今日の夜は延岡で来週のコンサートの練習だ
勿論、単に延岡まで行くのはつまらないので朝から出掛けてあちこち立ち寄る予定
呼んでくれる延岡のベースの友人はもう20年来の付き合いになるが、彼は地元大企業の研究室の室長さんだ。
彼も偶然今回の震災の日に上京していて東京駅に居たらしく、メールで様子を伝えてくれたが、苦労して延岡まで戻って来た様だ。
当然、泊りなので、練習後の懇親会は、今回の震災の話が中心になるだろう。
僕以外も大学教授、コントラバス専門のレストアと職種も年齢も様々だが、音楽を通じた仲間は大切だ。
話は変わるが、僕はGALAXYTabやiPhone等を常時携行するのでカバンが必須だ。
特に一泊など宿泊がある場合は、必ず荷物チェックをする。
特に薬品関係が使い切ってしまってる場合があるからだ。
今の状況なので防災関連用品が人気だが、防災グッズと言うのは、別に非常用袋へ入れておく物で無くとも普段から携行する物でも充分役に立つ。
以下は僕のカバンへ入っている物で、上から単眼鏡、その下はLEDライト、カットバン、胃薬、風邪薬、鎮痛剤、目薬。
このくらい持っていれば、震災と言わなくともちょっとした時は困らない。
薬は当然だが、ライトは夜間だけでなくデスクトップPCの裏が暗くて良く見えない場合なども便利だし、単眼鏡は基本的にコンサート用だが、遠くで何か起こっている場合(例えば事故)にこれで状況を把握する事が出来て、危険回避にも役に立つ。
最近、これに水筒が加わりつつある。これは300ml用だが、一人で半日だったらこの位で丁度良く、これは特に常時携行する為、軽量の物を選んだ。
結局、防災と言うのは普段からの心掛けと言う事で、持ち物も当然だが、普段の行動でも同様だ。
危険な場所へ近付かないと言う事も基本的だが重要だ。
反面、今回選抜高校野球は予定通り開催される様だ。
こちらは開催地が被災地では無く、高校野球の大会と言うのはプロ野球と違って年に何度も無くチャンスが少ない。高校生はその為に必死に練習して来ている。
これを自粛モードで中止としなかったのは中々英断だと考えている。
野球を例にあげたが、僕が気になるのは全てが右向け右と言う状態になることだ。
延期、中止をした方が良いものは中止・延期。地域などによってやれるものはやる。と言う様に主催者が個別に判断が出来ないものだろうか?
しかし、尊い犠牲のうえで、生きている自分たちが亡くなった方に顔向け出来る行動をする為にはどうしたら良いのか?考えるべきだろう。
例えば、被災地では食事もまともにとれない状態なのに給食の残菜が相変わらず出ている様だが、こういう小さな事でも子ども達が気がつく事が出来れば将来の日本は随分変わるのでは無いだろうか。