回線の契約をしなくても、端末を買うことができるのをご存じでしょうか?
携帯4社は回線契約をしない客に端末の販売を拒否することがあるようです。

ですが、これはやってはいけないこと。総務省が4社に対して3度の行政指導をしてます。
もし、キャリアでしか販売してない端末が欲しい場合、堂々と端末だけ購入して下さい。
断られた場合、「総務省に通報します」と言って頂ければ大丈夫。
の記事に書いたとおりです。
まぁ、キャリアとしても回線とセットで販売することが難しくなったので、キャリアでしか販売しない端末を扱うこともなくなるかもしれません。
そう考えていくと、ドコモの社長が段階的にショップを閉鎖すると言っている意味がわかります。
なぜなら、割高な3大キャリアの回線だけを契約する人は少なくなり、端末だけを買いにくる人が増えたら、家電量販店や通販サイトと変わらなくなってしまうからです。
だとすると、回線は格安SIM(MVNO)の会社に任せ、端末は、家電量販店や通販サイトに任せるほうがいいのです。
そして、キャリアは何をやるかというと、格安SIM(MVNO)の会社に回線を提供すると同時に、これまでに集めた膨大な顧客データを使って、次のビジネスを行います。
ショップの店員やスタッフの人たちは、変化を望まないので戦々恐々としていることでしょう。
そのとばっちりが、我々ユーザーに降り掛かっているようです。
変化を望まない気持ちはわかります。人には現状を維持したいという防衛本能があるのです。

だから、何かを変える、変わるといったとき、本能的に抵抗します。
新しいことが始まったとき、怪しいと思うのもそのためです。
スマホにしても、スマホが世に出てすぐにスマホに変えた人は、ごく少数でした。
それから、ときが経つにつれスマホに変える人が増えていったのです。
最初は、「そんなの誰が使うんだ。」と言っていた人が多かったはず。それが今では全員スマホを使ってます。
回線と端末の分離は今はじまったばかり。
なので、今は格安SIMに乗り換える人でも、回線と端末を同時に買う人が多いでしょう。
でもすぐに、同時に買う人は一人もいなくなります。
たまたま、同じタイミングで変えたい人はいるかもしれませんが(笑)。
もし、回線と端末の分離をご理解頂けたなら、はじまったばかりの今、試して下さい。
乗り換えのとき、端末を買う必要はありません。お持ちの端末をそのまま使うことができます。
回線契約だけして下さい。
機種変更したいとき、回線契約する必要はありません。
端末だけ買って、SIMカードを差し替えるだけです。
ぜひ、やってみて下さい。

