曲にもダンスが付きますが、
今度はなんというか、笠原さんを覗き込むようなしぐさがあったり、
ちょっとコメディタッチ。
もちろん、表情も豊かなものになっています。
この時点で、ひょっとしてプログラム上5曲、すべてに違う雰囲気の
ダンスを持ってくるのでしょうか???
と、期待半分、まさかね、という気持ち半分。
だったのですが、結局すべての曲にダンスの共演付きで、
正直、3曲目くらいからは、
本当に根津さん、笠原さんには申し訳ないのですが、
ダンス8割、音楽2割くらいの意識で見てしまいました。
基本的にダンスを夢中に見ていて、
ふっと、チェロやチェンバロを見ると本当に良い音が鳴っているのを
確認する、というような状態でした。
男女のカップルのコミカルな動作を、お二人で息のあった動きで表現していたり、
観客の皆さんをうまく巻き込んで、ダンスやネタに巻き込んでみたり、
赤いバラを手にしたり、口に含んだりしてダイナミックなダンスで本当に
「かっこいいな~」と思わせてくれたり、、、
また、お花に関してはダンスの途中で私の机の上においてくれた、
ということもあり、終演後もらってきちゃいました。
本当に、贅沢で、すごくって、楽しくって、カッコイイ公演でした。
終演後は盛大な拍手と「ブラボー」の声。
このブラボーの声は一斉に上がったわけではなく、
誰かが「ブラボー!!」っていったあと、じゃあ私も、私も、、、
という感じで、連続するようなブラボーになっていました。
普段は率先してブラボーをするようなことはない人も、結構ブラボー
していたのではないでしょうか。
ちなみに私は最後までなんとなく恥ずかしくって、ホントに小声でしか
「ブラボー」といえませんでした。なのでここで改めて「ブラボー!!!」です。
前回の中野さん、加藤さんの公演「サバサバ」がちょいと私には難しすぎて、
もやもやしたまま終わってしまったのですが、
その分、今回の公演で取り返した感じです。よかった~。
(県政記念館 事前予約 2000円)
以下は最後の「シャコンヌ」で中野さん、加藤さんが使ったお花です。
演目途中で私の机の上においていかれて結局そのままだったので、
終演後、一言お断りして記念にもらってきてしまいました。
-中野さんが使ったお花
![いぽぽぽぱんぱのブログ-中野さん](https://stat.ameba.jp/user_images/20131019/08/ipopopopanpa/29/be/j/t02200293_0480064012720862339.jpg?caw=800)
-加藤さんが使ったお花
![いぽぽぽぱんぱのブログ-加藤さん](https://stat.ameba.jp/user_images/20131019/08/ipopopopanpa/60/00/j/t02200293_0480064012720862340.jpg?caw=800)