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(アマゾンで限定版アルテミスぬいぐるみが見られます)

今、ドラマ・もやしもんのキャスト発表で盛り上がる、
あの石川雅之氏の新作ですよ。

どうやら時代は英仏百年戦争の真っ只中。
フランスのへんぴな村の側の小さな森に住む、戦争嫌いの魔女のお話のようです。

あらすじ
戦争嫌いの魔女「マリア」は自らが住む森とその周辺に住む村人が
争い事に巻き込まれるのを嫌い、
使い魔でありサキュバスのアルテミスと共に戦線に混乱をもたらし、
戦争行為を止めさせていた所、大天使ミカエルが現れ、
とある呪いをその体に受けてしまう―――。

と言った感じなんですが、、
この巻自体がまるごとイントロダクションという感じですね。
恐らく、この巻を最期まで読み終われば
「なるほど、こう言う事か」と膝を打つ事でしょうw

もやしもんとは時代も設定も違いますが、
テイストはもやしもんそのまんまって感じがしないでもないですねw
この時代に肌も露なボンデージファッションとかw
菌たちを彷彿とさせる使い魔の動物たちの可愛らしい造型とかw
いえいえ、決して貶してる訳じゃありませんよ?
自分としてはとてもに好意的に受け止めていますw
もやしもんがお好きな方ならすんなり物語に入っていけるんじゃないでしょうかw

今後の展開としては、とりあえず、
マリアが大天使ミカエルに掛けられた呪いにどう対応して行くのか、でしょうね。
このまま永遠に自己の幸せを放棄して、
絶える事の無い人間たちの争いに介入し続けるのか?
はたまた、愚かな人間達に見切りをつけて幸せな人生を送るのか・・・?
この究極の選択をするまでに、
人の世でどのような経験を積んで行くのかが本筋になって行くのでしょう。

また、神を頂点とした天上の教会という存在が、
どのように物語に係わってくるのかも気になりますね。
絶対的な力を持っているようなので、
そうそう物語に介入はして来なさそうな気はしますが。
単に、やり過ぎたマリアに対するお仕置き役として、
各エピソードに落ちをつける存在でしかなかったりして?w

もう一つの対立の構図として、魔女とキリスト教会の形もあるんですが、
こっちはどうするんですかねぇ・・・?
当時の教会の腐敗した様子を悪として描いているように見えるので、
あくまでマリアの敵としての扱いなんでしょかね?
宗教を題材として扱うのはなかなか難しいと思うのですが、
そこまで踏み込んで来るのでしょうか?

最後に、大まか方向性としては、
百年戦争そのものをどうこうするっていう話ではなく、
マリアの周辺の出来事のみを取り上げた、
ミクロ的な視点での物語になって行くんじゃないでしょうかね?
まぁ、あれこれ言いましたけど、
この時点ではただの個人的な感想に過ぎませんので悪しからずw









