先日、朝の番組を見てるとDocomoのガラケーが人気と言う話をやっていた。
スマホ全盛の時代の様だが、意外に半数以上はガラケーなのだ。
僕の様にスマホ2台にガラケー一台と言うのは特殊だが、従来のガラケーで充分という人は多いはずだ。
最近は新機種と言えばスマホだが、久しぶりにDocomoがガラケーの新機種を出した様だ。
今年、iPhoneに参入したDocomoだが、意外と言うか、9月は予想通り苦戦している様だ。
DocomoがiPhoneを発売するまで待っていたユーザが、DocomoのiPhone戦略等に失望してMNPで他のキャリアへ移動したと言う事が考えられる。
反面、ガラケーユーザーと言うのはそのまま残っている可能性が高い。
DocomoはFOMAの時代に800MHzで田舎まで電波が届く様にして中高年層のユーザーを増やしている。
そう言うユーザーはスマートフォンへは中々以降し難い。
Docomoのやらなければいけない事は、そう言うユーザが他所へ行く事を防ぐ。
一方で、スマートフォンへ以降しやすいと感じるようなガラパゴススマートフォンを作る事だろう。
iPhoneはAppleが全てを決める為、Docomoは「土管屋」(通信環境しか揃えられない通信キャリアを揶揄する表現)に徹する必要があるが、自由度の高いAndroidやガラケーを扱えばそれなりの対象者は確保出来る。
最近、Androidの新機種も発表した様だが、iPhoneを含めて全てをカバーすると言う意図なら、そのうちDocomoの逆襲もあるかもしれない。
通信環境に関して言えば、今のDocomoは分が悪い。
FOMAで勝ちを取って来たDocomoと同じ手段でauが800MHZのLTE環境を揃えて居る為、比較ではことごとく差が出ている。
iPhoneと言う同じ機種を扱うことで、通信環境の悪さが露呈してしまったとも言える。
これを改善するには時間が掛かるので、品数の多さで勝負に出ると言う戦略に出たのかもしれない。
後、半月もすれば10月の結果が出る筈だが、Docomoの勝負はこれからだろう。