「LINE」がFacebookを目指すらしい? | iPhone De Blog

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iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

「LINE」が、本格的にソーシャルサービスに乗り出す様だ。

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元々、NHNJapanはゲーム制作を手がけているので自然だろう。

現在、「LINE」からの収益は0だろうし、そのうち利益をあげるビジネスモデルへ移行するだろうと思っていたが、ゲームか。。


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iPhone、Android向けのソーシャルプラットフォーム「LINE Channel」をオープンして、当面自社開発のソーシャルゲームを提供していくらしいが、この他参加企業にはKONAMI、サンリオなどの名前が上がっている。


LINEのユーザー数は現在、世界4500万、国内2000万人らしいが、強みは、インストールしているユーザの個人情報を吸い上げて自社データベースへ持っているということだ。


国内に限っていえば、スマートフォンユーザーの44%以上がLINEを利用しているとのことで、利用者を性別年代別に見ると、女性の中では19~24歳の女性が43%と割合が大きく、職業別では会社員が40.5%で、学生の24.2%となっているらしい。



最近提供されはじめた企業向けの「LINE公式アカウント」は、企業がLINEでユーザに直接情報発信でき、オリジナルの「スポンサードスタンプ」を提供できるものだが、初期費用が200万円、月額150万円からで、「スポンサードスタンプ」には1000万円かかるらしい。


これも全てユーザの個人情報をベースにした強みで、金額を聞くと相当強気だ。


「LINE」などの無料通話アプリを僕が嫌いなのは、使用しているユーザの個人情報だけでなく、そのユーザが登録している連絡先の全ての情報を持って行く事だ。

その中には当然、僕の様に「LINE」の様な無料通話アプリが嫌いな人も居るわけだが、僕の知人で、僕の連絡先を登録している人が「LINE」を利用していればとっくにNHNJapanに把握されている。


2000万人のユーザの下には、「LINE」を利用していないユーザを含めた膨大な個人情報がある訳で、それをビジネスに利用しない手はない。

これはFacebookも同様で、Facebookも個人情報を晒す事になるが、異なるのは提供するのはあくまで僕とFacebookの一対一、Facebookを利用している自分の個人情報のみと言う事で、僕が把握している友達の個人情報を提供している訳では無いということだ。

「LINE」を始め無料通話アプリの場合はこれを根こそぎ持って行く点が気に入らないし、幾らユーザがアプリの利用時に連絡帳の情報を利用することを承認したとしても、そのユーザーの連絡先に登録されている人間は未承認の筈で、これだけ個人情報保護云々と言ってる割にはその辺は全く問題視されていないのは疑問だ。


その上、これを認めて、最終的に色々な企業が群がり、巨額の利益をあげる正式なビジネスになってしまっていると言う点で今の日本は病んでいると思う。


一方で、最近、僕もFacebookへ良く投稿するようになった。

元々の目的は既に書いた通りで、現在、友だちの数は15人。


http://ameblo.jp/iphone-fan/entry-11233891693.html



投稿内容はこのブログと大差無いし、焼きまわし的な内容もあるが、実名で登録していて、読んでいる相手も限定されているので、僕も伏字では無く固有名詞で書くことも多い。

期間の割に友達の数が少ないのは、僕の方から友だち申請していないからで、公開している範囲も「友達の友達まで」にしか設定していないと言うのもあるだろう。


こうしておけば、かなり限定されるし、15人全員音楽関係で、それ以外の有人の登録は無い。


今後も、こちらから音楽関係以外で友達申請しない限り、向こうから友達申請できるのは「友達の友達まで」なので、音楽関係以外に広がると言う事も無いだろう。

もちろん、知人はいくらでも居るので申請したらあっと言う間に増えるだろうが、「音楽関係の知り合いの顔と名前を一致させる」と言う目的から言えば、その必要も無い。


只、意外に、昔大学オケで一緒にやっていた古い知り合いから申請があってコメントのやりとり出来たりするのは嬉しい。

Facebookも上手に使えば、この様に範囲を限定しながら楽しめるが、「LINE」はこれからFacebookと同様なプラットフォームを提供するらしいが、どうなるのか見定めたい。


個人的には、元よりソーシャルゲームなんぞ興味も無いし、無料通話なら昼間はSoftBankがあり、それ以外でも、FaceTimeやSkypeなどこれまで利用しているツールもあるので、今のところそれで充分だと思っている。