こんにちは!立体美容外科です![]()
フェイスリフトを
検討されている方とご相談していると、
手術を迷われる方にとって
最も大きな抵抗となる要素は、
やはり「耳の前の傷跡」です![]()
こめかみの切開は髪の中に隠せますし、
耳の後ろの切開も耳の裏に隠れますが、
耳の前の切開だけは
どこにも隠すことができません。
そのため、この部分は切開デザインの影響を
最も受けやすい箇所でもあります。
「時間が経てばどうせ薄くなるのに、何が問題なの?」
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
実際どんな切開デザインでも、
1年ほど経つとほとんどの傷跡は薄くなり、
目立たなくなります。
中には、耳の前にまっすぐ切開線を入れても、
1年後にはほとんど見えなくなる方もいらっしゃいます![]()
では、わざわざ複雑なデザインにするが
あるのでしょうか?
――実は、問題はまさにここにあります![]()
シンプルすぎる切開デザインにしてしまうと、
皮膚の性質(体質)の影響を
大きく受けてしまうのです。
まっすぐな切開でも
ほとんど目立たない方もいれば、
白く変色したり、へこんだり、
肥厚性瘢痕となって
盛り上がってしまう方もいらっしゃいます。
これではいけません![]()
切開デザインの原則
私が考える
切開デザインの原則はとても明確です。
「最初から見えない位置に入れること」
縫合糸が残っている状態でも、
糸自体が見えにくい位置に切開を入れる。
そうすれば、たとえ皮膚の性質があまり良くなくても、
構造的に見えにくい場所に隠れるため、
傷跡が目立ちにくくなるのです。
この原則のもとで多くの研究を重ね、
私は「最も傷跡が目立たない切開デザイン」を考案しました。
実際60代以上の患者様の中には、
ご自宅でセルフドレッシングをされる際に、
「縫われていたのに気づかず、
その部分だけ消毒をしていなかった」
とおっしゃる方もいらっしゃいました![]()
傷跡が最も目立つ1か月目の状態
傷跡は、術後1か月頃に瘢痕反応が最も強く出て、
一時的にいちばん目立つ時期を迎えます。
その時期の写真をご覧ください。
最もはっきり見える時期でこの程度であれば、
3か月を過ぎる頃には、
本当に誰にも気づかれないほど薄くなっていきます![]()
少し横から見ると、
まるで元々の耳のように自然に見えます。
この方法の欠点は、時間がかかるという点です。
まるでレザークラフトのように、
耳の形に合わせて一針一針…
皮膚を丁寧にカットして整えていく必要があります。
片耳あたり約15〜20分ほどの追加手技が必要で、
両耳で30〜40分ほどかかります。
簡単な二重まぶた手術が
できてしまうほどの時間です。
多くのクリニックでここまで行わない理由は、
まさにこの「時間」なのです。![]()
耳の前は自分の目では見えにくい部位であり、
たとえ傷跡が残っても、
6か月〜1年もすればほとんど薄くなるため、
術者の立場からすると「形をそこそこ整えて、
『この程度の傷は6か月〜1年で消えますよ』と言えば楽」
というのが現実です。
しかし、先ほどもお話ししたように、
体質によってはきれいに治る方もいれば、
同じ方法でも傷が
目立ってしまう方もいらっしゃいます![]()
白っぽい傷跡、へこんだ傷跡、
盛り上がった傷跡……
本当にさまざまです。
私は性格的に、そういった傷を
残したまま終えることはできません。
時間をかければ傷跡を目立たなくできるのに、
「時間がかかるから」といって残してしまうのは
どうしても納得できないのです。
抜糸のタイミングや、抜糸後のアフターケアも、
傷跡の仕上がりに非常に大きな影響を与えるため、
それぞれに確かなノウハウが必要になります![]()
左側が先ほどの海外の写真、
右側が同じ時期の私の患者様の写真です。
「先生、どこを手術したのか誰にも気づかれませんでした。」
――この一言を時々いただくために、
今日もコツコツと“職人仕事”を続けています![]()
この方法のもう一つの欠点は、
手術をしたことが分からないため、
口コミにつながりにくいという点です![]()
本当に仕上がりが良い方ほど、
「フェイスリフトをしたことを隠している」
ケースも少なくありません。
この切開法では、3か月も経てば手術を受けたことが
ほとんど分からなくなってしまいます。
そのため良い意味で
“手術したことがバレない”
という副作用(!?)があるのです。
要するに、手間を惜しまなければ、
傷跡はそれだけ目立たなくできるということです![]()
本日の内容は以上になります![]()
最後までご覧下さりありがとうございます![]()
次回もぜひお楽しみにしてください![]()







