06/23 その1 新潟交響楽団第92回定期演奏会 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

ソロピアニストに全国区のイリーナメジューエワさんを迎えての演奏会。

幸いにして私は指定席を確保していたので、
そんなに焦らずに行きましたけど、到着してみらたなかなかの行列。
盛り上がりに期待。

指揮:諸遊耕史さん
ピアノソリスト:イリーナメジューエワさん

演目は
・シューマン:マンフレッド
・チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
・シベリウス:交響曲第1番

マンフレッドは、なかなか、だな、とは思っていた記憶があるんだけど、
続く演目の印象が強烈すぎて、印象がなくなっちゃいました。

いよいよ期待のメジューエワさん、真っ赤なドレスでご登場。

ただ、噂には聞いていたけど、細い身からは想像もできないような
ダイナミックで迫力のある演奏。

もちろん、曲自体がそういう曲でもあるからなんだろうけど、
それにしてもすごい。

第1楽章が終わった時点で既に拍手とブラボーが起こったりしましたが、
私も初めてこの曲を聴いて第1楽章が終わったらブラボーはしないけど
(恥ずかしくって誰に対しても声がでない)、拍手は間違いなくする
でしょうね。
そういう、思わず拍手したくなる、ブラボーをしたくなる演奏です。

ただ、それはメジューエワさんだけの力ではなく、指揮者の諸遊さんの
きびきびした動作の指揮に的確に答えたオーケストラとの融合があって
こそのものでしょう。

終曲しても鳴り止まない拍手。メジューエワさんは何度もお辞儀をする。
この何度もお辞儀をする光景は、去年のオールバッハの演奏会でも見られましたね。

なんて思っていたら、ソリストリクエストはバッハ。
協奏曲のダイナミックな演奏と打って変わって、静謐というか、
優雅な演奏。いや~すごい。すばらしい。

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興奮冷めやらぬなか、休憩時間ちょっと頭を冷やしながら回っていると、
CDの販売所がかなりのご盛況。
私は金曜日にコンチェルトさんに寄って、サイン会があることを知り、
混雑すると悪いので1枚既に購入済みだったのですが、
2号さんも一生懸命お客さん対応しているなか、ちょっとだけ話すと、
2号さん「涙がでそうになってきました」

2号さんは本当にいろいろやっているでしょうし、
感慨もひとしおでしょうね。

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休憩後はシベリウスの1番。

メジューエワさんの演奏のあとでやりにくいところもあるかな?
とは思っていたのですが、全然そんなことはありません。

毎度書きますが、私では技術的なことはわかりませんが、
迫力満載の素晴らしい演奏だったと思います。

私が事前にYouTubeでこの曲を聞いた感想はよくも悪くも、
最初のクラリネットソロが決まるかどうかが重要かな、
と考えていたのですが、お見事でした。
と~っても素晴らしいソロが響きました。

あとは、諸遊さんの指揮がぐいぐい引っ張り、オーケストラも
付いていきます。いい演奏だったと思います。

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終演後はメジューエワさんのサイン会。
私は事前にサイン会があることを知っていたし、
あとはCDへのサインは実は去年のバッハリサイタルの時にも
1枚いただいているんですよね。

で、今回はできることなら、実際に部屋に飾りたいので、
色紙を事前に準備し色紙へのサインをお願いすると、快く書いてもらいました。
まあ、その場で言われたら断われないよね(汗)。

あとで額縁に入れて飾ります(笑)。

いや~、大満足な演奏会でした。

※また、この演奏会の休憩時間に音楽関係ではなく、もう一つの趣味である
将棋関連でもと~ってもうれしい知らせがありました。
これも幸せな気分に拍車をかけたのかもしれません。

写真はサインをしているメジューエワさんの写真
(隠し撮りみたいだけど、一応関係者に許可をいただきました、と
 書いていただいた色紙です)

(県民会館大ホール 前売1500円 指定席 13列28番)
※1500円でこの感動が味わえるんです。お安いものです。

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