追記)
最初の1週間が過ぎましたので、出品は終了させて頂きました。
次回は出品方法を変えて出品方法したいと思います。
無銘ですが40年程前のドイツ製で軽くて腰の強い弓です。
やや短く、フロッシュが小さい為、手の小さな人や腕の短い人などに丁度良いのではないかと思います。
詳細はこちらをご覧ください。
記述の中に、弓が細いので力を掛けすぎると弓がオーバーフローすると書きましたが、久しぶりに使ってみると「うん?そうかな?」と思ってしまいました。
感覚的なものはアテにならないので、実際に測定してみようと、新しく手に入れた腰が有ると思われる弓と出品している弓を比べてみました。
アバウトですがこの方法でもある程度弓の腰は測定出来ます。
方法は簡単で、デジタルスケールに円筒状の物を乗せて、どちらの弓も最も反りの深い部分で10mmとなる様に弓を張って弓で円筒を押さえつけると言う方法です。
円筒ですので当たり方に誤差も出難くて良いのですが、難点は荷重の頂点を掴みにくいと言う事です。
押さえつけて行くと棹が当たりますが、棹が当たると当然荷重は棹で掛かりますので、当たるか当たらないかと言うポイントを手の感覚で掴まないといけません。
なので、正確さはやや欠けますが、ある程度把握できます。
2枚目の写真は撮影の瞬間に棹が当たって数値が大きくなってますが、こうして比べてみると数値的には殆ど変わらないですね。
新しい弓の方が10〜20g程多めに出ているくらいで、やや腰が強いのかな。と言う程度ですが、プロだとこの僅かな違いが手応えの違いになるのでしょう。
又、腰の強さは頂点だけでなく、そこへ至るまでの変化も重要で、これはさすがにこんな方法では測れません(笑)
この辺りは手の感覚に頼るしかありませんが平均的に変化する方が当然良い弓だと言えます。
出品してる弓の方がやや早く撓む印象でした。
ちなみに、これは写真を撮る為に普通に弓を持つ状態で測定しましたが弓の両端を持って押さえつけるともっと大きな値を表示します。
これは物理的に力点が増えるからですが、確かめる場合はこちらの方が接触したかどうかも分かりやすくて良いかもしれません。
結果的に出品してる弓も腰の強さはしっかりあると思えました。