オーナーは客先の社長の知り合いで、もう一人、地元で仕事をされている(職業を書くと誰か分かるので書かない)方と自分の4人
メインの場所にドーンと囲炉裏が切ってあって、ここのオーナーからヤマメの塩焼きや海鮮、肉を焼いて振る舞って貰いながら、楽しい話で盛り上がった。
ここはキッチンも全て業務用で、元々、店をやる予定で作ったけど、面倒臭くて止めたらしい
老後の楽しみで。。と仰っていたが、いやいやまだまだ元気に活動されそうな勢いで、個人でこう言う隠れ家があるのは羨ましい話だ。
4人とも仕事も年齢も違うが、それぞれの話が面白くて酒も美味しかった
こちらはオーナーが用意した「誠鏡」
我々が持って行った「雁木」
「山口の酒は甘い」と言われるが、個人的には酒は甘い飲み物だと思っている
日本酒は醸造酒になるが、醸造酒は以下の3つに分類されるらしい。
1)単発酵酒(ワイン):果実などの糖分を酵母が発酵。
2)単行複発酵酒(ビール):デンプン質を糖化し、その糖を酵母が発酵。
3)並行複発酵酒(日本酒):糖化と発酵が同じ容器の中で同時進行。
この中で3)の並行複発酵酒と言うのが日本酒になるが、発酵の過程で、麹の酵素によってデンプンがブドウ糖に変化する糖化を行っている為、そもそも「糖」が含まれるワイン等と違い、ガッツリ糖分が含まれる。
辛口、甘口と言う分類は糖分がどれだけ含まれるかで別けられるが、辛口の場合はこの糖化を出来る限り少なくして発酵させている訳で、製法や匙加減によって辛口から甘口まで幅広く作られるが、基本、「糖分」が無いと発酵しないのだから日本酒は甘い飲み物と言うことだ。
まあ、僕の場合は辛口でも甘口でも醸造用アルコールが入ってない純米酒なら何でも美味いと思ってる