四、五年前の夏
仕事仲間の実家で深夜の家族麻雀に混ざった後、
早朝、千葉は片貝海岸へ二人で波乗りへ行った時のことです。
出来事は一瞬でした。
僕らは到着すると浜へ出て着替えていました。
九十九里浜、、辺りは見渡す限り砂浜と雲一つない晴天の青空。
遠目に人影と僅かに雑草が映る位。
そこで、馬鹿でかい、何かが、頭上を一瞬にしてかすめたのだ。
僕らは、鼓膜を引っ掻いた一瞬の裂風により反射的に首をかがめた刹那に、広い浜一面をフラッシュし、過ぎる一瞬の影を見た。
二人で顔を見合わせ、上を見たが雲すらない晴天。
一瞬の影しか見えなかった。
稲妻よりも。
知りうる限りが比べ物にならない。
物質の動くスピードな筈がなかった。
次元が違う何か。
異次元を知らされ立ち尽くした。
それは、脳内に存在していた想念の力による遥か昔の文明か、
哲学だけが事実という究極の世界か。
なるほど、全ての物質は手放せる。
異次元は存在している。
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