やはり、iPhone De Blogと言う名前なので取り上げないわけには行かないので取り上げる。
詳細はこの辺見て貰えば良いが、長くなって、コネクタが変わって、基本性能がアップしたってところだろう。
http://www.gizmodo.jp/2012/09/iphone_5_40.html
僕は4Sユーザーなので微妙な性能アップだが、4以前のユーザからすればバージョンアップするなら価値ありかもしれない。
ただ、サイズは賛否両論だろう。
見やすくなると言うのと、長くなって使いにくくなると言う両方だろう。
僕はだいたい片手で操作するが、今のサイズは確かに一般的なスマホに比べると小さいが、持ち歩くと言う点ではこの程度で充分だと考えている。
もっと本格的に見たいならパソコンやiPadなどを使えば良い話だ。
一番、引っ掛かるのは電源ボタンが押しにくくなるだろうと言う点。
今のサイズなら片手で持った状態で親指を伸ばせばすぐに届くが、長くなるとワンアクション必要になるか、持ち替えて押さえると言う操作になるだろう。
この中で僕が一番最悪と考えるのはコネクタだ。
僕がAppleが嫌いな理由にMacなどでインタフェースの仕様をコロコロ変えるところがあった。
変える度にそれに合わせてケーブルやコネクタを揃えなければならない。
iPhoneでは長らくそれが無かったので、随分印象が良かったのだが、とうとうお家芸が出たなと言う感想。
構造的に悪くなきゃ良いが、端子が剥き出しでショートが怖いデザインと抜け止めがあるのか?と言う構造。
両面どちらでも挿せると言うのは評価できるが、あれだけセンスの良いデザインをするのにどうしてコネクタだけは今のコネクタもそうだが、センスのない製品になるのか不思議だ。
僕自身は、このサイズ変更とコネクタ変更だけでもかなりマイナスポイントが高いので、既に5Sまで様子見と言う予定にしている。
気になるのは、このiPhone5はLTE対応となっているが、サムソンがLTE特許に関して訴訟を予定している事で、それもかなり強力だと言う話だ。
http://japan.cnet.com/news/business/35021633/
先日はアメリカの訴訟でAppleが勝った様で、特許戦争も泥沼化しそうだ。
実は、その中で一番得をするのは、意外に、WindowsPhoneを提供するマイクロソフトだと思っている。
この秋にはWindows8とWindows Phone 8を搭載した機器が市場に投入されそうだが、既に7では東芝がauからリリースしていて、8はNokia、Huawei、Samsung、HTCなどが最初に発売する様だ。
Android同様に各社から発売されるようになると、この特許争いから若干遠いWindowsPhoneを安全パイとして採用するキャリアも多いだろう。既にDocomoは手を上げている様だ。
個人的には開発の関係もあり、今のGALAXY Tabの支払いが終わる11月以降で、Docomoから出るだろう新しいWindowsPhone8端末へ機種変更しようと考えている。
WindowsPhoneは開発技術がデスクトップのWindows8と共用出来る為、特にアプリの提供と言う点でかなり強みを発揮してくる気がする。
開発に使われるC#と言う言語やWindowsPhoneのコアになるSilverLightはデスクトップでも動作し、全て.NETFrameworkと言うアーキテクチャの上に存在するので開発する側では分かりやすく、これらの開発環境が無償で提供されていると言う点でも戦略的に良かった様だ。
無償であれば手軽に始められる訳で、既に飽和状態で、開発技術も独特で制約の厳しいiPhoneからエンジニアがそちらへ流れる可能性は高い。
開発したアプリをマーケットへ流すためには年間9,800円と言う点はAppleと同じ手法を採用していて、マーケットの売り上げを含んで、Appleの後追いをするつもりだろう。
ちなみに、SilverLightはFlashの様なものだが、実はWindows8で採用されるInternetExplorerではFlashも自社のSilverLightのプラグインも利用できない作りになっているらしい。
HTML5のみに対応と言う事で、これはこれでどうなのか?と言う気はする。
話を戻すが、特にビジネスと言う点では、当面Windows7が継続して利用される可能性が高いが、ビジネス系の開発エンジニアの数ではMacやAndroidよりも圧倒的にWindows系が多い。
そのエンジニアの技術がスマートフォンでそのまま活かせると言う点で、アプリ提供側でも相当な魅力であり、WindowsPhoneにも強みだろう。
実際、WindowsPhoneのマーケットを見ると既に様々なアプリが揃っているのに驚く
http://www.windowsphone.com/ja-jp/store
同じ技術で電話もデスクトップも開発できると言う点で、これからも益々増えて行くだろうし、アメリカのアナリストの中には5年後にはWindowsPhoneがiPhoneを抜くと言う予想もある。
http://www.rbbtoday.com/article/2012/06/07/90208.html
今現在、シェアとしてAndroidが圧倒的だが、先に書いたような日本の業務系コンピュータの事情からすれば、少なくとも国内ではかなり浸透するのでは無いかと思われる。
何より、iPhoneにやられっぱなしの国内端末メーカーはかなり期待している筈で、力が入った機種が数多く出てくるだろうし、ビジネスユーザ向けのアプリも数多く作られるだろう。
Windows8が一般ユーザで浸透し始めれば、互換性などの点でもメリットがあるWindowsPhoneが分かりやすいと言う事で選ばれる可能性は十分ある。
ここで失敗すればマイクロソフトは二度と立ち上がれないだろうし、奇跡の復活を見せるかもしれない。
面白いところだが、これまでも優れた独自技術では無く戦略で拡大して来た歴史を見る限り復活する可能性は高そうだ。
何だかiPhone5の話は殆ど出てこなかった記事になった(笑)。
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