キリンビアパーク福岡工場 コスモスと工場見学 | iPhone De Blog

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2009年12月7日からスタート
iPhone3GSからiPhoneユーザのLEONがiPhoneやAndroidなどを中心にしたデジタル系ガジェット、IT関連ネタ、趣味のコントラバスやチェロを中心としたクラシックネタ、2022年から始めた自家焙煎に関する話や日常の話まで幅広く書いてます。

前日は、10時過ぎに、JRでバルーンフェスタの会場を出て、吉野ヶ里の駐車場まで戻り、吉野ヶ里の公園で遊ぶ予定だったが、結局、そこを飛ばして、その後に行く予定の、キリンビアパーク福岡工場へコスモスを見に行った。

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車だと、高速を使えば、東背振ICから甘木ICまでは20分程で行けて、工場まででも30分位だ。
この季節は車が多いので、高速降りてから若干渋滞があったが、11時半過ぎに到着。

駐車場は多少並んだが、車を降りると目の前は広大なコスモス畑だ
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以前、この場所はビールの原料となる「甘木二条大麦」を栽培していた畑で、現在は、広大なコスモス畑となっている。向うに見えるのがキリンビール福岡工場だ。

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吉野ヶ里をスルーしたので時間が空いたので、工場見学をしようと言う事になり、待ち時間を調べる為受付へ

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何処もそうだが、申し込めば工場見学をさせてくれる。普段はパッケージングまでの50分コースだが、この季節は申込が多いので短時間のコース。それでも、1時間待ちと言う事で、1時のツアーを申し込む。

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ツアーの券は、同時に最後の試飲の券ともなっている(笑)
この券最初の券でビール1杯とおつまみ、2枚目でお代わりかおつまみと交換できる。

僕はハンドルキーパーなので、飲むのは家人^_^; 良いなぁ~

ちなみに、この季節は、来客も多いので、近くの甘木鉄道大刀洗駅からシャトルバスが無料で巡回しているので、どうしても飲みたいなら、これを利用する手もある。今度一人で行こうかなぁ。。

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受付をとりあえず終了させて、待ち時間で、お昼と言うプラン(作戦)だ。
行楽シーズンは戦略を立てて行動しないと遅れを取る(笑)

ここはビアレストランが併設されているのだが、当然、こっちは見学以上に待ち時間が長いのでパス。

それ以外に、お弁当や焼きソバたこ焼き、から揚げ、ウィンナーと言うジャンクフードのテントが出るが、何処も並ばないと買えないので、見学までの1時間の待ち時間と言うのはそれ程長くは無いのだ。

そして、この時期は、ここで販売しているお弁当は先ず手に入らないし、やはり現在売り切れ中(>_<)

仕方ないので、お弁当のテントを横目にジャンクフードのテントへ並んでいたら、なんと目の前に、偶然到着したばかりのお弁当が出現!(@_@;)

予定では12時半と言われていたが、どうも別便で偶然20個だけ届いたらしい。

もう少し前に並んでいたら気が付かなかったと思うが、日頃の行いが良いのか!?(どうもそうは思えんが)

すぐに、家人はジャンクフードの列にそのまま並ばせておいて、僕の方はお弁当をゲットする為に並びなおした。

この状況で、20個のうちの2個を手に入れられたのは、相当ラッキーだった。
その上、これはJR鳥栖駅で売っている「中央軒」の「しゅうまい弁当」では無いか!3色のそぼろかしわご飯とシュウマイの組合せで中々イケる駅弁だ♪

その他、家人と娘で唐揚げや焼きそば等のジャンクフードと「キリンフリー」を手に入れてレストラン裏の芝生スペースで敷物を広げてお昼。

バルーンフェスタの会場でも使ったが、外遊びは小さな敷物があると重宝するので、車に常備しておくと良い。
このレストラン裏の芝生スペースは中々良い場所で、穴場だ。

ちなみに、警察のお達しとかで、屋外でのアルコールの販売は規制されていたらしく、外でビールは飲めないのでご注意!