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1/4 夏目友人帳 9巻 緑川ゆき

1/上 ALL AROUND TYPE-MOON ~アーネンエルベの日常~ 全1巻 
    作:TYPE-MOON 画:Bすけ

1/7 とめはねっ! ~鈴里高校書道部~ 6巻 河合克敏

1/8 坂道のアポロン 8巻 小玉ユキ

1/13 君に届け 10巻 椎名軽穂

1/15 女の子の食卓 6巻 志村志保子

1/19 EVIL HEART【イビルハート】 ~完結編~ 上巻 武智富

1/19 EVIL HEART【イビルハート】 ~完結編~ 下巻 武智富

1/21 MELTY BLOOD【メルティブラッド】8巻
    作:TYPE-MOON/フランスパン 画:桐嶋たける

1/22 氷室の天地 3巻 作:TYPE-MOON 画:磨伸映一郎

1/22 月の彼方、永遠の眼鏡 磨伸映一郎TYPE-MOON作品集 2巻 
    作:TYPE-MOON 画:磨伸映一郎

1/22 へうげもの 10巻 山田芳裕

1/22 ヨコハマ買い出し紀行(新装版) 5巻 芦奈野ひとし

1/23 ダイブ イン ザ ヴァンパイアバンド 1巻 環望

1/23 高杉さん家のおべんとう 1巻 柳原望

1/23 柳原望短編集(仮) 1巻 柳原望

1/27 BLOOD ALONE【ブラッドアローン】 6巻 高野真之

1/29 スキエンティア 全1巻 戸田誠二

1/29 美咲ヶ丘ite 2巻(完結) 戸田誠二

    がらくたストリート 1巻 山田穣

2/5 純潔のマリア(特装版) 1巻 石川雅之

2/5 夏の前日 1巻 吉田基已

2/8 うさぎドロップ 7巻 宇仁田ゆみ

2/10 海街diary 3巻 吉田秋生

2/12 白球少女 4巻 山崎毅宜

2/15 真昼に深夜子 1巻 宮田紘次

2/17 青い花 5巻 志村貴子

2/19 神様ドォルズ 6巻 やまむらはじめ

2/19 ハチワンダイバー 14巻 柴田ヨクサル

2/19 ローゼンメイデン 3巻 PEACH-PIT

2/22 動物のおしゃべり 5巻 神仙寺葵

2/23 勇午 ~フィリピンODA編~ 1巻 作:真刈信二 画:赤名修

2/23 ヨコハマ買い出し紀行(新装版) 6巻 芦奈野ひとし

2/26 毎日かあさん ~うろうろどさ編~ 6巻 西原理恵子

3/5 ハルシオン・ランチ 1巻 沙村広明

3/5 鉄風 1、2巻 太田モアレ

3/10 関根君の恋 1巻 河内遙

3/17 西原理恵子の人生画力対決 1巻 西原理恵子

3/19 シグルイ 14巻 作:南條範夫 画:山口貴由

3/23 ヨコハマ買い出し紀行 7巻(新装版) 芦奈野ひとし

3/23 ナチュン 6巻(完結) 都留泰作

3/23 からん 4巻 木村紺

3/23 ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド 9巻 環望

3/25 放浪息子 10巻 志村貴子

3/25 いい電子 10巻 みずしな孝之

3/25 砂ぼうず 14巻 うすね正俊

3/25 WARKING!!【ワーキング】 7巻 高津カリノ

3/27 狼と香辛料 4巻 作:支倉凍砂 画:小梅けいと

3/27 てけてけマイハート 8巻 竹本泉

4/7 そこぬけRPG 4巻 佐藤両々

4/8 愛気 9巻 ISUTOSHI

4/9 エクセル・サーガ 24巻 六道神士

4/9 3月のライオン 4巻 羽海野チカ

4/9 町でうわさの天狗の子 6巻 岩本ナオ

4/9 雨無村役場産業課兼観光係 3巻(完結) 岩本ナオ

4/10 戦国妖狐 4巻 水上悟志

4/12 第六大陸 4巻 吉祥寺笑

4/19 キャリアこぎつねきんのまち 3巻 石井まゆみ

4/22 鋼の錬金術士 25巻 荒川弘

4/23 勇午 ~フィリピンODA編~ 2巻 作:真刈信二 画:赤名修

4/23 ヨコハマ買い出し紀行(新装版) 8巻 芦奈野ひとし

4/23 おおきく振りかぶって 14巻 ひぐちアサ

4/24 ミミツキ 2巻 相田有

4/27 GUNSLINGER GIRL 12巻 相田裕

4/28 高校球児ザワさん 4巻 三島衛里子

4/30 それでも町は廻っている 7巻 石黒正数

5/8  おたくの娘さん 8巻 すたひろ

5/12 つぐもも 4巻 浜田よしかづ

5/19 惑星のさみだれ 9巻 水上悟志

5/19 ヨルムンガンド 8巻 高橋慶太郎

5/21 ヒストリエ 6巻 岩明均

5/21 無限の住人 26巻 沙村広明

5/21 誰も寝てはならぬ 13巻 サライネス

5/21 友達100人できるかな 3巻 とよ田みのる

5/21 とりぱん 9巻 とりのなん子

5/21 ベントラーベントラー 3巻(完結) 野村亮馬

5/21 生活  1巻(特装版)(完結) 福満しげゆき

