人生の師 その24(出会い) | 吹けば飛ぶよな家具屋のおやじ

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輝次先生から財務対策は私が見るから、営業面は誰かいないかい。

ときかれた。




そのちょっと前、私はY社長と話していたが、

Y社長いわく、チラシ屋さんに全国の家具屋で売れているチラシを

持ってこいと言うと、かならず静岡のH家具さんのチラシを

持ってくるという。




そのチラシを一枚いただいて、研究してみると通常の家具店の価格より

はるかに安いのである。

アウトレットと言っているが、なぜなのかわからなかったが、

魅力あふれるチラシであったのでH社長に電話してみることにした。




H社長は私と勉強仲間であった。

実直で人望があり、本当のことを教えてくれるのではないか、

と思った。




私はもう半年くらいおいしくご飯を頂いていない生活になっていた。

インターネットの落ち込み、実店舗の落ち込み、迫りくる決算の赤字の山

その恐怖と闘っていた。

中村天風先生の本を毎晩読まなければ眠れなかった。

朝飯は毎日まずかった。




H社長へ聞いた。

ご飯、おいしくいただいていますかあ。 

H社長、

はい、おいしくいただいています。

これが最初の挨拶であった。




私の質問に対してH社長は言った。

私は山本先生の言うとうり実行しました。

カチンと来ることも言われますが、とにかく言われたことを

実行するのみでありました。




私はすぐさま、H家具訪問の約束をさせていただくとともに

日ごろ尊敬し、人望のあるH社長がこれほどまで信頼しきる山本先生。

私の心は決定した。




先生に電話を入れると、

白井さんは悠々と商売をやられているものと思っていました。

私の顧問先はもういっぱいに近く、他にも申し込みがあり、

白井さんも検討されるということですか。と言われるので

いえ、もう決定でお願いいたします。と答えた。



では、決算書とこれこれの書類を贈ってください。

いくら私でも再生不可能の場合はお断りすることもあります。

もちろんです。と答えた。




それが4月末のことであった。

5月11日がH家具訪問。

5月14日山本先生来店。


私は中村天風先生のクンバカ法を実行し始めた5月3日。

半年ぶりに朝飯がおいしくいただけたのである。




それはクンバカ法のせいではなく。

信頼するH家具の社長訪問。

山本先生来店。

ここに迷いのない人生の行くべき方向性が決まったためであると感じた。




私は生涯、H社長を尊敬するとともに,

いつまでも交友を深める仲間としてお願いしたいと

思っています。

ありがたい出会いであります。