チャイコフスキー、ドボルザークと合わせ三大弦楽セレナーデ(弦セレ)と言われている。
これにスークを加えると四大弦楽セレナーデと言われるが、チャイコフスキー、ドボルザークまでは分かるが何故その次がエルガーなんだろう。
他にもそれなりの作曲家が居るのにと、この曲をやる時にいつも思ってしまう。
他の作品と比べると三楽章までしかなく長さも短い。
リズムも和声も何と無くとりとめの無い感じがエルガーっぽいといえばそうだが、三番目に持ってくるならスークの方が力作だと思うが、三番目に来ないのは、彼はドボルザークの弟子になるので若干色合いが似てるからと言うのと作曲家と言うランクではやはりエルガーの方が上だから?
面白いのはエルガーの弦セレは結婚記念日に奥さんへ捧げたと言われているし、スークも後に結婚するドボルザークの娘に一目惚れした後、彼女の事を想って書いたらしく、どちらも女性が絡んでいる様だ。
まあ、それぞれ全く違う作品だが愛情の表現も人それぞれなのだろう

エルガーの弦セレはコントラバスの休みが多いが(笑)二楽章が中々美しい名曲だ。
今度の日曜日から弦楽合奏の練習が始まるので、スコアを眺めながら研究中

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