5/25 Landreaall【ランドリオール】 16巻 おがきちか

5/27 放課後プレイ 2巻 黒咲練導

5/27 でじぱら 5巻 高木信孝

5/28 MOON ~昴 solitude standing~ 6巻 曽田正人

6/4 Kiss×sis【キスシス】 6巻 ぢたま某

6/7 らいか・デイズ 10巻 むんこ

6/11 君に届け 11巻 椎名軽穂

6/11 ねこむすめ道草日記 4巻 いけ

6/11 アオイホノオ 4巻 島本和彦

6/15 乙嫁語り 2巻 森薫

6/18 はやて×ブレード 12巻 林家志弦

6/22 ちろちゃん 3巻 結城心一

6/22 リューシカ・リューシカ 1巻 安倍吉俊

6/22 わ! 2巻 小島あきら

6/23 勇午 ~フィリピンODA編~ 3巻 作:真刈信二 画:赤名修

6/23 謎の彼女X 6巻 植芝理一

6/23 タイタニア 5巻 作:田中芳樹 画:ガンテツ

6/23 宇宙兄弟 10巻 小山宙哉

6/23 おおきく振りかぶって 15巻 ひぐちアサ

6/23 ヴィンランド・サガ 9巻 幸村誠

6/23 高杉さん家のおべんとう 2巻 柳原望

6/26 ベルとふたりで 2巻 伊藤黒介

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久しぶりの吉田さんの単行本ですなー。

この作品は、吉田さんの作品「水の色銀の月(以下、水銀)」の前日談なんですよ。
水銀の主人公の一人「青木哲夫」がまだ美大の苦学生だった頃の、
若き芸術家としての苦悩や、等身大の青年としての悩みを、
繊細かつ鮮烈に描いております。

あくまで、これまでの美大生たちを描いた漫画からの印象なんですが。
若い芸術家という人たちは自己の内面をどんどん掘り下げて行って、
内に篭る傾向があるように見えるんですよね。
自分自身に自信が持てず、他者の意見に自分がブレてしまうのを極端に恐れて、
人との関わりを遠ざけて更に孤独に陥って行く・・・。
そんな哲夫もご多分に漏れず、一人で鬱々と悩み続けているもんで、
読んでいて少々イラッとしなくもないですなw
けど、そう言う青さは皆通って来た道でしょうから、
どこかに共感する部分は確かにあるんじゃないかと思います。

しかし、この漫画の見所はそこじゃないんです。そこじゃないんですよ。
ぶっちゃけて言うと、哲夫のバイト先で知り合った画廊の店長
「藍澤晶(あきら)」とのラブシーンが非常にエロいんですw
水銀でもその傾向は見て取れましたが、更に進化してますなw
繊細なタッチで描かれる晶の体が、
本当にふくよかで柔らかそうな大人の女性の体をしててたまりませんw
また、晶が常に和服を身にまとっているのもポイント高いですねw
乱れた和服の淫靡さというものを再認識させられましたよw

ここまで言っておいて何ですけれど、
そういう即物的なエロスばかりに目を向けがちですが、
哲夫と晶の恋物語も中々いいんですよ?w
晶という女性そのものも、とても可愛らしいですしね。
女を知らない貧乏美大生と画廊の店長をしている
大人の女性というシチュエーションは、
それだけで男を惹き付ける物がありますが、
むしろ大人の晶が哲夫にハマって行く様子がとても可愛らしいんですw
けれど、要所では若い哲夫を受け止める器の大きさを感じさせるところも、
やはり大人の女性の魅力を醸し出してて良いですよw

しかし、これが水銀の前日談と言う事は、
晶との別れが避けられない未来として待っているんですよねぇ・・・?
そうなると、いくつかの展開を予想する事が出来ますが、
なんとなくどういう別れ方をするかは
自分としてはこうじゃないかと言うのが一つ浮かびますね。
あえてここでは書きませんが。

最後に、酒に酔った哲夫が語った、
女性の好みに対する至高の一言をご紹介いたします。


「気が強い年上の女性にやさしく叱られたい」


この一言に何か感じる物がある方は是非ご一読くださいw
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

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前巻の感想で重い雰囲気が軽くなったとか言ってましたが・・・。
すいません、撤回しますw

迅火たちの、龍の霊力改造人間・神雲から逃避行は、
途中で四獣将の一人でありながら豪放磊落を絵に描いたような大男、
「虎の道錬」との呑み比べなどもあり、意外と楽しい道中でした。

しかし、この道中で、人や闇(かたわら)、
敵である筈の断怪衆の中にも道錬のような好人物が居て、
それぞれを隔てる壁の存在が曖昧なものに感じ、
一体何故争わなければならないのか解らなくなってしまいますよ。

その後、迅火討伐の命を受けた道錬と迅火の真正面からのぶつかり合いは、
純粋にお互いの力のみを競い合う姿の中に、
種族の柵を越えた理解の存在を感じさせてくれているような気がします。

