久しぶりにワイン会を開くことができました。東京ワインソサェティー。名前はかっこいいでしょ。通称アル中会。参加者は11人、弁理士は僕と江藤さんだけで、ほかは若い人たちも含めて男女いろいろです。今回はex patの人たちはほとんど来ませんでした。夏休み中か。今日のテーマはロゼです。いつものように9種類ブラインドで。。。パステル調の色がきれいです。

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食事用の赤のラインナップ。シャトーマルゴー97年、ペトリュスのセカンド85年、ラトゥールのサード99年、セーニャ06年です。

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赤ワインを買いにいつものワインショップに行ったら、特別のワインがあるのでどうだというのです。どうも近所のレストランが店を閉めて、そこの在庫処分で特価だというので奮発してしまいました。参加者が少ないとやけっぱちになるんだよね。でも、ほんとに安かったし、状態もまずまずでした。特に、マルゴーはおいしかった。

食事は、いつものサーモンに、メインが鴨でした。

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デザート。

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レストランは、カフェ・デ・プレです。料理は下のボールボキューズ用のメニューから。コースでも4500円で、ワインの値段もすばらしくリーズナブルです。一番奥の席なのですが、外との仕切りが全てあけ広げてあって、外の車や人の動きもすぐ近くに感じられるのに、エアコンがしっかり効いているという、不思議で楽しい雰囲気です。いつもの地下とは少し雰囲気を変えてみましたが、大正解でした。

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外もよく見えます。

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ちょっと工夫するだけで、楽しめますよ、いろいろ。これからも定期的にやっていきたいですが、可能でしょうか。
インフォパットで、先週7月20日のビルスキー判決セミナーに続いて、今日はIDSをテーマにセミナーをやりました。私はモデレータ。
http://www.infopat.org/

先週東京で講義をやりたいというメールがあって、火曜日の今日やっている、というお手軽というか迅速さが圧倒的な取り柄です。

今日の話は、開示義務というかIDSについて、Larson判決とTherasense事件の大法廷審理(今年10月の予定)の話でした。PTOはIDSのルールを決めているのですが、開示義務というのは結局は侵害訴訟で争われる事項なので、自らの審査が有利になるように決めているPTOのルールなどに従う必要は金輪際なく、裁判所が適用している基準に従うべきという話でした。Therasense事件のCAFC大法廷判決と、おそらくは最高裁から出るであろう上告審判決が期待されるということでした。

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講義には、暑い中、結局20人弱の方々に集まっていただきました。
浅間山にいってきました。7月19日月曜。快晴。すばらしく綺麗でした。いま現在、前掛山まで登れるレベルまで火山活動が低下しています。アサマ2000(スキー)によくきているので、この辺の地理はよく知っています。

朝早く起きるつもりが1時間寝過ごして、登り始めたのは10時15分になりました。天狗温泉(浅間山荘)からです。標高1410メートルからの出発ですが、梅雨明けでやはり暑い。1時間ほど登ると、発汗のコントロールが効かないというか、汗全開状態になって、気持ち悪くなってきたのでペースが下がります。寝坊を取り戻すのは無理か。不動滝の水は水流豊富なものの濁っています。

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樹林帯を出て、火山館の下まで来ると、すばらしい景色が広がります。

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すごい。
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浅間山の先っぽがわずかに見えます。
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火山館。ここまで約2時間。
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きれいな花がそこここに。
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湯の平を望む

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火口内のシェルター付近。ここで午後2時になってしまいました。写真に見えている前掛山に急いで登ってもここに戻るまで3,40分でしょう。帰りの電車の予約は取ってあるので、温泉とビールを優先して、ここから引き返します。朝寝坊したせいです。前掛山は、またくればいいや。
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不動滝の水が少し澄んできました。水量は朝と変わらず多い。午後3時を過ぎると涼しくなり、歩きやすくなります。

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午後4時15分に天狗温泉に帰り着きます。赤く濁ったお湯です。風呂の中でストレッチをして、佐久平まで降りて、ビール。うまー。

今回、はじめて、サポートタイツ(ノースフェイス)を使いましたが、すばらしい。下りが最後まで軽快に歩けました。膝の周りが痛くならない。これで、三種の神器、ストック、アミノバイタル、サポートタイツがそろった、おじさんトレックスタイルの完成です。


17日には、発明協会で1日講義(ヨーロッパ特許)をして、その後、名古屋、京都に一泊づつして、そして東京にとんぼ返りしました。こうしているうちに梅雨が明けましたね。

