乗り遅れるな!? 今がチャンス!NHKの「ラジオ英会話」が大人気らしいぞ | iPhone De Blog

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「ラジオ英会話」が大人気らしい?

 

自分も2月から聴いてる「ラジオ英会話」なんですが、4月の新年度からはテキストを購入して聴いてます。

今回は、この大好きな番組の紹介やテキストの使い方等の紹介をしたいと思います。

 

 

先ず、講師は「大西泰斗」さん、パートナーは「Paul Chris McVay」さん「秋乃ろーざ」さんです。

 

ちなみに大西さんはこのAmebaでブログを書かれてます。

 

https://profile.ameba.jp/ameba/onishi-hiroto

 

 


 

自分は、この放送が大人気だと言う事は全く知らず、2月からNHKのラジオ講座のアプリ「NHK語学」を使って英語の勉強の為に幾つか番組を聴いてました。

 

その中でもこの「ラジオ英会話」は後でのべる理由で「こりゃ面白いし勉強になる」と言う事でテキストを買って勉強してみようと思いました。

 

ちなみに他の番組はテキストを買わずにそのまま聴いてますが、自分が聴いてる番組は「基礎英語1−3」「遠山顕の英会話楽習」「ボキャブライダー」で、これ以外に「毎日中国語」もテキストを買って聴いてます。

 

この3人での番組は2018年からスタートした様ですが、何故大人気かというのは、大西さんのインタビュー記事が以下のリンクを参照して頂きたいと思います。

 

「NHKラジオ英会話」大西泰斗が語る!異例の大ヒットの理由とは?

 

こちらも画像にリンクを張ってますが、やはり話題となっています。

 

 

リスナーとして感じた魅力

内容に関する魅力に関しては上のリンク等で大西さん自身が述べられている為、自分がリスナーとして聴いたそれ以外の3つの魅力を自分が長年やっているクラシック音楽に例えた話を交えて書いてみたいと思います。

 

これは「ラジオ英会話」だけでなく他の講座にも通じる事も含まれます。

 

1)安い(テキストを買わなかったら無料)

 

これは全ての講座に言える事ですが、今どき、駅前留学等と言っても結構なお金を払わないといけないのにテキストを買ってもワンコイン以下!こんなお得に勉強出来る方法があって良いのでしょうか(笑)

 

自分は一昨年から1年間英会話教室へ通ってました。

 

4人位のグループ・レッスンで講師はオーストリア人の男性で、時間帯が平日の昼間なので生徒はナースだったりホテルウーマンだったりと殆ど若い女の子でしたが、そういう意味では若い女の子と英語の勉強できるのは楽しかったです。

 

ただ、週のうちの幾つかのコマの時間を何れか自由に選べるのは良かったのですが、その為、毎回同じメンバーで同じ時間帯に授業が行われない事から、年間を通してのカリキュラムと言うのが特に無く、内容が体系的では無く、同じ内容を3ヶ月前にやった。という事も少なくなく、残念ながら英語の力そのものは付かなかったので1年で辞めてしまいました。

 

そこでネイティブの話や感覚を聞くことが出来るのは非常に勉強になりましたし、英会話教室にしては(恐らく)文法的な事もちゃんと教えてくれてたのですが、毎週1回☓4回で8,000円で、内容に対してやや充実感が足りませんでした。

 

一方NHKの番組の方は年間を通してのカリキュラムを立てていると思いますし、先の「NHK語学』アプリ=ストリーミングアプリを使えば、いつでも何処でも繰り返しでも聴けますので時間の制約もありません

その上、テキストを買っても1コインですから言うこと無いでしょう。

 

英会話教室と違って、実際の会話は体験出来ませんが、数ヶ月聴くと気がついたメリットあるので後で書きます。

 

2)パーソナリティ(スタッフ)が魅力的

 

こう言う講座を毎日楽しむ為にはパーソナリティの魅力も必要です。

 