そんな激しい戦いの後、新しく生まれた命を見て咽び泣く迅火の涙に、
どういう思いが込められているのかを想像すると胸が痛みますね・・・。
そうして、また続いてしまった負の連鎖を
背負いながら続ける迅火たちの旅の結末が、
本当に幸せな物であって欲しいと願って止みませんよ・・・。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

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あらすじ(裏表紙より転載)
博士号はとったものの、無職で大学の研究室に居る温巳(はるみ)は
未来への見通しつかないまま日々を過ごす31歳。
ある日、歳若い叔母の美哉が急逝し、
12歳の従妹・久留里(くるり)を引き取る事に。
他人に心を開かない久留里との共同生活。
ふたりが近づくきっかけは「おべんとう」だった。
少し(!?)ラブ入りハートフルおべんとうコメディ、軽やかにスタート。
久留里のかわいさにクラクラです!!

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
この作品が単行本化されるのを待ち続けておりましたw

まず、何と言っても久留里が可愛らしいんですw
表紙からも判るように、確かに見た目も可愛いんですが、
その可憐な容姿とは裏腹に、普段は無口でぶっきらぼうな久留里の、
たまに見せる笑顔がホントにいい笑顔してるんですw
第1話で、温巳の為に初めて作ったお弁当が空になって帰ってきた時の、
「もふーっ」ととても嬉しそうに笑うその笑顔で、
この単行本を必ず買うと心に決めてましたw

そして、31歳の独身男と12歳という微妙な年頃の女の子が、
一つ屋根の下で暮らすストーリーもこれからどうなるのか気になりますね。
それまで生活力が皆無のオーバードクターと、
母子家庭で育ったやりくり上手の女の子の、
ギクシャクとした生活感溢れる日常の描写は非常におもしろいですw

また今の所、保護者である温巳は、
母親を亡くしたばかり久留里に対して父性を刺激され、
久留里との関係を家族として捉えつつ、始まったばかりのこの共同生活を、
空回ったり見当違いの方向に行ったりしながらも、
自然な形にして行こうとする努力に感情移入させられますよ。

一方、久留里の方も、初めて接する男の家族?に戸惑いながらも、
家では決して裕福では無い家計のやりくりをし、
学校ではそのぶっきらぼうな性格から少し孤立しながらも意に介さず、
逞しく生活している様子が楽しいですねw
しかし、まだ母親を亡くした心の傷が癒えておらず、
温巳の存在を支えにしている所もあるようなので、
今後の温巳に対する久留里の心情の変化も見逃せません。
ですが、本編の最後のコマで従兄弟との結婚が合法であると知った時の表情が、
久留里の心情を雄弁に物語っていますなw

今後、それぞれに広がりを見せつつある学校生活での様々な出来事が、
二人の関係にどのような変化をもたらすのか楽しみですね。
まー、良い事も悪い事もあったりするんでしょうけど・・・。
また、消息不明の久留里の父親の存在も気になる所です。
そのあたりに微妙に不穏な匂いを感じさせるので、
今後の展開に暗い影を落とすんじゃないかと心配してしまいますよ。
けれども、きっとこの二人ならハッピーエンドを迎えてくれるだろうと言う雰囲気を
感じさせてくれる楽しい漫画です。
オススメ!
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いよいよ、アニムスの泥人形との戦闘も佳境に入って来ましたな。
獣の騎士団が勢揃いしたその表紙からも、
物語がいよいよ大詰めに入った事が伝わって来ますよ。

10体目を倒し、11体目のマイマクテリオン(以後マイマク)との戦闘に挑む前に、
更なるレベルアップを目指して壁に突き当たった風巻さんでしたが、
その苦労の結晶を物の見事に破壊されてしまったシーンは笑えましたなw
あの風巻さんの目に光る涙もさる事ながら、
泥人形であるゾンアーベントも涙目になっているのが可愛らしかったですねw
物言わぬ泥人形の背景に「ひ、ひどい・・・(;д;)」
という心の声が聞こえて来ましたよw

そのあと、夕日と祖父の感動的な和解の後に、
アニマが課した夕日への試練がまた泣かせますな。
こういう伏線だったのねー。
これ以上は何言ってもネタバレになりそうなんでここは端折りますw

