紹介状をもって、千葉県某所の甲状腺専門病院へ。
すぐに触診、CT、採血、超音波検査、細診診まで実施。数日後に結果を聞きに行きました。
甲状腺乳頭癌と聞いておりますか?
「はい。細胞診の結果、甲状腺乳頭癌に間違いありません」
オカルト癌(原発巣なし)と聞いておりますが?
「いえ、甲状腺に2.5センチほどの腫瘍と他にも頸部に多数のリンパ節転移、肺転移を認めます。TNM分類ですとT2N1bM1です。遠隔転移がありますが、45歳以下(当時41歳)ですのでステージは2です」
経過観察でも良いと聞いておりますが?
「残念ながらこの段階まで進んでいる場合は経過観察は進められません、甲状腺全摘出後に放射線治療になります」
PETで光っていなかったと聞いておりますが?
「PETは高分化の癌に対しては、感度が高くありません。甲状腺乳頭癌ではPETでは反応しない事が多いです。前向きに考えれば、低分化の乳頭癌ではない可能性が高いと言えると思います」
どのくらい悪いのでしょうか?
「個人差が大きく経過が重要ですのでコメントは難しいですが、10年生存率は6~7割位です。ただし患者さんの場合は肺転移の腫瘍(1センチ以下)がそれ程大きくなく、年齢的にも放射線治療が効きやすい年齢の為、あまり悲観的になる必要はないと思います。」
手術はいつになりますでしょうか?
「早く手術したほうが良いので、受付で予約を取ってください。1~2か月以内に手術したいですね」
・・・・・・、ショックだけど病院をかえて本当によかった。心からそう思った瞬間でした。
肺転移があった事で、命に関わるレベルだという事がわかりショックではありましたが、前の病院の診断を信じていたらもっと大変な事になっていました。どうなっていたかわかりません。
その後、食道への浸潤を見る為に胃カメラ(食道カメラ?)のようなものをのんで、「食道への目で見える浸潤はないですね、あまり悲観的にならずに頑張っていきましょう」 とコメントを頂き帰宅しました。
その後、複数入っていた生命保険の内容確認と申請、親族への連絡を行いました。
40過ぎ早々に人生の終末について考えるとは思ってもいませんでしたが、残された時間を大事に過ごそうと決めた瞬間でした。