恐らく、飲酒運転などの予防が出来ないからだろう。

その代わり、レストランの横に小さなテントスペースを作り、その中だけ生ビールを飲める場所が提供されていたので、飲んでも良い人はそちらへ。

食後はコスモス畑を散策。実に広い。
植栽面積    約 70,000 m2

いわゆる東京ドームの1.5倍の面積だ。

開花本数    約 1,000万本

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程なく、見学の予定時間になってコースへ参加

これは仕込みの為の「糖化槽」
ここに細かく砕いた麦芽と湯を入れ、温度の調整をしながら煮込むとお粥状のもろみができる。

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外にある金色の物は昔使っていた物。

ちなみに、ここから最初に流れ出てくるものを「一番搾り麦汁」、その後にお湯を加えてエキス分を洗い出したものを「二番搾り麦汁」といい、一般的には、この2種類を混合する。

キリンの「一番搾り生ビール」と言うのは名前の通り、この「一番搾り麦汁」を利用している。
これは発酵タンク。酵母を搾った麦汁に加え、ここで発酵させる。
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仕込室でつくった麦汁は、まだアルコールの発生していない麦ジュースだ。

そこにビール酵母を加えると、酵母が麦汁中の糖分を栄養源に生命活動を行い、アルコールと炭酸ガスを代謝すると言う事だ。

見学終了後はお楽しみの試飲タイムとなる。

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僕は当然ハンドルキーパだから「キリンフリー」
以前はビールとソフトドリンクの設定しか無かったが最近はこの「キリンフリー」の選択も増えた様だ。

バルーンフェスタのスタートが早かったので、帰ってもまだ3時過ぎだったので、その後一眠り。

お土産は上が、ビアパークで買った小岩井のチーズセットとスティック。
下が、バルーンフェスタ会場で買った、嬉野「相川製茶舗」さんのお茶。

何故キリンに小岩井かというと同じ三菱グループなのだ!

三菱といえば、龍馬伝で注目されている岩崎弥太郎。

実は、この「小岩井」と言う名前は、明治23年、日本鉄道会社副社長の小野義眞、三菱の2代目岩崎彌之助(弥太郎の弟)、鉄道庁長官井上勝の三人が共同創始者となって作られた農場で三人の頭文字を採って「小岩井」となったのだった。ちなみに、この彌之助の奥さんは、後藤象二郎の長女だ。

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左下の「釜炒り茶」と言うのは、嬉野等一部の地域でしか作っていない製法で、尚且つ、最近作ってるところが少なくなった貴重品だ。

一般的にお茶と言うのは大半が「蒸し茶」といわれ、生の茶葉を蒸して作られる。
この方法だと大量生産が可能なので、流通している日本茶の95%程はこの製法らしい。

一方、釜炒り茶は、新芽を直火にかけた鉄釜、嬉野の場合は「南京釜」と言う釜で炒って、手で揉みながら乾燥させて行く製法なので大量生鮮が出来ない。
反面、香りが非常に良く、1杯目よりも2杯目の方が香りが高いと言われる程だ。

前に嬉野の店へ行った時に、右の夏摘み茶が非常に美味しくて、この釜炒り茶を買ってなかったのが残念だったので今日はこれも買います。と言うと、丁度ご主人が販売されていて、1260円/100gを1050円におまけしてくれた(笑)
又、この「夏摘みうれしの茶」を熱湯で2分位掛けてしっかり出した物を湯のみ2杯位飲むとダイエットに良い。と言う話を聞いた、最近お腹周りが気になっている家人。

その日から、こんな感じで飲んでいる。
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もちろん、僕も毎朝飲んでるが、それだけ長時間出して、紅茶の様な色になっていても全く渋くなく後味が非常に良い。

釜炒り茶は、これよりももっと上品な口当たりで、こんな美味しいお茶を飲むと他のお茶が飲めなくなる(笑)