別にこんな事をしたい訳では無い
僕は普段、DocomoのガラケーとiPhone4S、GALAXY TabにDocomoのMobileWi-Fiルータを利用している。
つまり4台のMobileガジェットを管理しないといけないという事だ。
このうち、一番使用頻度が少ないのはDocomoのガラケー P-09Aだ。
近頃は、連絡は殆どがメールとなっていて、ガラケーを利用する場合は、仕事で掛かってくる場合と、外出先から急ぎで、それも口頭で連絡しないといけない場合しか利用しない。
僕は今のところ個人情報の管理の問題で利用していないが、巷に溢れるスマホ用の無料通話アプリを利用すれば益々携帯の使用頻度は落ちるだろう。
その為、このガラケーを常に持ち歩いて管理するのは面倒だなぁ。とか考えていてGALAXY Tabが電話としても使えることを思い出した。
元々、GALAXY Tabはガラケーの機種変更で購入している訳で、単にSIMをGALAXY Tabへ入れずに使っていただけで、ガラケーのSIMを挿せばすぐに電話として使える。
但し、僕はガラケーのiモードはとっくに解約しているので、ネットやメールはこのSIMを挿しても使えない。
MobileWi-Fiルータへ接続するかWi-Fiへ接続しないといけないが、これは従来と変わらない。
寧ろ、僕のGALAXY Tab は旧タイプの為、Docomoの高速通信Xiに対応していない。
Xi対応のMobileWi-Fiルータ経由で高速通信出来るメリットは充分ある。
若干変則的な使い方になるが、何でこれに早く気が付かなかったんだろう
以前から、移動中はRazikoでラジオを聴いたりしていたし、最近は「NHKオンデマンド」や「Hulu」で動画を見ると言う利用方が増えて、外では、このJabraのEXTREME Bluetoothのヘッドセットを付けていることが多い。
当然だが、車に乗っている時も携帯はヘッドセットで利用する。
GALAXY Tabの電話はハンズフリーで利用できるが、基本はヘッドセットで利用する為、これなら敢えて電話の為にヘッドセットを利用する必要も無い。
と言うことで早速試しにガラケーのSIMカードを挿して電話を掛けたりGALAXY Tabへ電話をしてみたりした。
結局、全て普通のAndroid携帯と同じで、違いは本体がデカイと言うだけなのだが、意外に便利なので、早速、ガラケーのアドレス帳をGALAXY Tabへ移行した。
面倒かと思ったが、意外に簡単で、ガラケーのデータをmicroSDへ保存して、そのmicroSDをGALAXY Tabへ挿してGALAXY Tabの連絡帳アプリのインポート機能でmicroSDを指定したらあっと言う間に終わった。
GALAXY Tabの連絡帳へ移動させてみると、画面も大きく見やすいし、これもAndroid携帯と同じなので、当然だが、普段使っているメールと連携できるので便利が良い。
これまではガラケーで通話、その他でメールと言う具合にしていたのだから連絡先管理が分かれていたのだ。
僕の場合、通話の頻度がかなり低いし、結局この使い方が良いのかもしれない。
GALAXY Tabは元々バッテリーの寿命は長いし、今は、Mobileバッテリーを持ち歩いているのでバッテリー切れも心配無い。
当然だが、他のアプリを使っていてもちゃんと電話が掛かれば着信音が鳴り、相手が表示される。
マナーモードも簡単に設定できるし、音楽や動画を聴いていても電話だけはマナーモードと言う事も出来る様だ。
掛かってきた時には基本ハンズフリーで話しが出来るので、静かなプライベート空間ならそのまま話して良い。
又、ヘッドセットを利用中の場合は自動的に応答出来る設定がある。
仮にヘッドセットを立ち上げて無くとも、ヘッドセットの電源を入れて応答スイッチを押すと電話が受けられる様だ。
こちらから掛ける場合も同じで、そのまま掛けるかヘッドセットを付けていれば、掛けた後はGALAXY Tabを置いたままでハンズフリーで電話が出来る。
ちなみに、応答スイッチを短く2回押すと最後に掛けた相手に電話が掛かるようだが、これは上記のEXTREMEの機能だ。
これまで電話や連絡先関係のアプリをインストールしてなかったが、幾つかダウンロードして入れてみた。
ワンタッチで電話が掛けられるアプリや着信拒否の設定が出来るアプリ(笑)などの他、GALAXY Tabはガラケーにあった赤外線通信機能が無い為、自分の情報をQRコードにして表示出来るアプリなども入れてみた。
この辺も、既に用意してある機能を利用するだけのガラケーとは違って、自分の好みにアレンジ出来ると言う点も良い。
Androidの場合は特にその性格が強いが、機種によっても全然違うし、アプリもiPhoneと違って、審査などが無いので、千差万別。玉石混交と言う感じで無法地帯の為、自分でちゃんとしたアプリを探すのも大変だ。
「プロ向き」とまでは行かなくとも、慣れない人にはそう簡単では無いかもしれない。
只、僕がウィルコムの W-ZERO3[es]を買った2006年頃は、もちろん「スマートフォン」なんて言葉も無く、今の様なマーケット方式でアプリが提供される場所も無く、インストールも大変だった。
結局、こういう物は一部のマニアの物だった。
これが世に広まったのは、やはりスティーブ・ジョブズの功績であるのは間違い無い。
考えたら、パソコンだって似たようなもんだろう。
僕が初めて会社から出向した某大学の電子工学科の研究室で触ったパソコンはNECのPC9801Fだったが、それが1980年前半。
恐らく、今のようなデスクトップPCの形をしたパソコンの走りだろう。既にTVの様な一体型の初期のMacもあった様な気がする。
僕が初めて買ったパソコンが同じくNECのPC9801VM21
定価で390,000円!
A4のサーマルプリンター等を買って合計で50万程だったと思う。
こうなるとちょっとした財産だ。
それでもメモリは640KB(笑) KBだ! 今のノートPCでも普通に1GBくらいは使ってあるので、当時の200倍はあるのに値段は数万円で、その辺のオバサンが普通にパソコンの話をする時代になるのに20~30年程掛かっている事を考えると、まあ、まだまだ歴史は始まったばかりだろう。
それでもパソコンに比較しても爆発的な普及率で、戸惑うユーザも多い筈だが、習うより慣れろだ(笑)
きっと今、スマホに戸惑っている人もそのくらいの年月経てば笑い話になるだろう。
取り敢えず、15,6年前に、DDIポケットのPHS、PT-101から使い始めた僕のガラケーの歴史はこれで終わりを迎えそうだ。
長い間ご苦労さまでした。