健康ランドを朝6時半に出て先輩の実家に寄り、カレーライスを頂き京都へ向け出発。
二日振りの快晴の青空の中、21号線を進む。
関ヶ原に入り合戦の模様を想像し、昔その地が担った戦の火の余韻に気を研ぎ澄ませながら風を切る。
さらに進んで琵琶湖に突き当たり、湖畔沿いを京都の入り口まで快調に南下。
山に囲まれた土地に田んぼと湖が広がる滋賀はなんか、気付いたらそこに居たかのような夢の中の風景。
不思議なドキドキ感を覚える。
激しい戦乱の世から土の下に、勝ち鬨の覇気や落人の血や無念、斬り合いの狂気なんかを含んだ空気が淀んで沈み、目に見えないそれがゆっくり浄化されて立ち上っているのであろうか。
それとも元々その土地の持つ柄や気により、時代は戦乱の舞台に成るべくしてこの地を選び、その気の影響でおれの意識も謎めくのか。