私が誘拐された日27 | 『拝啓、夫が捕まりました。』でんどうし奮闘記

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こんにちわ。

でんどうしです。

先週は身内の不幸で

連載ストップして

すみませんでした。

すっかり日常に

戻っているので

ご心配なされませんように。

 

前回は母に大切なことを

教わったところで終わりました。

前回まではこちら

今日はだいぶ私が成長します。

続きをどうぞ。↓

 

成長した。

 

成長期を迎えました。

 

補足しますが前回の小学生

時期からこの成長期に至る

まで事件のことを一切

気にしなかったということは

もちろんありません。

多感な時期へと入って

いきますから物凄く

胸を苛まれたりも

もちろんしました。

ただ、前回もお話ししましたが

私を傷つける何もかも

(偏った価値観等)は

正しく無いと完全に

理解したのは10代の中ごろで。

それは誰のおかげかというと

趣味を通じて繋がった様々な人達の

思慮深い価値観との

出会いのおかげでした。

 

特にコスプレは女性も男性も

10代から40代と幅広く、

狭い世界で生きてきた私に

とってあらゆる知識と価値観

を根付かせてくれました。

私の周りの大人たちが

思慮深く、偏りのない知識

をもち、私を対等な人間として

扱ってくれたことによって

そこからの私は自分を恥じる

こともなく、過去の記憶に

捕らわれることを減らして

生きてくることが出来ました。

今そばにいる友人達に

この場を借りて改めて

お礼を言いたいと思います。

本当にありがとう。

 

それから多くが語られない

ところなので、書こうと

思うのですが、私を誘拐したのは

男だったのですが、男だったから

男性恐怖症かというと

そんなことはありません。

(※あくまでも私の場合です。

ただ別件で男性恐怖症なのですが。)

なので男の人と付き合えますし

結婚も出来ますし

もちろんセックスも可能です。

(※重要だから何度でも言いますが

私の場合です)だから言いたいことが

あるのですが、自分の想像を

絶する耐え難い出来事に

遭ったとしても、

人を愛することも出来るし

セックスも出来るし、子供も

もつことも出来ます。

(※しなきゃいけない、という

意味では無いですよ念の為。)

事件の被害者になると

何もかも奪われると思い込んで

しまう方も少なくないので

勇気をもって書かせて頂きました。

私が大丈夫だからあなたも

大丈夫、ということではなく

絶対に何もかもを奪われないと

心に誓って生きている人間も

いることを知っていてもらえたら

本当に本当にうれしいです。

私の伝えたいことが伝わってると

いいな。

 

あと最後にひとつだけ。

良い友人をたくさん作って下さい。

これはどんな時でも

誰にでも言っているのですが

人間一人では生きられないし、

家族はいずれ死別します。

でもたくさんの友人が

きっとあなたを支えてくれる。

友人は宝です。

もし、友人が一人も居ないと

いうのなら私を友人の

一人に加えてください。

いつでもメッセージ下さいね、

ここ居ますから。

 

心の温かい友人達。

成長する私。

 

まだ続きます。

最後までお付き合い

頂ければと思います。

 

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私が誘拐された日28へつづく