10/12 その2 新潟ARS NOVA「寺宵・秋光」 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

コンチェルトさんでのインストアライブのあと、
時間調整のため、古町どんどんでぶらついて、いろいろつまみぐい。
少し食べすぎで、苦しくなったくらいに、次の演奏会の会場の「正福寺」へ。

ただ、お寺での演奏会、ということで普通は小規模なものを
予想するかもしれませんがそんなことはなく、メンバはものすごく豪華。

ちょっと人数は多いですが、皆さんのお名前を挙げると

・フルート:市橋靖子さん
・オーボエ:金子いつかさん
・クラリネット:広瀬寿美さん
・ファゴット:小武内茜さん
・ホルン  :宮野大輔さん
・トランペット:藤井裕子さん
・マリンバ:本間美恵子さん
・ヴァイオリン:
 廣川抄子さん、加藤礼子さん、庄司愛さん、田代華子さん
・ヴィオラ:佐々木友子さん
・チェロ:渋谷陽子さん
・コントラバス:星野勝彦さん
・ソプラノ:山下尚子さん

の15名。私でもかなりの人のお名前をご存知です。
皆さん新潟ご出身で各地で活躍されている方ですね。

元々新潟ARS NOVA というのは、学校を回ったりしていたそうです。
そこから、いろいろ活動の場を広げていっているそうですね。

曲は全体的にメジャーな曲が多く、特に「この曲が印象に残る」というよりも、
全般的に高いレベルで安定、安心して聞ける素敵な演奏だったと思います。

ただ、そんな中でもソロの曲が2曲
・クラリネット広瀬さんの「Inners Eye」(スペル違うかも(汗))
・ヴァイオリン廣川さんの「チャルダッシュ」

広瀬さんの曲は、住職の息子さん? のリクエストで
普通ではない曲ということで現代曲。
確かになかなか難しい曲。重音も出てきたり、
特殊な奏法(詳しいことは私では説明不能)を使って、
ぱっと聴くとちょっと「あれ」と思ってしまうような不思議な曲。
重音というと、ちょっと前のコンチェルトさんでの中さんの演奏でも
出てきましたけど、なかなか聴くほうも難しいです。

廣川さんのチャルダッシュ。
こちらもちょっと前のコンチェルトさんのインストアライブで、
井上さんも演奏されていましたけど、
井上さんのチャルダッシュとはかなり印象が違いますね。
(私の記憶が確かならば)

有名な曲だからこそ個性がでるのかもしれませんが、
廣川さんのチャルダッシュはなんだかやさしい印象を受けました。
低い音、小さい音の部分もとっても丁寧に、
落ち着いて演奏しているような印象です。

井上さんの方はなんというかもっと積極的というか攻撃的というか、、、
どちらがよいというのは本当にありません。まさしく個性ですね。

その他、印象に残ったことといえば...

ソプラノの山下さん、歌い終わったあとに本当によい笑顔を見せてくれます。
ひょっとしたら学校での演奏を続けているということもあるのかも
しれませんが、私なんかはそれだけでも印象がとてもよくなります。

フルートの市橋さん、演奏中の姿勢がとっても綺麗。
今までの演奏会では気づきませんでしたが、特に自分が演奏がなく、
待ち状態のときでも背筋がぴーんとしてとても綺麗、
素敵な印象を受けました。

あとはと~っても残念なことが一つ(笑)。

私はチェロの渋谷さんの演奏姿のかなりのファンなのですが、
私の座った場所が悪く、私の席からは柱の影になってしまい
渋谷さんがほとんど見えませんでした。

まあ、会場の特性上、どこに座っても誰かは見えなくなったとは
思うのですが、よりによって渋谷さん...と思ってしまいました。
席を決めたのは自分自身なので自業自得なのですけどね(汗)。

でも、1時間半くらいでしょうか、とっても贅沢な時間でした。

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明日も、コンチェルトさんのインストアライブ(経麻朗さんと小笠原さん)
新潟ARS NOVAの演奏会(ただし、管楽器関連)
古町では、古町どんどん開催中

と今日とほとんど同じような行動パターンでもできそうなのですが、
明日は東京に遊びに行ってきます。

(新潟西堀 正福寺 2000円)