10/14 越友楽道 第四回演奏会「シャコンヌを踊る」 | いぽぽぽぱんぱのブログ

いぽぽぽぱんぱのブログ

主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

チェロ:根津要さん
チェンバロ:笠原恒則さん

ダンス:中野綾子さん、加藤千明さん (ゲスト出演)

による公演です。

正直、根津さん、笠原さんだけでも喜んで観にいきますし、
中野さん、加藤さんのダンスも楽しみにしています。

ということで、楽しさ2倍の公演です。
贅沢すぎる公演ですね。

正直、この公演に参加したくて、早めに東京から帰ってきました。

開演30分くらい前に入場すると、
いつもの光景となってしまった感もありますが、
笠原さんが入念にチェンバロの調整中。丁寧な仕事はさすがです。

まずは、根津さんのソロで「文楽」。
この曲は、渋谷さんで1回聴いたことがあったと思いますが、
やっぱり不思議な曲ですよね。
チェロでありながら、なんとなく雅楽のような響き。

さらに、今回はそこに中野さん、加藤さんのダンスが付いています。
ダンスでは、私は内側の議員席? に座ったこともあり、
加藤さんが目の前で踊る、というようなシーンも。

私は恥ずかしげもなく(笑)、じ~っと見つめていたのですが、
このときのダンスでは加藤さんは(中野さんもですが)、
全体的に無表情。私がじ~っと見つめてもまったく動じず。

すごいな~。

2曲目は笠原さんのソロ。去年、笠原さん自身が初演したという
新しい曲。この曲にもダンスが付きますが、
今度はなんというか、笠原さんを覗き込むようなしぐさがあったり、
ちょっとコメディタッチ。

もちろん、表情も豊かなものになっています。

この時点で、ひょっとしてプログラム上5曲、すべてに違う雰囲気の
ダンスを持ってくるのでしょうか???
と、期待半分、まさかね、という気持ち半分。

だったのですが、結局すべての曲にダンスの共演付きで、
正直、3曲目くらいからは、
本当に根津さん、笠原さんには申し訳ないのですが、
ダンス8割、音楽2割くらいの意識で見てしまいました。

基本的にダンスを夢中に見ていて、
ふっと、チェロやチェンバロを見ると本当に良い音が鳴っているのを
確認する、というような状態でした。

男女のカップルのコミカルな動作を、お二人で息のあった動きで表現していたり、
観客の皆さんをうまく巻き込んで、ダンスやネタに巻き込んでみたり、
赤いバラを手にしたり、口に含んだりしてダイナミックなダンスで本当に
「かっこいいな~」と思わせてくれたり、、、

また、お花に関してはダンスの途中で私の机の上においてくれた、
ということもあり、終演後もらってきちゃいました。

本当に、贅沢で、すごくって、楽しくって、カッコイイ公演でした。

終演後は盛大な拍手と「ブラボー」の声。
このブラボーの声は一斉に上がったわけではなく、
誰かが「ブラボー!!」っていったあと、じゃあ私も、私も、、、
という感じで、連続するようなブラボーになっていました。

普段は率先してブラボーをするようなことはない人も、結構ブラボー
していたのではないでしょうか。

ちなみに私は最後までなんとなく恥ずかしくって、ホントに小声でしか
「ブラボー」といえませんでした。なのでここで改めて「ブラボー!!!」です。

前回の中野さん、加藤さんの公演「サバサバ」がちょいと私には難しすぎて、
もやもやしたまま終わってしまったのですが、
その分、今回の公演で取り返した感じです。よかった~。

(県政記念館 事前予約 2000円)

以下は最後の「シャコンヌ」で中野さん、加藤さんが使ったお花です。
演目途中で私の机の上においていかれて結局そのままだったので、
終演後、一言お断りして記念にもらってきてしまいました。

-中野さんが使ったお花
いぽぽぽぱんぱのブログ-中野さん


-加藤さんが使ったお花
いぽぽぽぱんぱのブログ-加藤さん