先日、夜に近所の水道管が破断して、急に断水となった。
事故なので当然急に断水となり、その日は風呂に入れなかったが深夜には復旧した様で、翌日は普通に生活して、その夜。
子どもが2階のトイレの水が出ないと言うので見に行くと、確かにタンクの上から出ている手洗い用の蛇口から水が出てない。
タンクの蓋を開けてみると出ているのは出ているが少ししか出ていない。
その為、タンクに水が溜らず流れない様だ。
他の場所は何ともなく「2階」と言う事から(我が家は2階で水が出る場所はそこしかない)、もしかして「漏水」による圧損?と思ってしまった。
つまり、家の中、若しくはメーターから内側の何処かの管に亀裂、繋ぎ目のシールからの漏れにより水圧が上がらずに2階まで水を上げる力が弱いのだろうと思ってしまった。
これがそもそも失敗。
僕は以前油圧、水圧機器の会社でエンジニアをしていた経験から圧損などと言う知識があるので、変な予測をしてしまった。
普通なら単純にタンク内の部品がおかしいと思うのだろうが、要するに考えすぎだ。
只、2階のタンクもちょろちょろだがやっと溜まって他の場所も使ってない事を確認して水道メーターを見てるとパイロットランプはやはり回っている。
使ってないのに動いていると言う事はやはり何処かで流れているのだ。
夜11時程だったが、誰も使ってない状態で2時間ほど置いて測ってみると、20Lほど流れている。
これが測る前の写真。
ちなみに、使ってないのにm3のメーターの左下にある丸い物が動いていいれば流れているということになる。
上のダイアルが10L単位で下のダイアルが1L単位だ。
2時間ほど経って再度写真を撮ってみた。
確かに20L以上は流れているので1時間で10Lは流れているし、パイロットは相変わらず回っている。
僕の悪癖で思い込むと他のところをチェックしない。
考えれば、トイレのタンクから便器へ行くバルブに漏れがあって、そこが漏れた為に補充と言う状態が発生していると言う事もあったのだろうが、夜11時過ぎで、頭も良く回って無かったし、丁度、冷蔵庫に張ってあったマグネットを見てそこへ電話してしまった。
これも間違い。
この水周りの修理サービスのマグネットは良くポストへ入っているが、余程緊急事態で無ければ利用しない方が良い。
24時間対応だったが、もう遅かったし、翌朝は日曜日で、翌朝来ても50L程の漏水なので、翌朝来てくれということで、サービスマンへ来て貰った。
で、来て貰ってメータを見て貰ったところ、あれほどチェックしたパイロットランプはピタッと止まっている。
しかし、2階のトイレのタンクへ入る箇所はやはり水の出が悪いので、そこをチェックしてもらう事にした。
結局、タンクへ水を流すボールタップと、便座へ行く排水バルブのゴムを交換して貰ったが、我が家は築20年で一度も部品を交換した事が無く、1階も可能性があるのでやって貰う事にしたが、その金額が問題。
僕は1階の作業をやっている間、交換が終わった2階のパーツをネットで調べて価格を見ると、ボールタップは3,000円程度で購入でき、ゴムパッキンなどは1,000円もしない。
高額な工賃や出張料が殆どなのだ。
あれこれと交渉の末、請求から1万値引きさせ2箇所で税込35,000円。
あれこれと交渉の末、請求から1万値引きさせ2箇所で税込35,000円。
この手の業者を呼んでの金額としては安くはあがった方だと思うし、自分でやれと言われれば出来ないことは無いがそれなりに労力は掛かる。
ただ、調べると、市の水道局推奨の業者の組合などがあり、そう言うところへ連絡して頼めば遥かに安かった筈だし、我が家はTOTOだがTOTOのお客様サポートを見ると、自分でも修理できそうなくらい詳しい説明もあるし、こちらへ連絡すると言う手もあった。
http://www.toto.co.jp/support/
この手の業者が最近増えているが、安易に呼ばない方が良いと言う失敗談として参考にして欲しい。