海鮮丼についてきた味噌汁を飲む。
実は味噌汁を飲むのは入院以来初だから（塩分を控えるため）、
３ヶ月ぶり（笑）。やっぱりうまい。
まあ、今日だけの贅沢、ということに。
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午後は今日の大本命、柳本さんの
「イシス スタジオＡ コンサートシリーズ Vol2
異次元の空間に聴く、魂のうた」
母親にも柳本ワールドを体験させたかったんですよね。
ソプラノ：柳本幸子さん
リュート：白澤亨さん
with 油彩：猪爪彦一さん
という構成。
まず、会場につくと珈琲＆お菓子が振舞われている。
前回は桜茶と和菓子だったんだけど、本格治療前ということで、
水分、食事は完全に制限されていたので我慢したんですよね。
ただ、退院した今は水分は基本的に自由なので珈琲をいただく。
やっぱり、こういうのは珈琲自体がおいしいのはもちろんですが、
振る舞いを受けるというのが気分的に大事ですよね。
お菓子は．．．まだ控えているので、もらってお土産に（笑）。
また、会場に飾られている猪爪さんの絵もなんというか
不思議な雰囲気というか魅力があります。引き込まれますね。
コンサートは、期待したとおり（というかそれ以上の）
安定した柳本さんワールドです。
もちろん、こちらとしてはもう柳本さんということで、
期待して行っているわけですが、しっかり応えてくれますね。
まず、登場の仕方からして会場の雰囲気を一変させて、
観客を引きこんでくれます。
・白澤さんが客席の後ろからゆっくりと角笛を演奏しながら登場。
・柳本さんの歌声（ヴォカリーズ）だけが聞こえてくる
・柳本さん、真っ赤なドレスでヴェールをかぶりながら登場
演出からして良いですねぇ。
あとは、曲の内容、雰囲気と白澤さんのいろいろな古楽器の演奏、
そしてなんといっても、会場に飾られている絵の雰囲気と
非常に融合していて、副題にあるように、まさしく異次元、というか、
幽玄というか、本当に「柳本ワールド」です。
その柳本ワールドが各Volごとにいろいろな姿に変えて
魅せてくれるわけですね。
休憩なしで一気に最後まで。曲説明あり、詩の朗読ありで、
非常に堪能しました。毎度のことながら満足です。
一緒に連れて行った母親もただ「すごいね～」と。
連れてきた甲斐があるというものです。良かった。
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終演後、
前回の４月のコンサート後ちょっとご挨拶をさせていただいたこと、
および、その後、ちょろっとお互いのブログで、コメントをしたり、
いただいたりしたので、今日もご挨拶がしたいな、と、
ロビーで時間をつぶしていると、
逆にスタッフの方から、
「ひょっとして、ブログの いぽ．．．なんとかさんですか？」
と声をかけられる。
かなりびっくり。
「はい、そうですけど、、、なぜですか？」
「柳本さんから、これを渡すように聞いているので．．．
かなり若い方と聞いていたので、もしかしたらそうかな、と」
心の中では４０過ぎのおっさんに対して「若い」はないだろう、とは
突っ込んだけど（笑）、全体からすればまあ若い方か、と思い直す。
スタッフさんから、前回のコンサートのお菓子を包んでいた和紙の
セットをいただく。
※前回のコンサートに関するブログのコメントで
桜茶／お菓子はあきらめたけど、
和紙だけでも記念にもらってくれば良かったです、なんてコメントしたのを、
柳本さんが気を使ってくれたんですよね、本当にうれしいです。
おまけに、
「楽屋に会いに行きますか」
もちろん
「はい、お願いします」
ということで、楽屋にいって柳本さんに直接ご挨拶。
お礼と本名を名乗る（前回名乗ってないのがアホですよね）。
あとは無事退院できて、体調も問題ないことをお伝えする。
それだけで満足です。柳本さんからも温かいお言葉をいただく。
いや～、今日、やりたいことは全部やった感十分。
幸せな一日でした。
帰り前に、7/28の新発田での公演のチケットを購入する。
やっぱり、次の渋谷さん、栄長さんとの「スペイン」も
絶対に聴きたいし、8/30のスタジオＡは、平日開催なので、
順調に会社に復帰していたら行けない可能性も高いし。
新発田公演は柳本さんのブログで存在は知っていたけど、
チケットはプレイガイドも良くわかっていなかったから、
ちょうど良かったです。
写真は開演前の会場の様子といただいた前回のコンサートでの
和紙セットです。本当は猪爪さんの絵も写真に撮って掲載したかったけど、
さすがに無許可だしやめておきます。
（りゅ～とぴあ スタジオＡ 前売り 3000円）
