人生の師 その29 (店長の片腕) | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

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平成19年6月。

山本先生からいわれた店長の片腕は11月にやってくることに

決定した。


では、店長の片腕、当時の副店長候補、白井栄次は

どのようなことをやってきたのだろう。


彼は法政大学卒業後、Fブックに就職が決まった。

Fブックは社員教育が厳しくて有名である。

入社式前に、10日間の教育訓練が合宿で行われた。


合宿訓練中、何度も救急車がきたそうである。

あまりにひ弱なものはそこであきらめて、

入社式には来ないで、70名中、10名が脱落した。

さらに、3年たったときには7名残っただけだそうである。


厳しい中を残った彼はたちまち半年で店長。

行く店で次々業績を上げたので、

どんどん自宅から遠くへ行って、

鹿沼市から真岡市。

そして千葉県へ。


長いときには22時間労働などして頑張った。

そしてとうとう体を壊して、体調回復のため、

退社した。


たくさん賞与をもらっていたが、

やめて半年で底をついた。


そこで今度はS忠に入社が決まった。

そこでも明け方の4時まで仕事をするような

会社であった。


そして、今度はわが社に入社が決まったのであるが、

またまた明け方まで仕事をすることになったのである。


そこまで仕事に打ち込める店長の片腕は

店長にとって、何よりも頼もしいことであったろう。


毎日、明け方まで仕事をするわけでもないが、

12時までは当たり前の毎日であった。


B家具アウトレットの創業であるから、

最初はそのくらいやる人間が二人必要であると

先生は考えていた。


人の2倍働いて通常の家具店の売り上げ。

だから3倍働かないと売り上げは伸ばせない。

そういう人間が二人揃ったということである。