今日の朝、家事をしながらFMを聴いていると「野菜サポータ」と言う話が聞こえて来た
リスナーと電話を繋ぐというコーナーの特別枠で、その担当者と話をしている様だ
片付けを続けながら耳を傾けると「被災地NGO協働センター」と言うNGO団体で、現在、先遣隊は東北地方太平洋沖地震が発生した翌日に現地に入り、一般人のボランティアを受け入れる体制を整えるため活動しているらしい。
ここは「阪神淡路大震災」をきっかけに作られた団体だが、震災以後も継続して活動をしている様で、話を聞くと、準備が整った避難所から“炊き出し”の提供を予定していて、そこで使用する野菜を、今年1月に起こった霧島連山・新燃岳噴火で被災した宮崎の農家から野菜を買い付け東北の被災地へ送るのが「野菜サポーター」という活動らしい。
火山灰を被ってしまい一般の店頭には並ばないが、品質には全く問題が無い野菜を綺麗に洗って送るそうだ。
この野菜には、噴火の被害を受けた宮崎の農家の「前向きに頑張ってください。」という温かいメッセージがこめられており、「気持ちも野菜と一緒に届けたい。」と支援担当者の女性は話していた。
「野菜サポーター」は、一口3000円から募集している(この支援金が野菜を買い付ける資金に)らしく、詳しい内容は、下記のHPでわかる。
僕は話を聞きながら、これは素晴らしい活動だと思った
単なる募金というのは、自分の出した募金が実際どう言う風に使われるのか分からないが、この活動の良いところは、自分が出したお金が何に使われるかわかる事と、1度の募金で2倍役に立つと言うことだ。
野菜を買うことで、宮崎の新燃岳噴火で被災した農家を救い、その野菜で東北の被災者が救われる。
そして、その活動を阪神淡路大震災で作られたNGOが結ぶ。
こんな活動があったのかと感激した僕は早速サポータとなった(と言ってもネットバンキングで銀行振込しただけ)
僕は基本的に募金をしない主義なのだが、やはり今回だけは特別だ。
何らかの形で協力したいと思っていたものの、只、今の募金活動は殆どが最終的に「赤十字」へ行く様で、その先の使い道ってどうなの?と思っていた。
税金と同じで、出してもその先の使い道は分からないのが、募金の釈然としないところなのだが、これは使い道がハッキリしていて、自分の住んでる九州宮崎の為にもなる。
書き忘れたが、ラジオと言うのはこの様に情報源としても良いが、間に挟まれる音楽でも癒されるし励まされる。
「音楽は闇を照らす光」 ~ 今朝のブログ友達のタイトルだ。
昨日は僕の好きなスガシカオの「春夏秋冬」が流れていた。
出来るだけ気持ちを強く持って冷静に日常生活を過ごしているが、今の心境そのままで、思わず一人で泣いてしまった
やられちまったゼイ・・
春の空はたぶん、思ったよりもずっと青く広い
夏の思い出は 夕焼け色した あなたの笑顔
ぼくは夢を描いて 破りすてては描いて
今日の勇気と昨日のイタミを
同じだけ抱きしめたら
あなたの明日に ぼくができること
ひとつくらい みつかるかな・・・
秋の色づいた木々は さよならの歌うたってる
冬の冷えきった その両手をあたためたい
ねぇ 聞いていい? ぼくは今 うまくやれてますか?
明日へ向かう意味を探して
ぼくらたちすくむけど
大切なもの 守るべきもの
やっと少しだけ わかったんだ
今日の勇気と昨日のイタミを
同じだけ抱きしめたら
あなたの明日に ぼくができること
ひとつくらい みつかるかな・・・