僕の現代史(多摩川に魚が住めなくなる) | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

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昭和45年(1970年)

僕は26歳。


高度成長のひずみの公害が頻発して

東京でもいよいよ多摩川に魚が住めないという

騒ぎになった。


映像で泡だらけの多摩川が映し出された。


東京はスモッグがひどくなって、

女優さんも国会議員も鼻毛の伸びがすごいので

気が付いた。


毎日飲む多摩川の水、

毎日吸っている空気。


なんとかせにゃー。


12月25日。

水質汚染防止法。

農用地の土壌の汚染防止法に関する法律制定。


国もアメリカのマスキー法に倣い次々に

手を打っていった。



今日の北京の惨状は東京は経験積み。


現在、韓国、中国の都市を見てきた人がいう、

東京だけが空が青い。


なんと素晴らしい。


日本はそれはマンションの偽装など出るが、

大方はお上のいうことを聞く国民性がある。


一方、隣国は何とか国家の法の網を潜り抜けて

利益に走る傾向がある。


ガソリンなども粗悪品を精製しているので排ガス規制を

クリアした車であっても思うようにいかない。


厳しい規制が実行されないように、メーカーは

政界に癒着している。


だがいよいよ、住めなくなりそうなので中国も

本腰を入れる。


日本は今から45年前にきれいな空気、きれいな水を目指して

スタートしていた。