梅雨が明けた 暑い
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宴会 京都の道ばたの気温表示は35℃でした。
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渡月橋を望む
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マッカーサー道路 東京
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LESの大会の続きです。

午前中、NTT-ATの澤井さんがモデレートされた「公共の利益と特許権の対立」がありました。その後、飯村部長さんの進歩性の講義がありました。いつものように大変示唆に富んでいたので、自分の覚書として書き残しておきます。当たり前ですが、飯村部長さんのおっしゃったことに私の主観が加わったもので、文責は私のものです。特にカッコの中は私の感想です。

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(1)公開と独占のバランスというが、一つ一つの出願あるいは特許が20年間の独占の価値があるのかという判断をすべきなのではなくて、マスというか多くの出願全体として見たときにそれが妥当なのかどうかを考えるべきだと強く思う。(これってすごい発言です。)

(2)インセンティブが必要である。技術は勝手に進歩するが、それを促進するには特許権者(発明者?)にメリットが必要。(これは僕が大分前から言っているのですが、ほかの裁判官の方に聞くと、それは裁判官が考えることなのか、といった反応が強く、飯村部長さんはここのところこれをはっきりとおっしゃっていて、実務家として心強いです。)

(3)判断手法として、私が一人で勝手な考え方をしようとは思っておらず、特許庁の審査基準の範囲内で、論理の飛躍がないかといった視点で個々の案件を見ている。

(4)進歩性は高い方がいいという人もいるし、低いほうがいいという人もいる。トップランナーの会社にしてみれば、自分の技術のレベルよりも少し下くらいに進歩性の水準が設定されればいいと思っているだろうし、そうでなければ、水準はもっと低いほうがいいということになろう。

(5)庁、会社、弁理士、弁護士が入った進歩性検討会(後で特許性検討会になった)というのがあったが、結論としては裁判所の判断はおおむね妥当であったということになって、私としてはうれしくないことはないのだが、本当にそうかと思う。

(6)外国をみると米国はTMSテストに収れんさせて考えているようだし、ヨーロッパはプロブレムソリューションアプローチでシンプルである。国際調和というのが必要であるとすれば、日本はどうか。複雑すぎないか。上記の検討会で審査基準の内容をまとめたチャートがあるが、進歩性を否定する理由が列挙されており、一つのポイントに引っ掛かっても、進歩性なしの判断になる。以前、私が交通部にいたときには、過失相殺の割合の判断基準というのを裁判所が作って、公表していたが、被告はいつでも保険会社で、例外的な判断の例を集めていて、それを前例として引き合いに出して、自らに有利な流れを作ろうとする。一方、原告にとっては、一生に一度あるかないかの訴訟である。公平を保つために、このような基準は時々作りなおさなければならない。日本の審査基準のような複雑なものであればあるほど、それを律義に適用すると進歩性のレベルは上がるリスクを内包している。もう少し論理的でシンプルな基準を作りたいと思っている。リセットする必要がある。(これは完全に同感で、弁理士会外の委員会では、以前から言っているのだが、最近の記載要件の問題にも関係するが、より精緻に作りこんでいくにしたがって、特許性のレベルは高くなってしまう。どこかで判例の積み重ねあるいは審査基準をリセットしないとまずいです。)

(7)米国のビルスキー判決は大変面白い。直接的には保護対象の話なのだが、いくつか進歩性にも関連した指摘がある。結局、特許性の全体が大事になるのだが、ビルスキーのなかでは、保護対象はなるべく広くとらえて、進歩性で切るという方向性が示されているように思う。

(8)日本の審査基準は複雑すぎて、検証が不可能な要素がはいっている。「~でないこと」が基準になるのはおかしいのではないか、なるべく「~であること」が進歩性を認める基準になるようにできないか考えている。

私の感想としては、やっぱ、飯村部長さんは、日本のリッチ判事(アメリカの現在の特許制度を作ったといわれている判事)なのだと思います。

正午に大会が終了しました。すぐに空港へ。これから羽田経由で、小松に行きます。とりあえず、空港で博多ラーメンを食べました。山笠も始まっているようで、テレビではその話題というかニュースで盛り上がっていました。15日の早朝が山笠のメインイベントだそうです。大会は大変楽しかったですが、今回は中洲へ行けずに残念でした。あみちゃん、ごめん。

また富士山 2週間で雪がこんなに減った

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新しい滑走路がよく見えました。国際線の新ターミナルも相当でかいのが完成間近で、よく見えました

奧山、つうか、居眠り弁理士のブログ-新滑走路


小松に向けて空へ

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