
何を買ってるかというと基本ファッション関係

そもそも服など興味も無く、買いに行く為の時間が勿体無いと思うと、購入する為に出かける機会が歳とともに少なくなってしまった。
そうなると何処で何を売ってるのか分からなくなってしまい、結局、探すのが面倒なので近くのショッピングモールにあるUNIQLOやライトオンばかりという事になってくるが、いい歳したオヤジがUNIQLOやライトオンというのはちょっと情けない話だ。
特にUNIQLOはインナーならともかくアウターは被ったりする事も多いので尚更。
たまたま、今年の冬休みにヤフオクで、前から欲しかったダウンを買ってみたのをキッカケに安くて良い物を探すのが楽しくなった。
何と言っても、態々買いに行かなくとも良いし、店が閉まってる夜でも、移動時間や待ち時間のアイドルタイムでも自分の好みの服を探すことが出来て、その上安く手に入るなら言うこと無い。
これまで落札した物で幾つかお買い得品を紹介してみると
アメリカの倉庫に80年代頃から30年近くデッドストックで長いこと眠ってたWOOLRICHと言うメーカーのウール100%のビンテージセーター
これが3,900円

このクラスのセーターを買おうとするとこの倍の値段以上すると思われる。
デッドストックと言っても普通に新品(未使用品)と同じ。
非常にしっかり編んであって軽くて暖かいのでこれを着ると中々他のセーターが着られないくらいで、この冬は重宝した。
ちなみに今日も寒くて着用中

