こんにちは!立体美容外科です![]()
前回の記事に引き続き、
今回は額リフトに関するより深いご質問に
お答えしていきたいと思います![]()
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Q3
効果を得るためには、
皺眉筋(眉を動かす筋肉)の切除を
80%以上行う必要がありますが、
手術のあとに眉間がへこんで
見えることがあると聞きました。
眉間のくぼみができるリスクがあるようで、
ネットでもそのような症例を見かけました。
先生は皺眉筋の処理を
どの程度まで行われていますか?
皺眉筋の切除
皺眉筋(しゅうびきん)を
どの程度切除すれば効果的かについて、
正確に「○%」と示した論文は、
私自身まだ目にしたことがありません。
皺眉筋の切除には大きく分けて
「完全切除」と「部分切除」がありますが、
完全切除を行うと、
実際に眉間がへこんでしまうケースを経験してきました。
そのため、最近では完全切除は避けるようにしています。
代わりに、切除量を決める際には
内視鏡で額の組織をリフトアップしながら、
どの部位が最も強いテンションを生じさせているのかを
リアルタイムで確認します。
額を下方向に引っ張る主な筋繊維のみを
選択的に切除する方法です。
数値で表すと、おおよそ50〜80%程度を目安としています。
ただし、重要なのは「何%」という数字よりも、
「どの部位をどのくらい切除するか」
という点だと考えています![]()
したがって、手術中に筋肉のテンションを
実際に感じ取りながら、
必要最小限の部分を選択的に切除することが、
最も理想的な方法だと考えています。
Q4
固定方法についてお伺いしたいです。
私はエンドタインに対して
少し心理的な抵抗があるため、
骨トンネリング方式での手術を希望しています。
骨トンネリングで3か所固定し、
さらに側頭部の筋膜にも固定を行っている
クリニックがいくつかあるようです。
このような5ポイント固定法には惹かれるものの、
実際にしっかりと剥離が行われているか
どうかまでは分からず、
なかなか決断できずにいます。
「剥離に自信がないから5ポイント固定にしているのでは?」
という疑問も少しあります。
また、骨トンネリングを
デュアルトンネリング方式で行っている
クリニックも見かけましたが、
そこは側頭部に切開を入れずに手術をするとのことで、
やはり剥離の範囲に少し不安を感じています。
「デュアルトンネリング」
という言葉自体には魅力を感じるのですが……。
骨トンネリング法と
エンドタイン系の固定デバイスには、
それぞれに長所と短所があります。
しかし、私の経験上、
手術結果の約9割は「剥離」の精度で決まる
と考えています![]()
どの固定方法を選択しても、
剥離が不十分であれば、
満足のいく結果を得ることは難しいでしょう。
逆に、十分な剥離が行われていれば、
固定デバイスが最終的な仕上がりに
及ぼす影響はそれほど大きくありません。
一方で、発表されている論文を見ますと、
エンドタイン系の固定デバイスは
骨トンネリング法よりも
固定力・持続力の面でやや優れている
という報告が多く見られます。
そのため、私は主に固定デバイスを
用いた方法をおすすめしています。
ただし、触れたときに違和感を感じるなど、
多少の不快感があるのも事実です。
そのため、もしエンドタインに対して
心理的な抵抗やご不安がある場合は、
骨トンネリング法での施術も可能です。
ご希望やご不安な点がありましたら、
カウンセリングの際に遠慮なくお伝えください![]()
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骨トンネリング法
大切なのは、しっかりとした剥離を行ってくれる
クリニックかどうかを見極めることです。
何度強調しても足りないほど、
額リフトで最も重要なのは
正確で十分な剥離だと考えています![]()
固定方法はその次の問題です。
剥離が不十分なまま強固に固定してしまうと、
再発が起こりやすく、
満足のいく結果にはなりません。
逆に、剥離がしっかりと行われていれば、
骨トンネリング法でもエンドタインでも、
どちらでも良好な結果を得ることができます![]()
ただし、固定力や手術中の
リフティング量の調整という点では、
エンドタイン系の固定デバイスにやや優位性があります。
一方で、手術後の違和感の少なさという面では、
骨トンネリング法の方にメリットがあります。
額リフトを検討されている方の
ご参考になれば幸いです![]()
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本日の内容は以上になります![]()
最後までご覧下さりありがとうございます![]()
次回もぜひお楽しみにしてください![]()





