06/08 楓ギャラリーfullmoon 弦楽四重奏 & Noism2 | いぽぽぽぱんぱのブログ

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主に聴きに行った演奏会のことを書こうかと。

新潟市で2011年から演奏会に頻繁に行くようになりました。
主に地元で活躍されている演奏家さんメインです。
楽器経験もなく技術的なことはまったく書けません。
素晴らしい、楽しいなど抽象的な感想になると思います。

時々 fullmoon さんで行なわれているギャラリーコンサート

廣川抄子さん(Vn)
庄司愛さん(Vn)
佐々木友子さん(Va)
渋谷陽子さん(Vc)

という構成で弦楽四重奏。
最初の席主さんのお話によると、弦楽四重奏は初めてのこと。
もともと会場も狭いですからね。
8畳の畳部屋の上に椅子を置いて演奏するというのもナイスです(笑)。

この演奏会はMAXでも20数人しか収容できずに、
なんといっても、演奏者と観客が非常に近いのが魅力的で、
好きなんですよえね

曲目は
・前半がハイドン作曲の「ひばり」
・後半がフォーレ作曲の弦楽四重奏曲作品21

・そしてアンコールにバッハの「主よ人の望みの喜びよ」

いずれの曲も曲前に廣川さんの簡単な説明がありまして、
・「ひばり」もともとハイドンが名づけたわけではなく、
 曲の冒頭部分がひばりの鳴き声に似ていることから後からつけられた曲名
・フォーレの方は。この曲がフォーレ自身の唯一の弦楽四重奏曲であり、
 遺作でもあるとのこと。そういうこともあってか憂いというか混沌を
 感じさせるような曲でもあるから、その辺を感じていただけたら、
 というようなご説明でした。

まあ、演奏自体はこのメンバーであれば、
なにも心配することはありません。安心してただひたすらに良い音楽に
身を任せて、素敵な1時間を過ごさせていただきました。

それにしても2曲のまったく雰囲気の違う曲を堪能しました。

アンコールの際には「お口直しに(笑)」というコメントも
ありましたが、2曲目がやや暗めの曲だった故の曲選択、コメント
ということでしょう。

ただ、昨日は夜に人気の高そうな別公演もあったためかもしれませんが、
ただでさえ小さい会場に対してお客さんも少なめ。
まあ、この演奏会はWebページをチェックしていないとなかなか
宣伝もされませんからね。

このメンバなら、100人規模の会場もいっぱいにできるであろうに、
参加している観客にとっては非常に贅沢な1時間でした。

fullmoon さんでの次回公演は6月後半にダンスパフォーマンス、9月に
マリンバの倉澤さんと今日も出演された佐々木さんのご登場のようです。
あの会場でマリンバがどのように響くのかこちらも楽しみです。
http://gallery-fullmoon.info/


(画廊 fullmoon 2000円)

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上記、演奏会が終わって、ちょうど20時。そういえ20:15から
NEXT21でNoism2のイベントがあったな? ということで
弦楽四重奏の余韻も残ったまま、移動しました。

CITY GIRDEN という食と花に関するイベントの一環のようで、
演目は「ボクラノハナゾノ」。
どんな内容かと思ったら、出演者は「ラグビージャージ」。
なるほど、花園ラグビー場ね。

毎度、私自身がダンスをみて、ストーリーを読み取ったり、
想像したりするのが苦手ですが、あの足場も不安定な会場の中で、
見事なパフォーマンスだと思います。

やっぱり、各種フォーメーションの変化、コンビでの動作、
そして、かなり無理な姿勢でも体の線を綺麗に維持したまま、
ピタリと動かずに静止する、見た目は地味な部分もありますが、
非常に大変なんだろうな、と思いました。

前回、りゅ~とぴあで見たときには観客の年齢層も
幅広かったですが、さすがに今回は会場がNEXT21ということもあって、
お若い人中心でした。20分くらいのイベントでしたが、
良いものを見させていただきました。

(NEXT21 1階アトリウム 無料)