今日も着用中と言えばこの激シブのジャケット
牛革製のティンバーランドのボンバージャケットだが、これも新品で7,250円で落札した。
普通に買うと10万近くする高級ジャケットが新品で1/10以下で手に入る。
その他、仕事の場合やコンサートの礼服の上から着るのに買ったピエール・バルマンのラム革コートが15,000円
これも新品だが普通に買えば5,6万はする品物
こちらはクロコダイルブランドの同様にラム革コートで、少しカジュアル系で中綿入りのタイプで普段着用だが9,000円で普通に買えば3,4万程。
中はウサギファー入りなので非常に暖かいが、これは4,500円だったが、やはり1万円以上する品物。
これは家人に買ったミラショーンと言うブランドの同じくラム革手袋で2,000円
1泊の出張や旅行用に買った森田鞄の牛革製ボストンも新品で15,000円。
これも通常3万以上する品物だった。
これからのシーズン丁度良いコットンセータは1,999円、定価は2万程の品物で、定形外の送料400円合わせて2,400円とUNIQLOのセータと同じくらいの値段で比べ物にならない程良い物が手に入る。
どれも新品未使用品で、落札価格は最高でも半額かそれ以下の価格で、1点以外は全て競合なしの単独でスタート価格で落札してる。
この1,2ヶ月の代表的な成果を紹介したが、幾つか秘訣を書いてみよう。
オークションで最も重要なのは無駄な競争を避ける事。
競合するとつい値段を上げてしまって気が付くと高い価格で買ってしまった。と言う失敗があると思う。
実は一番最初に買ったダウンはそれだった(笑)
もうこの品物は2度と無いと言う気がするが、実は沢山あったり、それより良い商品が見つかることもある。
もちろん、その商品を見つけたのは一期一会なので自分が出せる範囲の上限を決めて入札して落札出来ればそれはそれで嬉しい。
先に紹介したティンバーランドのジャケットは5人で競合して落札した物で、実はもう少し高い金額まで出しても良かったが運良く落札出来た物なので一層嬉しいが、逆に言えば、その金額以上になったら素直に諦めるつもりでもあった。
この辺りは投資と一緒で深追いをしないのが一番と言う事だ。
又、幾ら安くても必要でない物は買わない。紹介は良く読む。と言う事も大切だ。
その為、自分の場合、すぐに落札せずに気になるものはウォッチリストへ先ずドンドン入れていく。
今はスマホ用のアプリもあるので地下鉄なんかで移動中に気になるものをウォッチリストへ放り込んで、その後、時間がある時にもう一度内容を確認する。
気になるものを探してるのだから同じような品物がウォッチリストには入ってるのでその中で比較して欲しい物を絞る。
場合によっては紹介を見ると寸法などが大きかったり小さかったりする場合もあるし、詳細に説明が書いてない場合もある。
サイズが合わない物や合わないリスクの高い物はウォッチから外して行くと本当に欲しい物が残る。
ある程度値段のする物は、実際に絞ったその品物が安いのかどうか市場調査もした方が良い。ネットで調べるとショップで買う方が安かったと言う場合もある。
では、無駄な競合を出来るだけ避けるにはどうしたら良いか?
カテゴリで欲しい物を絞り、入札の無い物を探すのだ。
その際、検索条件で、自分のイメージする価格を設定するとそれより高い物は省かれるのでより見つけやすい。
例えば、セータ類なら5,000円以上は出さない。と思えば、上限価格を5,000円にすれば良い。
余程の事がない限り、自分は新品しか買わないので新品のみと言う条件も入れる。
大抵入札の無いものは終了までの時間が長い物が多いが、気にせずウォッチへ放り込んでおく。
1円スタートと言うのは大抵上がってくるので期待しない方が良いが気になればそれも入れておく。
狙い目は、ショップでは無く、個人持ちの新品・未使用品で、何が良いかと言って、ショップ以外は消費税が掛からないのが良い。
ショップと比較して最初から消費税分お買い得だ。
注意したいのは送料で、思ったより高く設定してる場合があるので、そう言うのもウォッチから外すし、同じ様な物なら送料の安い方を残す。
服の場合、同じLでもサイズが全く違う場合があるので服の場合は自分の身体のサイズはちゃんと測って把握しておいた方が良い。
出品者も色んな意味で出来る限りチェックした方が良い。
やはりある程度の金額以上の品物を落札したい場合、悪い評価がある出品者は、どういう理由で悪い評価をされているか?と言う事や、気に入った品物を出してる出品者の場合、大抵、ジャンルや好みが似てる筈なので、他に良い物が無いか?とその出品者の他の出品リストを見ると、もっと自分の好みの物が見つかったりする。
手っ取り早く探したい場合は、終了時間までが短いもの順で並び替えると、欲しい物がすぐに見つかるって手に入る可能性がある。
最後のポイントは入札のタイミング。
入札は出来る限り遅い方が良い。
何故なら自分が見つけた掘り出し物に入札すると注目のオークション等に表示されてしまうからだ。
その為、出来る限り入札はギリギリまで引き伸ばす。
無いとは思うが、場合によってはダミーの入札者を作って、競合させて価格を吊り上げる業者も居るので、入札はそう言うダミーが入れないギリギリのタイミングの方が良い。
自分の場合、本当に欲しい物は殆どの残り時間1分を切ったところで入札してる。
これなら、幾らダミーで値段を吊り上げ様としても間に合わない場合が殆どだろう。
まあ、それを忘れてしまう場合もあるが、ヤフオクの場合15分位前にメールやアプリで教えてくれるので便利が良い。
もちろん、忘れそうな場合は自分の上限まで入れておいても良いが、自分の経験では早期に入れておくと必ずと言って良いくらい競合がある。
ヤフオクは自動更新機能があるので、場合によっては先のジャケットの様に設定以下で落札できる場合もあるし、自動更新の結果、自分の設定以上まで上がってしまったらそれまでだったと諦めるのも大切だ。
その際に入札する金額は9円単位が良い。例えば、2,500円では無く、2,499円とすると場合によってはそれ以下で落ちる場合もある。
要するに、2,480円や2,499円と入れても落ちないなら、もしかすると2,500円以上入札してるかもしれない?と思うからだ。
但し、相手がそれ以上の単位2,500円以上を考えてれば無駄。
自分の場合、競合した場合降りる事が多いので、こうやって競合した場合のテクニックも磨いてみた。
練習方法としては欲しい物の上限を自分の中で確実に決めて入札するのが一番。
実売1万以上する物が1円でスタートして1円で終わることは無いので、そう言う物は100円とかで気軽に入札して練習するのが良い。
以上、自分がこの2ヶ月位で習得したヤフオクのテクニックを紹介してみた。