で、いよいよマイマクとの本格的な戦闘に入るんですが、
そこに現れた姿には意表を突かれましたw
ある意味、南雲さんとの因縁の対決が実現したとで言うかw
カバはその外見に似合わずアフリカで最も獰猛な動物の一つと言われてますから、
その当時、南雲さんが勝利したのは当然の結果とも言えるでしょうw

けど、マイマクがその戦いに満足せずに再戦を要求して去った後、
白道さんが夕日と協力して特訓し、
そのお礼と称して白道さんの部屋で手料理を振舞うんですが、
お互いを意識し過ぎてろくな会話も無く終了しそうだったのを、
シアのあの一言が空気を変えてくれましたなw
シア、ナイスフォローw d( ̄▽ ̄*)
伏し目がちに告白する白道さんの真っ赤になった顔が可愛らしくてたまりませんw

そして、初の人語を解する泥人形・マイマクとのもの悲しい決着が付いた後、
夕日が指し示す空に浮かぶ巨大な影・・・。
それこそは、精霊アニマが密かに用意した
対ビスケットハンマー用カウンター小天体兵器!
その名も「ブルース・ドライブ・モンスター」!!
巨大な槌と盾を持ち、無表情に宇宙を漂うその姿は、
そのモンスターと言う名が示す通りのド迫力。
味方であるはずの獣の騎士団さえもが驚愕する
前代未聞の最終兵器は一見の価値がありますよ?w
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あらすじ(裏表紙より改変して転載)
「久住秋央」はヴァイオリンを習う少年。
秋央は幼馴染みの父親がコンサートマスターを勤める
コンサートの練習を見に来ていた。
だが指揮者の曽成氏とオーケストラの息は全く合わず、
休憩時に曽成氏は失踪。
そこへ現れた少女「曽成ひびき」が父の代わりだといきなり指揮を振り始め・・・!?
天才少女との鮮烈な出会い―――
そして秋央は成長し―――
音を奏でる若者達の音楽青春ストーリー!

漫画好きの方ならこの漫画をお読みになって、
あの「のだめカンタービレ」を思い起こし、比較される方も多いでしょうね。
確かに多少設定の違いはあれど音楽大学を舞台とし、
一人の天才を軸にして周囲の人間を動かすストーリー展開は良く似ています。
しかし、それは「のだめ」以前に確立されている手法なので、
今更どうこう言う話では無いでしょう。
それに、これまでのやまむら氏の漫画の傾向からして、
「のだめ」みたいにあそこまでコメディに走る事は無いでしょうし?
故にこの漫画は、「のだめ」よりも重く、
シリアスな展開を見せるクラシック音楽漫画として
認識して頂ければ良いのではないかと思います。
(息抜きとしてコミカルなシーンも挟んであったりはしますが)

あと、音楽ジャンルの漫画として重要な、
漫画表現としての音楽の緊張感や高揚感は、
確かにこの漫画にも備わっているように感じますよ。
クラシックに対して偉そうに語れるほど深い造詣がある訳じゃありませんけれどw
しかし、ひびきがその天才性の片鱗を見せるシーンなどには、
背筋にピリッと来る衝撃を感じ取れますよ。
また、もう一人の主人公・秋央が、
ひびきの才能を目の当たりにして自分の音楽に対する姿勢を思い悩む姿は、
クラシック音楽そのものへの興味を引き出させてくれていますし、
秋央が今後どのようにして成長して行くのかも見所の一つとして挙げられるでしょう。

更に、やまむら氏の漫画の重要なファクターとして、
魅力的な女性キャラが挙げられますが、
この漫画にも充実した女性キャラたちが布陣されておりますよw
少年のような繊細な風貌を持ち、明るく大らかな性格で秋央に接して来るひびき。
秋央の事を思いつつも親の都合でドイツへと旅立ってしまった、
秋央の幼馴染みの「迫田美月」。
身長は小さいけれど、秋央を厳しく指導する「如月先生」は
成熟した大人の女性を感じさせますし、
長く伸びた美しい黒髪を持ち、
感情表現に乏しくミステリアスな雰囲気を醸し出してはいるけれど、
胸の自己主張は只事じゃない同級生「波多野さん」などなど、
様々女性が今後どのようにして秋央との関係を深めて行くのか
非常に気になりますねw

