アクロス弦楽合奏団 第四回定期演奏会 | iPhone De Blog

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iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

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曲目はBachの1043番やブランデン三番Dvorakの弦セレ等のお馴染みの曲以外に、Dvorakの弦楽五重奏曲二番が入っている。

http://www.acros.or.jp/r_event/sponsor_detail.php?event_id=2457

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この曲は弦楽四重奏+コントラバスと言う編成で、それも単なるチェロのバックアップと言う存在では無く、しっかり音楽の一部となる様な形で書かれている音譜

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この合奏団の定期は四回目になるが、実は初めて聞いた汗

コントラバスを担当しているN響首席のYさんは、二度程レッスンを受けた事もあり、二度目の時は、丁度第一回の定期の前だったので、聞きに行きますと言っておきながら、中々タイミングが合わなかったが、今回は弦楽五重奏があるので、是非ともと思い、やっと約束を果たす事が出来て良かったニコニコ

それにしても、すばらしいアンサンブルだったグッド!

実は、今回もすっかり忘れていて、昨日の新聞で思い出して当日券で入ったが、A席2000円は安いあせる

S席でも3000円

きょう日、地元のプロのリサイタルでも、その位は取るのに、破格の価格設定はアクロス主催だからだろう。

クラシックのコンサートは高いと言われるが、こんなコンサートだって探せば沢山ある。

アクロスはこれ以外でも手軽に聴けるコンサートを企画しているが、こう言うソフトの充実も大切だろう。

僕は二階下手バルコニー先端部付近の低弦が良く見える場所で聞いたが、コントラバスは素晴らしかった!!

最大で三十人近くになる規模だと指揮者が居ても良い位だが、指揮者が居ない場合は、各奏者の集中力が全てだ。

特に、コントラバスは一本でアンサンブルを支えなくてはならないが、まさに「鏡」の様な演奏だった。

特にピチカートは絶品で、ここで欲しいと言う所で、絶妙のタイミングとニュアンスで入る。

たかがピチカートだが、されどピチカートで、その一発でアンサンブルの方向が決まったりする。

さすが、日本のトップオーケストラの首席は伊達じゃないと思わせる演奏だった。

又、アンサンブルの流れを左右する箇所でも全体のバランスの中で、出過ぎる事無く、流れを作って行く辺りも素晴らしかった。

まさに、普段僕が心掛けている事を一流のレベルでやっているので、非常に勉強になった。

この合奏団はヴァイオリンセクションが特に素晴らしく、単に縦が合ってると言うレベルでは無く、音楽の方向性が一致しながら、やりたい事をやっている感じで、メイドインジャパンのアンサンブルのレベルの高さを感じた。

アンコールのプリンクプランクでは、コントラバスがお決まりの楽器を回すシーンで、しっかり笑いを取っていた辺り、プライベートでは非常に面白いYさんならではだった。

僕はYさんの秘蔵写真を持っているが、これを公開すると相当Yさんの女性ファンが減るかもしれないので、これは公開しない(笑)

こう言うコンサートを聞くと、又、楽器に対するモチベーションが上がる。

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