こんにちは!
立体美容外科の代表院長チョ・ヒョヌです。
最近のカウンセリングで患者様から
High-L頬骨手術法で行いますか?という質問を受けています。
私も最初聞いた時は頬骨手術のネーミングで考えましたが
手術法で説明する院長先生が多いようです!
今日はHigh-L頬骨手術はどんな手術かご説明します。
普通3D頬骨手術という口腔内から切開をする頬骨手術の際には
頬骨をL字型に骨切します。
こちらを見ると赤い骨切線が一般的な頬骨手術の骨切線だとしたら
青い骨切線がHigh-L頬骨手術だと考えていただきたいです。
しかしHigh-Lだとしても絶対に目骨に近く切りません。
黄色の神経線が通る穴があるのでその神経を保存する範囲で
出来る限り上の方に近づいて切ります。
たまに他クリニックでは神経と関係なく
目骨の近くまで切ることもあるようですが
その場合、神経をどういう風に保存するからは
私には正確にわかりません。
では本論に戻って
このように出来るだけ高く頬骨を切ったら何が良いですか?
まず目骨の横から頬骨が広がっている方の場合
頬骨の幅を狭める効果を極大化できます。
この写真は神経線は抜きにした仮想の骨切線です。
黄色のところの頬骨の幅が広い場合は青い線に高めて
骨切すると目骨の横頬骨のボリューム感がたくさんなくなって
頬骨手術の効果が極大化になります。
しかし頬骨の形は人によりますので
目骨の横頬が広がっていない方も多いです。
この場合はわざと骨切線を高めなくてもいいです。
他の長所は頬骨の一番高いところという
MMP(most maximal high point)を含める骨切もできるので
45度頬骨を減らす量を最大限にすることができます。
骨切線が低い場合はMMPの移動がないことが多くて
頬骨手術を受けたけど45度頬骨がまだ大きいとおっしゃる方は
このようなケースだと思います。
私の場合、3D頬骨手術は神経が通る穴の横を骨切して
High-Lの形で行っています。
いずれ骨切線が髙くなればなるほど正面から縮まる面積が多い事もあるからです。
しかし絶対に頬骨をたくさん切ることが正解ではありません。
頬骨を奥の方に近づけて切る場合は副鼻腔が露出されることもあるので
患者様によって安全な方向で手術を行おうとしています。
立体美容外科では頬骨手術に2種類があります。
230度立体頬骨縮小術、3D頬骨縮小術。
230度立体頬骨縮小術の場合は低い骨切線で手術します。
なので45度の頬骨の変化量が足りないので
45度の部位をシェービングして足りない量を補完しています。
手術を執刀する先生により手術の見解が違って手術方向も違いますでしょう?
私の場合、効果面では少し足りないかもしれないけど安全面を
優先で考えて手術した方が将来の副作用を少なめにする最善の手術だと思うので
患者様も本人のニーズに合う手術を行う病院を選んでください!
立体TV