一楽章のこの箇所はチャイコフスキーの交響曲でも、一二を争うほど美しい場所だが、このフレーズが始まる前の幸せなイメージをビオラが作る時に言ってた話だ。
「君、下宿?月末になると苦しいでしょう?仕送りが来たら嬉しいよね~?
そんな感じ。」
もちろん、具体的なテクニックも話す。
「左手を固く抑えると締まった音になる。暖かい音は柔らかく押さえる。」
なるほど~
そして、「しおくりーがきた~~」とこの箇所にセリフをつけて歌う(笑)
その後のヴァイオリンの美しいフレーズにも「その幸福感をしっかり受け取って」と言って「きょ~~は~めしが~た~べ~られる~」と歌う
上手い!
まだまだ名言は続く。
激しいフレーズを演奏する箇所で「音符を弾くんじゃなくてキャラクターを弾かなきゃチャイコフスキーにならない」
当然、恋愛ネタも混ざる。
かなり盛り上がるシーンが続く箇所で最初から大き過ぎていたので
「まるで、初めてのデートで、シャンパンにケーキに指輪にと持って来てる様なもんで、それじゃ二回目には何にも無いだろう?指輪は最後にしなきゃ」
なるほど~
今日も山ほど大笑いしつつ、感心しながら、あっと言う間に終わってしまった。
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