最後はなんだかハーレム物のような誤解を与えてしまったかも知れませんが、
ブログ主の特殊な漫画の見方ですので誤解の無きようw
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
今年もやって参りましたこの企画。
誰が待っているのかと問われると、
とても悲しくなるのでそこは深く追求しない方向で。

 

さぁ、自虐もほどほどにして、さっさと作品を紹介していこうと思いますが、
今年1巻が発行された作品と、完結した作品のみを取り扱っております。
作品の紹介順序は単に購入日順です。

 

 

それでは、始まり始まり~。

 

 

 

 

 

 

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放課後プレイ 1巻 黒咲錬導

 

 

・テラエロス。彼女さんの黒ストッキングを履いた足の艶かしさがたまりませんw
 次巻はいつになるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

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キャリアこぎつねきんのまち 1巻 石井まゆみ

 

 

・あれ~・・・? この作品って全然ネット上で話題に取り上げられてないな・・・。
 そんなに受けが悪いのか? 前作「~きんのもり」の時もそうだったけど。

 

 

 

 

 

 

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ベントラーベントラー 1巻 野村亮馬

 

 

・癖のあるSF作品ですが、外星人・クタム君のキャラが好きですね。

 

 

 

 

 

 

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終わりと始まりのマイルス 1巻 鬼頭莫宏

 

 

・不思議な世界観のファンタジックエロコメディ?
 俺もまいちゃんに癒されたいのぅ。

 

 

 

 

 

 

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HELLSING【ヘルシング】 全10巻 平野耕太

 

 

・大団円。最後の最後まで楽しませてもらいました。

 

 

 

 

 

 

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シュトヘル 1巻 伊藤悠

 

 

・原作無しでの作品はどうなるのかと思いましたが、
 期待を裏切らない出来でした。

 

 

 

 

 

 

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以下略 1巻 平野耕太

 

 

・ゲーム雑誌での連載なので、ゲームが題材になっているのと、
 非常に濃いパロディネタを笑いにしてるので、
 解る人にしか解らない作品になっております。
 感覚としては、ヘルシングのあとがき漫画をゲームネタにした感じとでも言うか。
 あまりにターゲットが狭いのでレビューをしておらず、リンクはありません。
 ゲーム好きで尚且つヒラコーファンである人向けですね。

 

 

こちらのアマゾンのサイトで一部閲覧できるようになってます。




 
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看板娘はさしおさえ 全4巻 鈴城芹

 

 

・ジャンルとしては萌え四コマになるんでしょうが、
 ほのかなエロさと可愛いキャラが好きでしたw

 

 

 

 

 

 

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高校球児ザワさん 1巻 三島衛里子

 

 

・最近の連載ではあまりザワさんの女らしさがクローズアップされてないので、
 少々寂しい気もしますねw

 

 

 

 

 

 

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伊藤潤二の猫日記よん&むー 全1巻 伊藤潤二

 

 

・見た目のインパクトは今年一番だったかも。

 

 

 

 

 

 

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ベルとふたりで 1巻 伊藤黒介

 

 

・アキちゃんの死んだ魚のような目が好き。
 
  こちらの7&Yのサイトで一部閲覧できるようになってます。
  しかし、ヤフーコミックを一度もご覧になったことがない方は、
  専用ソフトのインストールが必要になるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

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友達100人できるかな 1巻 とよ田みのる

 

 

・とよ田さんの新作は、とよ田さんらしい笑いあり涙ありの楽しい作品で、
 とよ田さんの漫画に対する真っ直ぐな気持ちがそのまま画面に現れております。

 

 

 

 

 

 

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乙嫁語り 1巻 森薫

 

 

・このリストの中でどれか一つ人に勧めるとしたらコレを選びます。
 アミルさん可愛いよアミルさん。

 

 

 

 

 

 

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ミミツキ 1巻 相川有

 

 

・獣耳フェチの方に。

 

 

 

 

 

 

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百姓貴族 1巻 荒川弘

 

 

・荒川ギャグを一冊丸ごと詰め込んであります。

 

 

 

 

 

 

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ぼくらの 全11巻 鬼頭莫宏

 

 

・とうとう完結してしまった・・・。と言うのが今の正直な感想です。
 最終巻の感想はまた後日に。

 

 

 

 

 

 

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まじかるストロベリィ 全10巻 まつもと剛志

 

 

・これ入れるの忘れてた。
 つい先日始まった新作も引き続き購入ケッテーイ。

 

 

 

 