幾ら内容が素晴らしくとも聴いてて楽しくなければ「勉強」と言う感じになってしまいますが、この点で、この3人のバランスが非常に絶妙なんですね。

 

大西さんは自身で喋ってる様に下らないオヤジギャクが炸裂しますが(笑)、これが滑りながらも絶妙な線で面白く、これ対してローザさんやクリスさんがツッコむ、時にはこの2人がボケたりと勉強になる中で、毎回笑わせてくれて、お気に入りのDJのラジオ番組を聴いてる感じです。

 

又、英会話の勉強ですからネイティブの発音を聴くのも重要ですが、自分は上記の講座を全て聴いていて番組のパートナーの発音はこの2人が一番聴きやすいと思ってますし、自分が聴き取りやすいネイティブを探すのも大切です。

 

別に英語だからと言って巻き舌バリバリで喋る必要は無く、それなりにでも話せるのが重要で、ネイティブでも口や下の構造、喋り方は人それぞれで、聴きとりやすい人、聴き取り難い人は居ますので沢山の講座の中で自分が聴き取りやすい人を探して下さい

 

自分は長年音楽をやっているので耳は良い方だと思いますが、多くの講座の中で、ローザさんはカリフォルニア出身でアメリカ英語、一方クリスさんはイギリス出身でオックスフォードを出た方でイギリス英語になり、アメリカ英語とイギリス英語の両方が聴ける点も重要だと思ってます。

 

過去にオーストリア人の英会話教室へ行ってましたが、やはりCanは「カン」と言う様に発音され、クリスさんもその様に発音されていて、一方ローザさんはやはりアメリカ英語の発音ですが、あまり巻き舌の激しい発音では無い為、非常に聴き取りやすい発音です。

 

例えば「遠山顕の英会話楽習」も中々面白いのですが、自分の場合ネイティブのパートナーの方2人(カナダ・モントリオールとアメリカ・ユタ州)の発音が中々聴き取れません。喋り方もパンチがあってテンポが良いのですが、そのテンポの良さと英語独特のイントネーションや巻き舌系の発音が素晴らしく耳に慣れません。

 

どうも自分の経験ではアメリカ英語よりもイギリス英語の方が聴き取りやすい気がしますが、アメリカ人の巻き舌バリバリの英語も聴いて耳を慣らす必要もあるので、他の講座の様々なネイティブの英語も聴いていますが、数多くのネイティブが喋るのを聴くのも大切で、これは講師が一人だけの英会話教室へ通うよりもメリットがあると思います。

 

音楽の表現を学ぶ為に、一人の演奏家だけでなく多くの演奏家の演奏を聴くのが大切なのと同じでしょう。

 

個人的にはパートナーの「秋乃ローザ」さんの落ち着いた大人の雰囲気とチャーミングな雰囲気を併せ持つ声が大好きで、おまけにすごい美人。多分、大人の男性ファンは多いのではないでしょうか(笑)

 

ちなみに彼女は日本文化にも詳しく、彼女のツイッターには日本髪を結った写真や番組の収録風景等を動画で紹介されていますが、この動画も面白いです。

 

https://twitter.com/akinoroza

 

 

3)耳から学ぶ事で身につく事は多い

 

英会話教室でもホワイトボード等を使って授業を行いましたが、ラジオ講座もテキストがあるのでテキストを見ることが出来ます。

 

ただ、耳から聴いて、聴いた英文を頭に描くことも非常に重要だと言う事を、数ヶ月の間、ラジオ講座を聴いてて最近気が付きました。

 

これは音楽を聴いてる時と同じなのですが、楽譜を見て音楽を聴いてる時と言うのはやはり楽譜に目が行きますし、楽譜には現れない微妙な表現と言うのを聴き逃しやすい気がします。

 

これは英会話でも同様で、英語だけを聴いて頭に英文を描く事は、逆に自分が喋る時と逆の過程を通っている訳で、普通に会話する場合にテキストと言う物はありません

 

