こんにちは!立体美容外科です![]()
今回は、50代の女性のケースについて
ご説明したいと思います![]()
この患者様は50代後半ですが、
顔の老化が比較的早く進んでおり、
実年齢よりもかなり年上に見えてしまうことを
大きな悩みとしていらっしゃいました![]()
特に、全体的なたるみやほうれい線、
頬骨下のボリュームロスの影響で、
「60代後半に見える」と言われることが多く、
それが強いストレスになっていたそうです![]()
ご本人からも、
「もう少し若々しい印象になりたい」
というご希望がありました。
側面から見ると、
ほうれい線から口元にかけての皮膚が
重たく下垂している状態が確認できます。
また、首の皮膚のたるみにより、
厚みのある首元と
不明瞭なフェイスライン(顎のライン)が
一目で分かります。
全体的に、疲れた印象を与えている状態です![]()
本症例では、頬部の皮膚および
脂肪パッドを広範囲に剥離し、
SMAS層までしっかりと引き上げることで、
全体的なリフティング効果を図りました。
これにより、口元からフェイスライン(顎線)にかけて
連なるたるみを整え、
さらに余剰となった首の皮膚および
脂肪も同時に切除することで、
顎線から首元にかけて
自然で滑らかなラインになるようデザインしています。
また、手術過程で生じた余剰の軟部組織を、
ボリュームが低下していた頬部に移植することで、
より若々しい印象へと改善する工夫を行いました![]()
術後の変化として、
ほうれい線が緩和され、
口元周囲の重たい下垂が改善されたことで、
全体的に軽やかな印象となりました。
術前は顔の重心が下方に集中している状態でしたが、
術後には上方へ自然にリフティングされ、
表情も一段と明るくなっています![]()
頬骨下の陥凹していた部分が補われることで、
顔全体に立体感が生まれました![]()
![]()
この角度から見ると、
頬骨からフェイスライン(顎線)にかけての
ラインが滑らかにつながり、
全体的なバランスが大きく向上していることが
確認できます![]()
フェイスリフトやネックリフトは、
単に皮膚を引き上げるだけの手術ではありません。
顔や首の構造的な問題を総合的に調整することで、
全体の印象を若々しく整える手術です。
特に40代でのフェイスリフトは、
比較的早い段階で手術を受けることで、
より自然な仕上がりが得られ、
若々しい印象を長く維持しやすいという
メリットがあります。
重要なのは年齢そのものではなく、
患者様お一人おひとりの顔の構造や
老化の進行パターンに合った方法を選択することです![]()
皮膚の弾力、脂肪の量、
たるみの程度は患者様ごとに異なるため、
正確な診断には、
直接のカウンセリングと精密な検査が不可欠となります。
フェイスリフト・ネックリフトをご検討中の方は、
2〜3院以上でカウンセリングを受けたうえで、
ご自身に最も適した術式を選択されることが、
満足度の高い結果につながります![]()
本日の内容は以上になります![]()
最後までご覧下さりありがとうございます![]()
次回もぜひお楽しみにしてください![]()








