06/23 その2 トリオ・ベルガルモ演奏会~織りなす色彩~ | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

新潟交響楽団さんの演奏後、しばらくメジューエワさんの
サイン会を眺めつつ、ここ最近ちょっと顔を覚えてもらいつつある常連さん
(もちろん、コンチェルトさんを通じてですが)と雑談。

こうやって、どんどん人の輪が広がるのはうれしいことです。
ただ、私だけ特化して音楽レベルが低いのが恥ずかしいですけど(汗)。

新潟交響楽団さんの満足感でいっぱいのなか、
さらに今日はベルガルモさんの演奏会もあります。

白山神社に「素敵な演奏ありがとうございました」と軽くお礼をいい(汗)、
しばらく休憩してから、りゅ~とぴあへ。
※入院前の私なら珈琲+αとかで時間をつぶすんでしょうけど、
あいにく、食事には気を使わないといけないのでここは我慢。

りゅ~とぴあに到着するとちょうど開場時間。
恥ずかしげもなく(汗)、一番前に座る。
日曜の夜で、1日2回公演なのにお客さんが結構いますね。
新潟交響楽団の演奏会に行っていた人も多いのでしょうね。

曲目は
・グリーグ:アンダンテ・コンモート ハ短調
・武満徹 :ビトゥイーン・タイズ ヴァイオリン、チェロ、ピアノのための
・ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調

演奏のレベルや演奏姿の美しさ、調和の取れ方などはベルガルモさんに
関しては今更書く必要はありません。いつもの通り、幸せな時間に包まれる
だけです。

ただ、私が気になったのは、今回の曲が3曲とも短調、というか、
憂いを含んだような曲で、華やかな曲、明るい曲がなかったということ。
(アンコールは抜きにして)。

副題の【織りなす色彩】からすれば、もっと華やかな感じの曲が
含まれていても良いのでは? とは思いました。

はて、これはどういうことか?
そんな観点で会場を見渡すと、会場に飾ってある花も白い花です。

そこで、無理やりこじつけですが、

・1曲目のグリーグの曲は、なんとなく3つの楽器が寄り添いながら
 調和していく感じ

・2曲目の武満徹さんの曲は現代曲ということもあって、なかなか
 予想がつかない展開の曲だったのですが、いうなれば、
 お互い無視しあっているんだけど、それがうまく最終的に調和に
 つながっていく感じ

・3曲目のラヴェルの曲は、3つの楽器が寄り添うのではなく、
 自分の良さを強烈に主張することにより、最終的に調和につながっている
 感じ。

みたいに、最終的に1曲としてまとまる中でもいろんなまとめ方が
あるんだよ、ということを伝えたかったのかな~、なんてことを
【自分の中で勝手に妄想(笑)】していました。

3色の絵の具を使えば、綺麗な色彩が表現できると思いますが、
完全に混ぜちゃうと、黒になっちゃいますよね。

また3色の光でも綺麗な色彩が表現できると思いますが、
完全に混ぜちゃうと、白い光になっちゃいますよね。

黒い色、白い光(モノトーン)が「短調」で憂いを含んだ暗い曲
をあらわしているというのは、深読みしすぎでしょうか?

まあ、こういった戯言を書くことができるのも、
個人ブログの良いところです(笑)。

最後の挨拶で庄司さんもりゅ~とぴあのスタジオAで演奏するのは
初めてとおっしゃられていましたが、やっぱりよく響きますよね。
あっていると思いました。

でも、本当に贅沢で満足な1日でした。

こちらも1500円でこれだけ幸せな気分が味わえるのですから、
ありがたいことです。

(りゅ~とぴあスタジオA 1500円 前売り)
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