「のだめカンタービレ」は本編は完結したけれど、
現在、外伝の「オペラ編」がまだ連載中なので今年は見送る事にしました。
あと、この文章を作成中の今現在(12/28)、
まだ発売になっていない作品の判定は来年に回します。

 

 

 

 

 

 

今年は森薫さんの「乙嫁語り」が光ってたように思いますね。
あの描き込みと、その舞台となる土地の文化に対する深い理解には
惹き付けられるものがありますよ。

 

 

 

 

さて、最後になりますが、皆さんは今年どんな漫画に出会って来たのでしょうか?
まだ知らない名作があればどんどん教えて頂きたいですね。

 

 

それでは皆様、良いお年を。

 

 

もしくは、明けましておめでとうございます。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

 

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前巻の最後でアールとCIAの幹部・ブックマンとの関係が発覚してましたが、
その流れに沿って今巻はアールにスポットを当てた話でしたな。

しかし、この人の描く怖いお姉さんはどうして皆こんなに魅力的なんでしょう?w
いや、今回のオペレーション・アンダーシャフト編での敵役として出て来た
「ヘックス」と言うCIAの女性兵士の事なんですがね?
このお姉さんがまた美人でグラマーなのに、
兵士としての腕も凄くて危ない性格してるという、
ぶっちゃけ自分好みのキャラクターなんですわw
そのヘックスと武器商人・ココとの因縁が、
今回のエピソードの発端になってるんですよ。

で、ココやアール、ヘックスが抱えるそれぞれの過去と
ブックマンの思惑が複雑に絡み合ってストーリーが進行して行くんですが、
コレが凄く良いんですよねぇ・・・。
何と言うか、このエピソードの完成度が凄く高くて、
まるで一本の映画を見ているかのようです。
そして、今回の事件で背負ったココとブックマンの喪失感には、
この世界の在り方に付いて深く考えさせられる物がありますよ。

また、エピソード内でブックマンとアールがココについての分析を披露してましたが、
ココが家族同然の仲間を失っても武器商人で在り続ける事に、
どういう意味があるんでしょうかね?
その秘められた目的と言う物がどういう物なのかが今後の新たな見所として加わり、
更に作品としての厚みが出てきたような気がします。

あと小ネタなんですが、ココたちがヘックスに襲われた時に、
ブックマンが路駐のベンツを衛星からの指示でリモートコントロールしてましたが、
ホントに出来る事なんですかね?
だとしたらCIAの技術力テラオソロシスw

最後に蛇足ではありますが、時期的にこのエピソードのちょっと前に、
「ワールド・オブ・ライズ」と言うディカプリオが主演した映画があったんです。
こちらもCIAのエージェントの話なんですが、
今回のヨルムンガンドの設定と良く似ていたので、
興味のある方は一度観ておかれるのも宜しいかと。
正直、あまり面白いとは思いませんでしたがw




<今回のムンムンガンド>

 トージョ、俺にもよこせ。
http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php

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あの「鋼の錬金術士」の作者、荒川弘氏による農家エッセイです。

既にご存知の方も居るかと思いますが、
荒川さんのご実家が北海道で農業を営んでおられて、
ご本人も漫画家になる以前は家業を手伝っておられたそうで、
その体験談や農業高校へ通っていた時のエピソードなどを紹介しています。

エッセイ漫画と言うと、
落ち着いた雰囲気の漫画をイメージされる方も多いと思われますが、
この漫画はそうではなく、
鋼の錬金術士を読んだ事のある人ならご理解頂けると思いますが、
本編でのギャグパートやあとがき4コマでのテンションの高さそのままの、
あのノリで描かれておりますw
北海道という広大な土地が持つ自然のパワーと、
その自然に根差して生きてきた北海道民の大らかさとが、
荒川ギャグのハイテンションと融合して見事なハーモニーを奏でておりますよw

また、農業高校でのエピソードなんかは、
ちょっとハイテンションな「動物のお医者さん」と言った感じですねw
どちらも北海道が舞台の農業系の学校が舞台ですし?w
あちらは例えるなら、
文化部的なほのぼのとしたエピソードが中心のイメージですが、
こちらはモロ体育会系のノリで授業や実習をこなす生徒たちの
パワフルな日常が楽しめますよw

ただ、隔月刊誌での連載なので、
次巻が出るのはだいぶ先になるのが何とももどかしいですねw
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