大西さんが言われる英語の左から右へ指定して行くという様な流れを耳から頭へ直接流して行き、自分もそれを組み立てて会話で使う為に必要な物は耳と口だけです。

 

しかし、これに対して英語を聴いている時にテキストを見ると通常の会話と異なり、目からの情報が間に入る為、聴くことが疎かになりますし、逆に自分が喋る時もこの目からの情報が無い為、上手く喋ることが出来ません

 

これは曲を聴く場合と逆の演奏における暗譜と似ている気がします。

 

楽譜を見ながら弾くよりも、やはり暗譜している方が自由に演奏出来ますし、自分の出している音にも集中出来ます

 

又、ピアノ伴奏があるソロ曲の場合だと英語の相手の話しに相当する、ピアノにも耳を傾ける事が出来ますが、英会話も全く同じでしょう。

 

但し、耳だけで放送を聴く場合、聴き取れなかった内容があるとやはりテキストがあると助かりますし、暗譜で演奏する場合も大抵のプロは楽譜は置いてます

 

又、目からの情報と言うのは記憶にも非常に大切ですのでテキストはやはりある方が良いと思います。

 

音楽の場合でも「耳コピ」と言う耳で聴いた音楽を素直に覚える手法があり、某音楽メソッドでは楽譜を使わずにこれである程度音楽を学ぶスタイルが取られていますが、反面、相応の年齢となった時に楽譜を読む習慣が無いので楽譜を見るのが苦手。と言う状態となる様です。

 

英会話も同様で、やはり文法等をキチンと理解する為にはテキストへ書かれているガイド(大抵は喋ってる内容そのままですが)や挿絵を見ることで一層理解を深める事が出来ますし、実際に書く場合はスペルも覚えておく必要がありますので、これらを含めてテキストがある方が望ましいと思います。

 

楽譜の情報でも音の高さや長さは暗譜出来ても、細かい表情記号まで覚えてない場合があり、楽譜を良く眺めると「あ!ここはpだったのか!」という様に指定を落としているケースも多々あります。

 

おすすめの勉強方法)

 

1) 先ず「NHK語学」アプリを入れる

 

恐らく番組をリアルタイムで毎日聴けると言う人は少ないでしょうし「今、なんて言った?」という場合に戻せるというのも大切なので下のリンクからアプリを入れて下さい。

 

NHKゴガク アプリ

 

OSもiOS・Androidと揃っていて、端末もスマホ・タブレット等殆どの機種は対応すると思います。

これで聴ける番組は1週間遅れとなり、だいたい月曜の10時位に更新されます。

 

 

 

最初はこれで自分のレベルや好みの番組を探して下さい。

 

自分が最初に聴き始めたのは2月くらいで、もう年間カリキュラムは終盤、どの講座もレベルが高い状態でしたが、今の時期ならまだ始まったばかりですし、英語が苦手の方は基礎英語1等おすすめです。

 

英会話は良く言われますが中学生レベルの英語で充分だと思いますので先ず基礎英語1−3をしっかり理解出来るレベルになるのは大切ですが、これに加えて英語をイメージしやすい内容と言う点ではやはり「ラジオ英会話」が一番だと思いますので、この4つをメインにされるのがおすすめです。

 

基礎英語1は今は学校生活のスタートと言う感じのスキットで、基礎英語2は何故かファンタジー系ストーリー、基礎英語3はロボコーパスというロボットを主人公にした話しですが、どれも始まったばかりでまだ着いていけると思います。

 

自分の場合は1は最初から聴いただけで理解出来ますが、2−3は内容によっては落ちるものの、スキットの解説後はテキストが無くとも頭に入るレベルです。

 

「ラジオ英会話」の場合だと、現在、日本人に理解が難しい「前置詞」を丸覚えでは無くイメージで掴める様になる事をテーマに1話完結のショートスキットとなっていますのでいつでも始められますが、出来れば、4月号からテキストを買って眺めておくのはおすすめです。

