息子の大切なものが盗まれた。
息子が小学校4年生くらいの時に
ベイブレードというコマが流行った。
息子も欲しいと言ってきたので、誕生日プレゼントで買ってあげることに。
おもちゃ屋さんに行ってみたら、流行っているだけに、ベイブレードコーナーには沢山種類があって、本当に自分はバカで、そのコーナーの端っこにあった限定品コーナーにあった、少し高いベイブレードを息子に薦めて
ただでさえ、支援学級にいるから、そんなところくらい優越感に浸ってほしいと思ったのが間違いで
次の日、公園に持って行った息子は、あっという間に盗まれて帰ってきた。
これは、学校に言ったところで無駄だな
と思い、息子にも諦めさせて、改めて安いのを買ってあげた。
注意力散漫な自閉症の子は、こういうことが起こる。
悔しかった思い出があります。
そして、先日今通っている高校の寮長から連絡が。
息子のゲーム機が無くなったと。
またか…
と思ったものの、今回は、まぁ本人の管理責任も有るだろうと思い、先生に任せることにした。
なにせ、全寮制なので、本人が無くしたか、学校内の誰かが持って行ったかしか無いので、その環境の中でどう解決するかも、本人の経験だと思う。
ま、無くなったとしても所詮はゲーム機。
なかな良い経験してんじゃないの。笑
才能の原石発見その2
ヒントはガンダム
という、訳がわからないヒントでしたが
彼が好きだったのは「戦い」だったようです。
日本の歴史は、戦いばかりですよね。
日本の歴史の後は、「三国志」が好きになり
ここまでは、まだ歴史が好きなんだと勘違いしていたのですが、次に読んで暗記していたのが
「はたらく細胞」という本を読んで、内容を覚えていました。
内容は、身体の細胞たちがばい菌や癌細胞と戦ってやっつけるという内容で
たまたま、カミさんが友達から借りて来て置いてあったやつを読んだらしく、私が咳き込んでいたら、息子が突然「その咳が出ているのは黄色ブドウ球菌が…」と話し始めて
「?」なんでそんなの覚えているんだ?
と、その本を読んでみて、なるほど戦いものが彼は好きなんだ。
ということが分かりました。
どうりで、ガンダムにハマってんだなぁと。笑
戦いが関連していれば、興味を持って覚えることが出来る…
しかし、これだけの情報では将来にどうやって結びつけるのかが難しい。
また、悩み始めました。
ただ、やはり好きなものに関しては、尋常じゃない集中力を発揮して、覚えるし調べるし。
これは十分な才能だと思うので、これを活かせる世界に行けるように、彼に出来るだけ多くの出会いの場を与えていこうと思います。
息子への育児失敗特集その3
失敗特集その3です。
幼少期の頃のことを思い出したので、まだ「育児」にしておきました。
幼少期編
「偏食」です。
自閉症やアスペルガーの子たちには、偏食の子がとても多いようです。
うちの息子もそうでした。
ここで、過去形で言っていることに気が付いてくださいね。
臭いものはほぼ食べられませんでした。
ネバネバしたものや、ヌルッとしたものも。
なぜか納豆は食べていましたね。
そこで、またしても男親の勘違いが始まります。
「大人になったら困るから、食べ物だけは絶対にに好き嫌いを無くさなくてはダメだ!」
と、なんの知識もない自分は、息子に嫌いなものを食べさせることを強要します。
大体想像つくと思いますが…
マーライオンです。笑
自宅でも
実家でも
びっくりドンキーでも
ロイヤルホストでも
温泉ホテルでも
まーたくさんマーライオンされましたが、これは「された」のではなく、「させた」と言うのが正しいと今では思います。
体が受け付けないんだからどうしようもないですし、それを抑止する考えも筋肉も整っていないから、どうしようもないんです。
つまり、マーライオンになったのは自分の責任ということです。
最初に「でした」と過去形にしておりましたが
実は、この偏食もある程度は解消されるようです。
うちの息子に関しては、小学校5年生までは、食べられるものの方が少なかったのですが、とあるアニメを観てから色々な食べ物に興味を持つようになり、急に色んなものを食べるようになりました。
そのアニメとは
トリコ です。
これをハマってから、モリモリといろんなものを食べるようになり、今ではネバネバ系のものとヌルヌル系の食べ物以外は、なんでも食べるようになりました。
あと、その苦手なものも、大人になったら困るからなるべく食べた方が良いよと伝えてからは、水を飲んで丸呑みするとかしながら、残すことはしないようになりました。
発達障害と言われても、大人になって必要に迫られれば、やるようになることも有るんですね。
だから、あまり焦らず、人よりは大分遅いかもしれませんが、いずれはやれるようになるということだと思います。
焦らず、ゆっくりとした彼らの成長を楽しみながら見れるように子育てしていけると良いですよね。
そういう子を持つ親同士でしかわからないことってたくさんあると思います。
他人は身勝手なアドバイスをして来たりしますが、経験者同士の話が一番参考になると思いますので、少しでも自分のブログで参考になれるよう、たくさん書いていこうと思います。