僕は物覚えが悪い(笑)
特に人の名前は苦手だ。
例え、どんな美人で、直接会話をしたとしても恐らく3日くらいで忘れている。
なので頼まれた用事の類などは家でのちょっとしたことでも、自分がやっている事を中断してすぐやる様にしている。
でなければ、絶対に忘れているし、「お父さんは頼まれたらすぐにやってくれる」と株も上がるが、その実、やらなかったら忘れてるからやってるだけだ。
仕事の場合でも優先順位は他人から頼まれたことを先にしているのは当然で、そういう風に習慣付けると少なくとも自分の為の事は自分が忘れて困るだけで、逆に「あいつは仕事が早い」と思われているが、その実、やらなかったら忘れてるからやってるだけだ。
それでも、すぐに出来ない事も多く、やはり忘れている場合もある。
そんな時に便利なのが「ToDoリスト」らしいが、実は僕はこの「ToDo」と言うのは一度も使ったことが無かった。
だいたいそんなモノ記録していても見るのを忘れてしまってはそれまでだし、面倒くさがりの僕には書くことすら面倒だ。
なので、このiOS5の「リマインダー」も最初は全く興味がなかったのだが、ネットで見ていて「ロケーションリマインダー」が可能という事を知って、これは使えるかも?と思って使ってみたら何と便利なことか。
元々、iOS5の通知機能は中々便利だと思っているが、当然「リマインダー」はこの「通知」で知らせてくれる。
「ロケーションリマインダー」と言うのは、指定した場所を出る時や到着した時に通知してくれると言うものだ。
例えば、営業マンの場合、外に出ている事が多いが、会社に帰ってやらなければいけない事を移動中に思い出した場合でもこれに登録しておけば、その後あちこち回っても、到着時点で教えてくれる。
仮に時間で登録しておいても途中で寄り道などして予定通りに帰らなかったら、通知されるタイミングが悪くなるが、場所であれば時間は関係ない。
僕の場合は、プログラム開発をやっているとバグなどにぶつかって前へ進まなくなる事があるが、そういう場合は遅くまでやらずにあっさり帰る様にしている。
何故なら、そう言う事は何となく考えているもので、自宅へ帰ってる途中とか寝ている時、風呂に入ってる時に、「あ!もしかしたらこれが原因?」とか思いつくことがあり、それをテストする為に内容を登録したり、他にもやらないといけない修正などをリマインダーへ登録して、事務所へ来たら通知するように設定している。
もちろん、自宅へ帰ってやらないといけない事もあるので、そういうのも登録している。
「リマインダー」は、もちろん時間でも通知してくれるので、「後でちょっとやる」事などはすぐに忘れるのでそういうのをサッと登録しておくと言うのもある。
アラームもあるが、こちらの方が登録が簡単で柔軟だ。
日付モードとリストモードが選択できて、日付モードの場合、カレンダーや下のスライダーから日付を選ぶことも出来る。
ちなみに通知する「場所」と「時間」は併用出来るが、「いつ行くか分からないけどそこへ行った時に」ということで「場所」だけで登録すると当然「日付」モードでは表示されない。
「リスト」モードへ切り替えて左側の「三」のマークをタップするとリストの一覧へ切り替わる。
完了は既に終わったものだ。
「編集」をタップすると新規リストの登録や削除が出来る。
こういう感じで、リストを別けて登録することも可能だが、リストを選択する操作が一つ増えるのでその辺は必要に応じてだろう。
項目の登録も簡単だ
右上の「+」の部分をタップして、やることを入力して改行するだけ
その後追加された行をタップして詳細を登録する。
「後で通知」と言うのは時間で設定する場合で、場所との兼用も可能だ。
「繰り返し」は再通知の設定だ。「毎年」などは誕生日か記念日にでも使うのだろう。
当然だが、用事が済んだら項目の先頭のチェック欄をタップしてチェックを入れればそれで終了で、もし入れなかった場合に繰り返し設定がされていると、その頻度で通知してくれる。
重要度が低い事だが、そのうちやらないといけないことなどは「毎日」を入れて「場所」を設定しておけば(例えば自宅で何かの修理をしなければならないなどと言った場合)、そのうちやる気になるだろう。
「表示項目を増やす」をタップすると「優先順位」や「メモ」も登録できる。
この「優先順位」は僕には利用のイメージが浮かばないし登録した事が無いので良く分からない。
登録方法で既に優先度は決まっている筈で、登録している項目同士の優先度の設定が必要かどうかは疑問だ。
時間か場所か、両方かというのはこの様に選択可能なので内容に応じて設定すれば良い。
場所の場合は、「出発時」「到着時」の何れかを選択できるが、問題は場所の設定だ。
場所は「連絡先」の中にある住所データから選択される様になっている。
連絡先に幾つも住所を登録するのは面倒だが、グーグルマップを利用すると簡単に登録できる。
登録したい場所の名前がわかっていればそこを検索すればその場所へピンがドロップされ、地図上を長押しすることで、任意の場所へピンをドロップすることが出来る。
ピンをドロップしたら「>」をタップして詳細を表示させると住所を含めた「情報」が表示される。
※名前で検索すると住所が表示されない場合もあるので、その場合は一度検索している名前を消去して同じ地図上を長押しすると良い。
この一番左下の「連絡先に追加」をタップして「連絡先」を表示させるとこの場所が連絡先の「住所」欄へ設定され、名前の登録状態となる。
これは、僕のTipsだが、例えば自分の最寄り駅や公共の施設、良く行くスーパーや家電量販店など、敢えて登録するほどでも無い様な場所だがリマインダーで利用したいと言う場合、「姓」の欄に半角の「#」を入れて、名前の部分にその場所を入れると良い。
iPhoneの連絡先というのは「あいうえお順」「英数字順」となり記号が一番最後となる。
つまり姓の部分に「#」を入れると並びとしては一番最後になるのだ。
iPhoneの「グループ」登録は実はiPhoneからは出来ない。
以前書いたが、iCloudへ連絡先を上げている場合はパソコンからグループ分け出来るが、今度は住所の登録が面倒だ。
この方法なら、iPhoneだけで設定できるし、住所だけの情報は一番最後に来るので「連絡先」の中でも分かりやすい。
数が増えた時には「名前の読み」へふりがなを登録すると#の中で「あいうえお順」に並ぶ。当然だが「姓の読み」へふりがなを登録すると当然あいうえお順の方へ移されてしまう。
暇な時にでも、この方法で良く行く場所を登録しておくとさっと「リマインダー」の「場所」登録が出来て便利だ。
僕は勤め人では無いのでそれ程他人から頼まれることは多くないが、人によっては非常に有効なツールになるのかもしれない。