 

3ヶ月買っても自分が通ってた英会話教室の1ヶ月の月謝にもなりません(笑)

 

 

 

 

これ以外にCD付きの版がありますが、ストリーミングは1週間で無くなりますが、CD版のメリットは1週間以上前の放送が聴きたいと言う場合にもいつでも聴けると言う事でデメリットはその分価格が高いという点です。

 

 

 

2)テキスト買うならKindle版がおすすめ

 

テキストを購入される場合は紙版とデジタル版がありますが、PCやタブレットをお持ちならデジタル版がおすすめです。

 

CDが欲しい方は自動的に紙版となりますが、紙版は届くまでにAmazonでも1日程時間が掛かりますし、ダウンロードで購入できるデジタル版の方が紙版よりも大抵の場合安く手に入ります

 

又、紙版は保存管理が面倒ですがデジタル版は何冊あっても保管と持ち運びも楽です

もちろん、自分は紙が良いと言われる方はご自由に。

 

以下のNHKのサイトでデジタル版の購入できるサイトが紹介されています。

 

https://www.nhk-book.co.jp/pr/text/d_text.html?utm_source=nhk&utm_medium=mygogaku&utm_campaign=text2019

 

紙、デジタル版に関わらず年間購読すると割引となるシステムがありますのでこれを利用する手もありますが、お試しで買ってみる場合は紹介しているAmazonのKindle版がおすすめです。

デジタル版の場合元のデータはPDFだと思いますが何処も専用アプリで無ければ読めないシステムとなっていますので専用アプリをインストールするからWebブラウザから閲覧する必要があります

 

もしAmazonプライの会員となっている場合はKindleで無料で読める書籍もありますし、1元管理しやすいと言う点や定期購読以外のお試し購読がしやすいと言う点が魅力です。

 

自分は当初、上記のサイトからフジサンケイのサイトへ入って購入しましたが、購入方法が非常に分かり難く、毎月払いの定期購読を解約してAmazonの単品購入の方へ切り替えました。

 

ちなみに、サイトの一覧の中にdマガジン等も記載されていますが、ここで読めるのは「趣味の園芸」等一部の雑誌のみで英会話系の物は一切読めません。

 

Amazonの会員でしたら、ちょっと読んでみようかと言うのであればAmazonの単品購入がおすすめで、年間購読というのであれば、フジサンケイのサイトで購入すれば以下の様に33%割引というのもあります。

 

 

https://www.fujisan.co.jp/product/3282/

 

 

3)テキストを見る時は見ないタイミングも作る

 

「ラジオ英会話」もそうですが、ネイティブスピーカーが読んだスキットが最初を最初に聴いて、その後スキットの解説が行われますので、先ず、テキストを見ないでそのスキットを聴いてみるのをおすすめします。

 

その後、読まれたテキストを見ながら解説を聴き、再び読まれる時は又テキストを見ないで聴く。という様にテキストを見ない時間を作りながら聴くと英文が素直に耳から入ってくる様になると思います。

 

4)週の終わり金曜日はレビューだけどそれも聴く

 

どの番組も金曜日はレビューと言ってその週の復習となり、月曜から木曜日までの内容の復習となります。

その為、木曜日まででも悪くなく、私も当初は再放送だろうと思ってましたが、再放送では無く金曜日のレビューはレビューで番組を作っていて、番組によってはこれに加えて金曜日だけの内容もありますので、まとめの意味も含めて聴いた方が良いと思います。

 

 

以上「ラジオ英会話」を楽しむ為の話を書いてきましたが、取り敢えず、聴いてみるのがおすすめです。

 

2020年はオリンピックも開催されて、外国の方も多く来られると思いますし、少しでも話せるようになると楽しいと思いますが、あまりお金と時間を掛けるのは無理と言う方にもおすすめです。

 

皆さんも如何でしょうか。